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3本ローラーはロードバイクの室内トレーニングに欠かせないパートナーだ。日本の四季はけっこう大変だ。夏は35度以上冬は氷点下、そしてとても雨の多い時期がある。そんな時3本ローラーがあれば屋内でも実走さながらのトレーニングができる。
これまで2台の3本ローラー、さらにはモッズローラーのローラーを3回も交換している管理者の私が3本ローラーの乗り方、選び方、さらには安いモデルなどもピックアップして3本ローラー台をチェックしてみた。
こんな方におすすめ
- 3本ローラー台のメリットやデメリット
- 3本ローラーの選び方
- 3本ローラーの乗り方
- 3本ローラーで出来ると良いこと・あるといいもの
- 3本ローラーのオススメローラー台
この記事の目次
室内で実走さながら乗るなら3本ローラーがオススメ!
ロードバイクをいつでも乗りたい、また時間や天候に関係なくライドしたいという方は・・・かなりローラー台が気になるのではないだろうか。
ローラー台の代表といえばリアを固定する「固定ローラー台」、そして今回の主役である3本ローラーとなります。
安定性ということであればリアが固定されている固定ローラーのほうがよいです。
より実践的なトレーニングを目指すのであれば実際に走っている感覚に近い3本ローラーがよいでしょう。
きれいなペダリングと良いフォームが身につく3本ローラー
ロードバイクをローラーに固定しない3本ローラーは当然ローラーの上でペダリングをしながらバランスをとる必要があります。
どんな格好や適当なペダリングでも問題ない固定ローラーと比べ、きちんとバランスを取りながら走る必要がある3本ローラーはペダリングスキルの上達、また体感を鍛えるのにも非常に有効です。
さらにペダリングをするのにムダの無いフォームやきれいに回すペダリングなども体に染み付いていきます。
3本ローラー台のメリット
3本ローラー台のメリットはいろいろある。固定式ローラーと比べ一番大きな違いはローラーにロードバイクをそのまま乗せて走り出せるところです。
3本ローラー台のメリットは以下のようなものがあります。
- いつも乗っているロードバイクをローラー台に乗せるだけの手軽さ
- 摩擦によりタイヤが減らないのでいつものタイヤでOK
- トレーニングタイヤなどが不必要
- 複数のバイクが合っても使うことができる
- 固定されていないのでバイクのバランス感覚も鍛えられる
- 実走に近い乗り味
- ペダリングスキルの向上
- 折りたたみできるものもありしまうときに省スペース
- レース会場などに持っていきやすく、持ち運びも便利
3本ローラー台のデメリット
メリットが多い3本ローラーではあるが、もちろんデメリットもある。
- 初心者は乗りなれるのが大変
- 固定されていないので脱輪落車の危険がある
- 固定ローラーに比べ騒音が大きい
- 固定ローラーに比べ振動が大きい
- スマートローラーなどの機能はない
- 乗っている限りペダリングを続ける必要がある
3本ローラー台の選び方
3本ローラー台を選ぶときに確認をしたい項目を確認しよう。
ローラー台の負荷調整機能があるか?
出典:アマゾン
3本ローラー台に必要になってくるのが負荷調整機能です。値段が高いモデルには標準でついてくる場合もあります。
スタンダードモデルでもオプションなどの後付で対応できるモデルもあるので負荷調整機能が必要な方は要チェック。
レースやヒルクライムなどを目指す方は負荷調整機能は不可欠。3本ローラーはかなり淡々としたトレーニングになるため、負荷調整機能などでメリハリを付けることは大切。
逆にロードバイクビギナーであれば後付の負荷調整機能でOKです。あとあと必要になることもあるので、オプション設定があるかどうかは必ず確認をしておきましょう。
振動・騒音が少ないのはローラー径が大きいもの
3本ローラーのローラーはロードバイクのタイヤが直接乗る部分です。ここは3本ローラーのいちばん大事なところと言ってもいいでしょう。
3本ローラー台は基本的に固定ローラー台に比べ振動や騒音が大きめです。アパートやマンションなどの集合住宅では騒音トラブルのもとになりかねません。
比較的騒音が少ないのはローラー直径が大きいものが静かです。またローラー直径が大きいものは当然のことながらフレームも大きく、高剛性になっているので振動も少なくなります。
3本ローラーが不安な方はハイブリッド
出典:アマゾン
ハイブリッドローラーは3本ローラーほどではないが、固定式に比べるとリアルな自走感がある。転倒の危険性もなく安心です。
折りたたむとコンパクトになり、また2段階の負荷調整機能もついている。ホイールベースもバイクによって可変できる。フロントホイールを外して乗せるだけは固定にはない手軽さ。
レースなどに持ち運びたい場合は折りたたみ式
出典:アマゾン
モッズローラーなどに代表される折りたたみ式はレース会場などに持ち込みが手軽にできる。ほぼ3分の1サイズになるので、コンパクトに車に乗せることができる。
もちろん、開くのも工具いらずであっという間に練習ができる。
3本ローラーのローラーは消耗品
出典:アマゾン
実は3本ローラーのローラードラムは消耗品となっている。オレもこれまで2回ほどローラードラムを修理に出している。
モッズローラーの場合だがローラードラムのトラブルは左右の赤いローラーキャップにはまっているベアリングが緩んで脱落する。とんでもない騒音になるのですぐに分かる。
この点ミノウラのローラー台はこのようにローラードラムを販売している。
ミノウラに直接連絡をしてローラードラムを送ると修理をしてくれる。また赤いローラーキャップやベアリングも個別で販売をしてもらえた。
ミノウラ以外のローラーを購入する場合はローラードラムの予備や修理がどうなっているのかを確認するとよいだろう。
3本ローラー台の乗り方
出典:アマゾン
ウチではオレも含め嫁さんも長女も30分ほどの練習で3本ローラー台に乗れるようになった。そのコツをちょっとチェックしたいと思う。
3本ローラーに乗るときのコツ
- 上半身をリラックスさせる
- ハンドルに力を入れない
- 下を向かない・前を向く
- 一定のペダリング
- ペダリングを止めない
3本ローラーは漕ぎ続けることによりロードバイクが自立をします。体をリラックスさせて漕ぎ続けることが一つのポイントになります。
3本ローラーは壁際に置く
3本ローラーは必ず壁際に起きます。壁から15cmほど話したところに置くと良いでしょう。
チェーンホイールはアウターでスタート
3本ローラーはその特性上、ホイールの回転が上がるほど安定をします。そこでスタート時点でチェーンホイールをアウターにセットしてスタートをします。
壁に肩を預けてペダリングスタート
ローラー台上でペダリングを開始する時、壁に肩を預けできるだけ直立状態でペダリングをスタートします。
アシストする人はサドルレールを支える
この方法がけっこう有効だったのですが、最初はバランスが崩れるのが怖いわけでアシストする人がサドルレールを支えてあげると非常にうまくペダリングできました。
バランス崩れたらすぐに壁にもたれる
バランス崩れるようなら、すぐに壁に持たれましょう。初めてのローラー台は落車する恐怖感でいっぱいです。転ぶ心配がないということを最初にわかればペダリングするのはすぐできるようになります。
アシストでサドルを支える、バランス崩れたらすぐに壁にもたれる。これで転ぶ心配はありません。
下を見ない・前を向く
バランス崩れて怖がる人ほどフロントホイールを見ています。これではすぐにバランスが崩れます。ペダリングをする際は必ず顔を上げて前を向きましょう。
その状態でペダリングを一定回転で回し続ければ必ず3本ローラー台に乗ることができます。
3本ローラーから降りる時
3本ローラー台から降りる時は、まずペダリングをゆっくりにしていき壁にもたれかかります。
ビンディングシューズを外して、ステップに脚を下ろせば完了です。
3本ローラー台で出来るといいこと
3本ローラーは最高の室内トレーニングのお供。しかし3本ローラーはかなり暇を伴う。これがけっこう苦痛だったりする。そんな退屈な3本ローラー台で走っている時、できるといいこと、さらにはローラー台にあるといいものをどんなものだろう。
過酷な環境や季節(真夏・真冬・雨・台風・雪・花粉)の場合はローラー台が良い。オレ自身は競技やレースをやっているわけではないので、毎日いいとこ1時間30km程度で終了です。
それでも、暑い時期や寒い時期に全く乗らないよりは絶対にいいはずだ。そんな3本ローラーをやるうえで「できるといいコト・あるといいモノ」をチェックしました。
片手放し
片手放しをする場面はけっこうある。一番多いのがタオルで汗ふく時か。首にタオルかけている方もいると思うが、そのタオルで汗ふく時けっこう片手放しになる。またスマホいじるときなども一緒か。
実は3本ローラーの場合、両手放しよりも片手放しのほうが難しかったりする。
バランスの乗り物ということで、片方のハンドルに手が置いてある状態だと、いがいとバンランスを崩す。ローラー台脱輪はいつも片手放しの時だ。
それでも片手放しができれば、いろいろとできることが増える。最初はこわいかもしれないが、ぜひチャレンジしてみよう。
両手放し
3本ローラー両手放しで安定して乗ることにより、左右にフラつかず、またきちんとしたペダリングをすることがチェックできるなどの記事を見たことがあります。
たしかにその通りかもしれません。そして3本ローラーに乗り、両手放しができるメリットはたくさんあります。
まず3本ローラーはつまらないのです。そのつまらない時間との戦いが、両手を離すことができることにより、かなりのエンタメ性や持久性を高めるコトを持ちこむことが出きます。
まずはペダリングする時のサドルポジションを変えることが出きます。それに伴い上半身のストレッチなどもできます。
ボトルの水を飲む、タオルを脚立より取り汗を拭く、サイコンをチェックするなどなど、ペダリングをしながらいろいろなことができます。
後述しますが、3本ローラ始めるとすぐに「マジカルアイ」をやって目のトレーニングするのも日課です。
本を読んだり、冬などは走りながら上着を脱いだり、お菓子食べたり・・・下半身は運動していますが、上半身は他のことが結構出きます。
3本ローラーをやるようになったら、ぜひ早い時点で両手放しできるようになりましょう。メッチャ色々できますよ!
ダンシング・立ちこぎ
当然ですが、3本ローラーは足を止めるとロードバイクは自立しません。なので、ずっと足はペダリングしっぱなしです。
これいがいとキツイです。外で走ると、けっこう足は止まっています。またサドルからお尻を上げる動作や、信号待ちなどでけっこう尻の温存ができています。
さらに同じ姿勢で、ほぼ同じような形でペダリングをし続けるのも、キツイ。
それを解消するのが3本ローラー上でのダンシングです。
最初は壁などに肩を預けてやるようにするといいでしょう。これができると尻をサドルから上げることが出き、さらにペダリングもちょっと変わり楽になります。
ストレスを分散させる意味でも、3本ローラーダンシングはできるようになると、ローラー航続時間も伸びるというものです。
まー、無理をしないでローラーから降りるのも手ですけどね。
3本ローラー台であるといいもの
ローラー台はバイクを機材にセットすれば、あとは乗るだけだ。
部屋の中でやるので、外が雨だろうが雪だろうが台風だろうが関係ない。
極端なことを言えば酔っぱらっていても乗れる(乗らないけど)。ちなみに前日飲みすぎた時は、水を大量に飲んでローラー踏むと、快調になる。(w
ローラー台にセットすると良いグッズもいくつかあるので紹介をしよう。
ミノウラ セフティーネット
出典:アマゾン
あればいいが、タオルを洗濯バサミでつければ、代用はきく。
ただ、タオルを使う場合はほどけることを注意しよう。タオルほどけてホイールにからまると大変なことになるからね。
ちなみにオレのバイクの汗取タオルはこんな感じ。特にコラムの上は汗が落ちるところなので要注意。
アルインコ エクササイズ フロアマット
出典:アマゾン
フロアマットはかなりいい。ウチはバスタオルを敷いている。フロアの汗対策。
あと、このような厚手のゴムマットは集合住宅などの防音対策になる。安いカーペットを代用するのもいいかもしれない。
アイリスオーヤマ 折りたたみステップ 3段
出典:アマゾン
折り畳み式のこのような脚立をバイクの横に置いておくと便利。オレは、この脚立にタオル、ボトル、スマホ、書籍をおいておく。
また一番上は走りながらささえることにもなる。
このような形状の脚立はイスにもなるので、途中休憩にも役立つぜ。
Fire タブレット
出典:アマゾン
コイツ一台あれば、ローラー台のエンタメはバッチリだ!このタブレットでできることは以下。
- プライムビデオ
- プライムミュージック
- ゲーム
- キンドル本
- ウェブ
- スカイプ
- ライン(裏技で)
- フェイスブック
・・・などなど、普通のスマホでできることにプラスして、気軽にお手軽にビデオや音楽、そして読書が行えます。
これ1台あれば、ヒマなローラー台の1時間もあっという間。オレは、プライムビデオで片っ端から映画を見ています。
Eco Ride World タブレット ホルダー
出典:アマゾン
最大幅14cmまで取り付けられることができるタブレットホルダーだ。逆に最短が6.7cmなので、小さいスマホだと取り付けはできない。
Fire タブレットを取り付けるハンドルホルダーはこいつがベストチョイス。根元のネジを緩めるとホルダーが360度、角度もある程度自在に動く。取り付け部は縦でも横でもOKだ。
ただ、外に走りに行く際に使うのは少々不安な構造だ。ローラー台にはバッチリよ。
こんな感じでいいところに取り付けられる。横にして映画、縦にしてキンドル本でベストな位置で楽しめる。
ワイヤレスイヤホン
出典:アマゾン
実はローラー台の走行音は案外と大きい。なので、ヘッドセットにするととてもいい状態で音を楽しめる。
さらに電話通話もできるので、スマホとペアリングしておくとバッチリだ。
3本ローラーのオススメ7選
ウチではミノウラのモッズローラーとロックブロスのローラー台の2台を使っている。それらの他に購入する際チェックしたローラー台もある。
オススメの3本ローラー台をチェックしてみよう。
MINOURA(ミノウラ) 3本ローラー モッズローラー
出典:アマゾン
- 標準装備:乗降用ステップ、前輪ガード、滑り止めゴム
- 材質:アルミ製
- 対応ホイール:24インチ~700c
- 適合ホイールベース:950~1,090mm(+/-10mm)
- ローラー サイズ:直径/80mm、幅/415mm
- 折りたたんだ状態で直立保管が可能
- 重量:6.5kg(乗降台、前輪ガード含む)
ROCKBROS(ロックブロス)サイクルトレーナー 3本ローラー
出典:アマゾン
- 対応ホイールベース:970から1090mmまで
- 前輪の取り付け位置は自転車のホイールベースに合わせ5段階に設定可能
- 24インチから702cまでの自転車に対応可能
- 【仕樣】本体重量:約6.4kg
- サイズ:約129.5*50cm(使用時)
- 約50*52*11.3cm(収納時)
Lixada サイクリングトレーナー
出典:アマゾン
- サイズ:130*49*16CM
- カラー:ブルー/レッド/ブラック
- 材質:ABS、アルミ、スチール、ポリプロピレン
- 重量:8.7kg
- 積載量:最大 150kg
- パッケージの重量:9.5kg
MINOURA(ミノウラ) R720 LiveRoll 3本ローラー
出典:アマゾン
- 設置サイズ:幅 520mm、高さ:190(前輪落ち止めガード上まで)・155mm(ステップ含む)、奥行:785mm(収納時)~1,224mm(ホイールベース980mm使用時)、製品重量:10.7Kg
- 色:シルバーアルマイト・チタニウム
- 適合ホイール:24インチ~700c(ホイールベース950~1,080mm)
- フレーム:アルミ製
- 直径105mmの極太ローラー採用。タイヤへの接触抵抗が減り、スムーズなぺダリングを実現
- フレームは950~1,080mmの範囲で無段階に調整可能
ELITE(エリート) ARION(アリオン)
出典:アマゾン
- 対応ホイールベース:944~1124mm(10段階に設定可)
- MTBでも使用可能(スリックタイヤの装着が必要です)
- 重量:約7kg
- カラー:ブラック×レッドローラー
- 負荷調整機能無し
エリートのARION MAG(アリオン マグ)
出典:アマゾン
- 抵抗トレーニングユニット付きローラー台
- 折り畳み式で収納に便利
- サイズ:141×49.5×16cm
MINOURA(ミノウラ) R800 LiveRoll 3本ローラー
出典:アマゾン
- 適合サイズ:26インチ - 700c/ホイールベース950~1080mm
- ローラー:直径105mm、幅450mm、超精密切削仕上げ鋼鉄製サイドカバー
- フレーム:アルミ製
- 完成品サイズ:全長1310mm、幅560mm、高さ160mm
- 重量:21kg
まとめ
たぶん、ロードバイク外走りの30kmの内、半分くらいはペダリングしていないかもしれない。逆にローラーはほぼ確実にすべてペダリングをしている。
単純なトレーニングという意味を取っても、間違いなくローラー台のほうが負荷がかかっているし、きれいなペダリングしないとフラついてしまうのもローラー台です。
このようなグッズを揃え、今日も楽しくロードバイクをローラー台で汗を流すわけだ。ロードバイクで外に走りに行く場合、パンツやジャージ、メットなどかなり準備が大変。
しかし、室内ローラーなら、本当に手軽にトレーニングができる。効率は抜群だ。思い立ったら、パンツとシューズだけ用意すればOK。
しかし、ブレーキングやシフティング、交通の流れに沿って走る、ダウンヒルやコーナーリングなど実走で経験を積むことは、実際にロードバイクに乗り外走りじゃないと身につかない。両方いいところを取り入れて練習を積んでいこう!
ロードバイクオフシーズンはもちろん、長雨や梅雨の時期、猛暑酷暑でロードバイクで走るのがヤバイ場合などなど・・・ロードバイクのローラー台トレーニング環境を、あなたも備えてみませんか?