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日本のヒルクライムイベントは本当に大人気となっている。ロードバイクはその性能から、あらゆる自転車の中で最も峠道や坂道などの走行、いわゆるヒルクライムが適した構造となっています。自転車というカテゴリーの中では一番軽いし。
まぁ、楽にヒルクライムできると言えば電動自転車が一番となるが、ヒルクライベントにはエントリーできないw
ロードバイクの大会としてヒルクライムイベントが日本各地で数多く行われています。
今回は日本の代表的なヒルクライムイベントをチェックしてみた。
日本の5大ヒルクライムイベントを挙げるにあたって、そのイベントを挙げた理由も確認しながら、それぞれのヒルクライムイベントの概要を紹介していきます。
この記事の目次
ヒルクライムイベントとは
ヒルクライムイベントとは主にロードバイクなどで山道や峠道を走り、多くの場合その道の最上部付近にゴールを設けたイベントのことです。
最後の最後まで勾配のある坂道を走ることから、日ごろ鍛えた心肺機能を最後まで発揮したり、足をつかずに完走することを目標にしたりするなど様々な目的をもって参加するイベントになります。
競技クラスやエンジョイクラスなどクラス分けを行って安全を確保すると言った様々な工夫がなされており、ロードバイクに少し乗り慣れた方ならだれでも気軽に参加できる敷居の低さも特徴です。
ただ、トップクラスの選手はアマチュアでありながら、プロや実業団にも引けを取らない選手が数多く出場しており、上級者から比較的初心者まで楽しめる懐の広さも魅力の自転車イベントです。
ロードバイク初心者にヒルクライムは最適!
ロードバイク初心者を自認するあなたが・・・もしロードバイクのレースに挑戦をしてみたいのであれば、まずはヒルクライムが一番!
なんといっても、坂や峠を登るというイベントなので・・・ロードバイクと言えどもスピードは全く出ません。ふつーに時速10kmを割り込みます。
なので、とにかく安全です。また周りもそんなに速くないので、焦ることもない、周りのペースにかき乱されることもありません。
更にいいのは、大体のヒルクライムイベントが1時間から2時間程度でゴールできます。地元の歓迎もとても楽しみ。
ぜひ、ロードバイクのはじめてのレースにはヒルクライムをチェックすることおすすめよ!
というわけで、日本全国で行われているヒルクライムでも、このヒルクライムは必見というイベントをピックアップしたぞ。
Mt.富士ヒルクライム
Mt.富士ヒルクライムは6月に行われる日本最大のヒルクライムイベントです。
参加人数も8,000人を超え日本一の山、富士山にふさわしいイベントとなっています。
コースとなっている富士スバルラインは急坂が少なく、なだらかな山道となっており、比較的初心者でも上ることができることから規模や知名度の割に参加が非常にしやすいというメリットがあるヒルクライムイベントです。
ただし、参加する人数も多い分上位の参加者のレベルも高く、日本のトップアマチュア選手がこぞって出場しており、上位入賞者のタイムは実業団クラスに匹敵する成績です。
富士の裾野のようにあらゆるレベルのサイクリストが参加できる広さを持っているのもこのレースの魅力と言えます。
マウンテンサイクリングin乗鞍
日本の道路の最高地点を目指してひたすら登るヒルクライムイベントがこのレースです。
長野県の乗鞍高原でイベントが開催され、近隣には上高地や安曇野など他の観光地も数多くあります。
非常に山奥での開催なのですが、毎年多くの参加者がおり、様々なレベルの人々がいますが、こちらのレースはJCA(公益財団法人日本サイクリング協会)全日本ヒルクライムシリーズと呼ばれる日本では3つしか指定されてないヒルクライムイベントでトップ選手もMt.富士ヒルクライム同様実業団並みの実力を持ったアマチュア選手が多数参加します。
そう言った意味で五大ヒルクライムイベントの一つに挙げました。
ゴールの標高が2,000m後半を超え、空気も薄くなることから走れば走るほど苦しくなっていくというレースでもあります。
ツール・ド・美ヶ原
前のヒルクライムイベントと同じく長野県で行われるイベントです。
こちらもJCA全日本ヒルクライムシリーズと呼ばれるイベントの一つに指定されており、乗鞍と同じくらいの規模で行われるクライムイベントで、それが選出した理由でもあります。
美ヶ原高原という高原で展開されるイベントで文字通り非常に美しい高原地帯を走るイベントなのですが、スタートしていきなり急こう配の、いわゆる激坂があるのが名物のレースとなっています。
スタート地点は浅間温泉という温泉街が控えており、前日入りしてゆっくり温泉を楽しんでから、当日のイベントに臨むこともできるのが魅力のヒルクライムイベントです。
矢島カップ Mt.鳥海バイシクルクラシック
秋田県で開催される伝統のヒルクライムイベントです。
鳥海山と呼ばれる山岳部で行われ、こちらもJCA全日本ヒルクライムシリーズに指定されているのが選出理由です。
規模は1,400人程度と中規模のイベントとなりますが、2018年で32回を数えるヒルクライムイベントの中でも伝統あるイベントの一つとなっています。
元祖三大ヒルクライムの一つと言われているヒルクライムイベントです。
つがいけサイクルクラシック
最後は長野県で行われるヒルクライムイベントです。
長野オリンピックのスキージャンプで金メダルを多く獲得した白馬ジャンプ場で有名なエリアの近くで行われ、こちらも2018年で29回を数え、元祖三大ヒルクライムの一つと言われていることから選出しました。
栂池(つがいけ)高原をひたすら登るコースで、休めるような平坦な道がほとんどないというイベントです。
コースを見ると大変そうな印象ですが、マイペースで走れば何とか登れてしまうというのが魅力のイベントです。
まとめ
今回、ある程度独断と偏見でロードバイクヒルクライム5大イベントを選出しました。
これ以外にも岐阜の伊吹山ヒルクライムや愛媛の石鎚山ヒルクライム、神奈川の箱根ヒルクライムにまえばし赤城山ヒルクライム大会などなど紹介しきれない大きなヒルクライムイベントが沢山あります。
トップ選手が多数集まるイベントや開催回数の多いイベントを中心に紹介してみました。
平らな道を走るのが飽きた方や日ごろ鍛えた心肺を試したい方、高原の美しい風景を試したい方はぜひ参加してみてください。
ペースを守れば多くの方が最後まで楽しめるイベントばかりです。
まっ、そー言うオレは榛名山ヒルクライムで長女にも置いていかれるんだけどね・・・
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