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ロードバイク初心者ナビ・当サイト管理者Yasuはブルべなライダーです。
ところでウチの長女が先日ハタチになりまして、はれてブルべにエントリーができるようになりました。
今年はPBPもあり、国内ブルべの開催は過去最高になっています。
また、9月10月にもたくさんのブルべが開催をされます。
さて、ウチの長女も10月に初200㎞ブルべにエントリーをします。
初心者が初めてブルべにエントリーをして200㎞という長丁場のロングライドを完走するための準備をお届けします。
この記事の目次
準備1:最低でも100㎞を走りきる走力と経験を持つ
できれば200㎞を走ればいいですが、何の目標もなく1日に200㎞走るのは修行に近いです。またとても危険です。
この距離になると、疲れが半端ないです。
なので、ツーリングであれば最低でも100㎞を走りきる走力を確認しておきましょう。
ベターなのは2泊3日くらいでトータル200-300㎞程度のツーリングをやるといいでしょう。
もしできるのであれば、サーキットで行われる4時間耐久レースとかをソロで走ることです。
4時間であれば平均速度25km/hでちょうど100㎞です。そのくらいのスピードを持続できれば、かなり現実味を帯びてきます。
補給のタイミングもわかるでしょう。
事故も少なく、長距離を走れるのでとてもおすすめです。
準備2:毎日練習できればとてもベスト
実は週末100㎞をドカンと走るより、毎日ローラー台に1時間乗るほうが効果的です。
毎日乗るということは、本当に力になり地力がつきます。
言っておきますが、ある程度上を目指すならこれではダメですが、初心者が200㎞ブルべを走りきるというレベルであれば必要十分です。
私は通常バイクに乗って練習に行きません。ほぼ毎日ローラー台です。それだけでこれまで走った国内の200㎞-1000㎞のブルべすべて完走をしています。DNFは無し。
私の使っているローラー台はこのミノウラ3本ローラー!おすすめです。
軽量コンパクトで折り畳みもできる。
なんといってもいつものバイクをそのままのせればすぐに練習ができる。家族全員が何もすることなく、自分のバイクですぐに練習ができるということは本当にメリットです。
ローラー台の良いところは・・・・
- 天候に左右されず乗ることができる
- 調子が悪ければすぐにやめることができる
- 交通事故がない
- 質が一定の練習ができる
- バイクの性能が落ちない
毎日ある程度の練習ができて、バイクの性能が落ちない、劣化しないということは本当に助かります。
固定ローラーでもいいですが、普通のタイヤだとすぐに減ってしまうので、リアだけ専用を用意する必要があります。
手を放してもバイクが倒れないことやダンシングできることなど、いろいろとメリットはありますので一考するのは良いと思います。
準備3:バイクメンテはしっかり行う
当たり前ですが、バイクのメンテは確実に、完全に行っておきましょう。
忙しくてバイクメンテ無しで出るというのは絶対にダメです。本当に危険です。
1年はきっぱなしのタイヤや、いつ交換したかわからないブレーキシュー、さびてきているチェーンなど、絶対にまずいです。
必ずしっかりとしたメンテ、自分でできないならプロショップにきちんと見てもらいましょう。
200㎞、10時間以上ずっと乗り続けることは、自分の疲労はもちろんバイクにも相当の負担がかかります。
河川の練習とは違ってくることも理解できると思います。
準備4:天候が悪い・準備不足の場合はあえてDNSする
初ブルべで・・・当日が雨予報の場合。
また準備不足、練習不足の場合はあえて出走をやめましょう。
初心者であれば、とても危険です。準備万端で次に備えましょう。
ルート上にDNFする都合のよい鉄道などあれば、お試し練習と思い、そこまで走り、DNFして電車で帰ることは経験値を上げるためにもとてもいいと思います。
ウチの嫁さんも初ブルべではPC1まで一緒に走り、DNFして、そこからスタートに置いた車に戻りました。
準備5:すべての準備を前週に完了する
ブルべは普通のサイクリングと違い、結構準備するものが多いです。
自転車の整備はもちろんですが、ライト類や反射ベストなども含め、装備するものも結構多かったりします。
秋になると朝も薄暗く、夕暮れも早いです。ヘルメットの尾灯や予備のライトなどの準備も必要になります。
あと忘れがちなアイテムに「ベル」があります。コレ使わないですが、出走には絶対必要なものです。
ベルは取り付けるアダプターが長いほうがいいです。基本的に使わないので、コラム裏、ステム、ハンドル先端など、どこにでもつけられるようベルトが長いほうがベターです。
キューシートや長距離でお尻を守るシャーミークリーム、レインウェア、輪行袋などブルべ的なアイテムも結構あります。
また開催クラブによってはDHバーなどの装備を禁止していたり、反射タスキを禁止している場合もあります。
開催クラブのウェブサイトをチェックして事前準備は前週までに完了しておきましょう。
準備6:すべてを準備して前週にでも本番ルートを走る
ウチもやりますが、すべてを準備して、すべて装備して、本番と同様の状態で本番ルートを半分程度走るのは、マジでいい練習です。
初ブルべだと、スタートしてオタオタワタワタします。絶対。
まともにキューシートなんて見られません。周りについていくのがやっと。
自分を冷静にみられるのはPC1だと思います。そうなるとペースがメチャクチャで調子悪くします。
そこで、前週などに本番さながら、ルートを走ってみるのです。
誰もいないし、冷静にスタートできます。実際にルートを走ることで、いろいろな発見もできます。
なにより当日の冷静さが違います。絶対に周りがよく見えます。
50㎞でも半分でもPC1まででもいいので、ぜひやってみてください。
私たちも来週の連休にでも、行く予定です。
準備7:GPSを併用する
私は海外ブルべを目標にしているので、絶対にGPS派です。
キューシートもいいですが、目線を落としてルートを読むのは結構大変です。
それよりもGPSであれば、行く方向をきちんと示してくれます。
ほとんどのブルべはキューシートと同様GPS用のファイルも用意されている場合が多いので、それを使うことができます。
また自身でキューシートをもとにルートラボでルートを引いてGPXファイルを作ることは事前チェックも含めとてもいいです。
おすすめはeTrex20。英語版でOK。簡単に日本語化できます。
単3電池2本で20時間以上持つので200㎞の13.5時間リミットであれば、電池交換の必要はありません。
私のGPSはこのような構成で使っています。
eTrex20は進行方向を上にしてルートを表示。画面には「速度」「総走行距離」「時刻」「ルートの残り距離」を表示しています。
バックライトがあるので、暗くなっても各種情報を見ることができます。
ちなみに右のGPSはガーミンEdge800で同じルートを入れ、地図は北上表示、通常は標高を表示しています。
またルートデーターはPCごとに切っています。
そのルート終点が次のPCとしています。
まとめ
ロードバイク乗り始めや、初心者の方にはなかなかハードルが高いかもしれない。
と、まぁ、いろいろと書き連ねましたが、ロードバイク初心者が完走するのに一番いいのは・・・
熟練者にすべてアドバイスをもらい、ゴールまで引いてもらう。
そう、これにつきます。はい。