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ロードバイク乗ってきて、今までアンダーウェアというものには、全く気を使っていなかった。いつも適当な半袖Tシャツを使っていたわけだ。
しかし、シーズン最初のブルべや海外のロングライドイベント走ると、とにかく朝方寒い。海外へ行けば、オーストラリアでもアメリカでもヨーロッパでも・・・夏だというのに朝や夜はめっちゃ寒い。
スコットランドやパリなどのホテルは冷房のないことなんて、普通だ。それくらい日が落ちると涼しく、そして寒くなる。
そこでロードバイクに乗る上でのアンダーウェアについてちょっと考えてみた。
ロードバイク乗りの汗冷え
ロードバイクの乗れば、汗とは付き合わなくてはいけない。
これが暖かいときであれば、そんなに問題にならない。しかし、やはり問題となるのは気温の低い時期だろう。
それにあたるのが冬の坂道を登るときだ。
冬であろうが、ロードバイクで坂を登れば間違いなく汗をかく。それは仕方のないことだが、問題となるのは登り切った後に来るダウンヒル。
気温が低いことに加え、アンダーウェアに残った汗がさらに体温を奪う。マジで寒い。
ヒートテックは冬のライディングには不向き
仲間に聞いた話で恐縮だが、ヒートテックは冬のロードバイク乗りには不向きとのことだ。
ユニクロヒートテックは体から発散される汗や蒸気をヒートテックの繊維が吸い込み、それを熱エネルギーに変えるという仕組みになっています。
吸湿発熱繊維(きゅうしつはつねつせんい)とは、汗などの水分を吸収して発熱する繊維。スポーツウェアや肌着、膝サポーター、腹巻、キルティングの中綿などに用いられる。吸湿発熱素材、吸湿発熱ウェアと呼ばれることもある。
無限に発熱を続けるわけではなく、繊維の吸湿が飽和状態になるとそれ以上は発熱しなくなる
- 吸湿発熱繊維:ウィキペディア参照
体は動いていなくても水分が蒸発しているので、それを使えば、暖かいというのは本当にありがたい機能です。
しかし、これが汗をかき続けている状態であると、すぐに吸湿が飽和状態となり、それ以上の発熱はできないわけです。また汗をかいているときは、体が暖かいので、発熱はいらないです。
そして決定的にダメなのが使われている「レーヨン」という素材。この素材吸水性が高く、さらに乾燥が遅いという特性がある。
汗かいているときに暖かくなり、速乾性が悪いというロードバイク乗りにとってのアンダーウェアとしては最悪ではないか?
モンベル スーパーメリノウールを2枚購入
出典:アマゾン
2枚購入するとアマゾンでも送料無料になったので、2枚発注。すぐに来た。
モンベル スーパーメリノウールを着て極寒のブルべを走ってみた
2016年2月7日、東京多摩をスタートして熱海まで往復する200㎞ブルべを走った。
前日は寒波と低気圧で夜間に降雪がある。またイベント当日は深夜東京都内でも積雪が観測されるくらい低温だった。
宮ケ瀬湖付近では画像のように真っ白で、路面のあちこちでも凍結がみられた。幸いなことに転倒などをしないで助かった。
さて、モンベル スーパーメリノウールを着て走った感想だが、マジで暖かった。
ウェアは、モンベル スーパーメリノウール+長袖ジャージ+薄手ウィンドブレーカーという組み合わせで、午前中の最低気温0度の中、快適に走ることができた。
平地の日なたであれば、汗をかくことなく、暖かさは全く問題なし。日陰や下り坂では少々寒さを感じる。耐えられないほどではない。
おなかにカイロ一個入れておけば完璧だ。
一番発汗をしたのは折り返しPC1手前の激坂登り。約2㎞で170mほど登る区間。
これはきつかった・・・汗だく。歩いて登っている人もちらほら。
ここで、モンベル スーパーメリノウールの本領発揮。折り返しイートインがあるミニストップで汗だく状態で座り込む。ジャージのチャックを開けて座っていると10分ほどでかなり乾く。
これはいつも来ているコットン系のTシャツではまねできない速乾性だ。
それからジャージのファスナーをしめウィンドブレーカーを切れば、折り返しのダウンヒルでもとても快適に冬の下りを楽しむことができた。
ロードバイクを乗る上で、冬だけではなくオールシーズン手放せないアンダーウェアになる。
まとめ
ロードバイクのアンダーウェアとして・・・問題は値段がかなり高いことか。しかし、この快適性が手に入るなら、迷わず手にしたい一品。
今後は、同様なものを数種類そろえて、試してみたいと思っている。