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固定ローラー台といえば室内でのロードバイクトレーニングに最高のアイテム。なんといっても天候に左右されず、また準備も最小限でOK。ヘルメットもいらない。ローラー台といえば、絶対3本ローラー台と思っているオレだが、実は固定ローラーはいいと思っている。
何がいいかといえば、置き場所に困らないということがいい。3本ローラーは大きい。ミノウラのモッズは折りたためるが、たぶん折りたたんだらローラーなんて乗らない。絶対。
さて、ローラー台には3本ローラーと固定ローラー台がある。オレは3本ローラーが非常に気にいっているが、双方でやはりメリットデメリットは存在する。いいトコ悪いトコをチェックしたうえで、固定ローラーについて考えてみたいと思う。コロナで自宅待機・自粛な今!ローラー台を考えてみよう。
固定ローラー台のメリット
まず固定ローラー台のメリットをチェックしてみる。
バイクの安定感
とにかく固定ローラーはバイクのリア周りをきちんとローラー台に固定することにより生まれる、その安定感です。
どんな状態でも手放しをしても、適当に漕いでもバイクが倒れることはありません。これはビギナーさんにとって本当にメリットです。
ペダルまわしながら本を読むこともできる。食べたり飲んだりできる。音楽聞ければ映画も見られる。
固定ローラーの安定感は、本当に安心です。
ロードバイク初心者が、安心してロードバイクという乗り物に触れることができる。
ロードバイクの事前練習ができる
ロードバイクかクロスバイクか迷っている人は、ロードバイクのポジションやシートの高さ、シフターの扱い(ブレーキング含む)、ビンディングペダルの扱いの不安があるかと思う。あとお尻痛くなるとか。このすべてが固定ローラーを手に入れることで事前練習ができる。
ちなみにウチの長女はロードバイクの事前練習は3本ローラーで行った。30分ほどで乗れるようになったぞ。ローラーで300kmくらい走ってから外へ出たので、ブレーキング以外は、全く問題なかった。
話を戻して、固定ローラーにバイクを固定して、上記すべての練習が事前にできる。シフティングもブレーキングもペダルを漕いで練習できる。ビンディングペダル練習もできる。シリの痛さも事前にわかる。
ある程度乗りこめば、サドル高さを含めセッティングがそこそこ出せる。
外に出る前にローラーで200kmくらい乗れば、外に出てから慌てることは少なるくなるはずだ。
置き場所が少なくてすむ
あまり場所を取らなくて済むのです。上記見てもらえばわかるように3本ローラーを置いておくと、かなりの場所を取ります。本当に邪魔です。
それが固定ローラーであれば、小さいスペースで済みます。
騒音が少なめ
ウチで使っているミノウラのモッズローラーですが・・・うるさいです。本当にすごい騒音です。1戸建てなので、全く気にしませんが、寝室で漕いでいるローラー台の音がリビングでも余裕で聞こえます。
たぶんアパート、集合住宅、マンションではキビシイと思います。鉄筋の1階、一番端の部屋でぎりぎりか・・・アパートなどで3本ローラー踏んでいる方教えてください。
いつでもトレーニングできる
ローラ台はいつでも乗れる。雨でも雪でも嵐でも夏日でも冬日でも・・・外の天候に関係なくロードバイクに乗れる。
その環境が逆にキビシイかもしれないけどね・・・
固定ローラー台のデメリット
固定ローラー台のデメリットも当然ある。メリットもあればデメリットもあるのは仕方ない。固定ローラー台の短所をチェックしてみよう。
固定ローラーは単調で飽きる
固定ローラー台はバイクのリアが固定されていることで、漕ぎながらバランスなどを取る必要が一切ない。緊張感もなければ動きもないわけだ。
なので、3本ローラーなどにくらべ単調でトレーニングが飽きる。
何もない状態で漕ぎ続ける固定ローラーはかなり修行の様相だ。映画を見る、zwift(ズイフト)やアプリなどを使い対戦するなどして飽きないようにする工夫が必要となる。
固定ローラーにバイクを付けるのが面倒
3本ローラーなどはいつも乗っているバイクをそのままローラーに乗せれば、すぐに走りだせます。しかし固定ローラー台はバイクを取り付ける必要がある。
この固定ローラー台にロードバイクを取り付ける作業は地味に面倒と考える。
固定ローラーはタイヤが摩耗する
固定ローラーはローラーにバイクのタイヤを押し付ける形でペダリングをする。そのため普通に外を走るよりもタイヤが減ります。マジですり減ります。
なので、値段の高いロードタイヤで固定ローラー台を乗ることはやめたほうがいいでしょう。アッと今に高いタイヤがなくなってしまいます。
タイヤメーカーより固定ローラー台用に作られた耐摩耗性を上げた専用タイヤが販売されているのでそれを使いましょう。
専用タイヤ用のホイールの用意も必要
前述のように固定ローラー台を使うには専用のタイヤを使うことが良いと考えます。そうなると、毎回ローラ台を乗るためにタイヤ交換をするわけにはいきません。
そこでローラー用タイヤを装着したホイールを用意するのがよいでしょう。このように専用ホイール、当然カセットも必要なので、それらを用意することのコストやホイール置き場所、さらにはホイール交換の手間などが発生します。
固定ローラー台で用意すると便利なモノ
固定ローラーは別途用意すると便利なものがいくつかあります。
ちょっと見ていきましょう。
ローラー台・トレーナータイヤ
出典:アマゾン
このトレーナータイヤは一般道での走行はできません。ローラーの使用時を想定して設計された専用タイヤとなっています。
耐摩耗性に優れ、ローラーによる磨耗を低減しています。
トレーナー専用リアホイール
出典:アマゾン
固定ローラーを乗るだけで、毎回トレーナータイヤに交換するのはとても大変だし、現実的ではありません。
ここはトレーナータイヤ専用のホイールを用意しましょう。
もしくは既存のホイールをグレードアップして、余ったホイールを使うのもアリかもしれません。
カセット・スプロケット
出典:アマゾン
ホイールを用意したら、カセットも必要になります。
当然ですが、スピード数も合わせる必要がありますので、いつも使っている段数のカセットを用意しましょう。
今使っているのがクロスレシオ系のカセットなら、ワイド系のカセットにして手持ちのカセットを増やすのも手です。
トレーニングマット
出典:アマゾン
ローラー台の振動、騒音防止にはマットがあるとかなりいいです。
またローラー台はかなり発汗をしますので、汗によりフロアを汚さないようにできます。
大型扇風機
出典:アマゾン
ローラー台はとんでもなく汗をかきます。当たり前ですがロードバイクは前に進みませんので、走行風は一切ありません。
なので扇風機は絶対に必要。それも工業用の大きな扇風機が必要になるくらいマジで汗をかきます。
固定ローラー台の種類
固定ローラー台には、いくつかの種類がある。バイクをそのままローラー台に固定するものや、リアホイールを取り外してローラー台にバイク本体を取り付けるものなどの種類がある。
それぞれの特徴をちょっと見ていこう。
タイヤドライブ方式
出典:アマゾン
一番スタンダードな固定ローラーのタイヤドライブ方式。
一番数も多いだろうタイヤドライブ方式はローラ台のローラー部にタイヤそのものを押し付ける形態。構造も一番単純で価格も一番安い。
また固定ローラー台の中ではバイクの設置が一眼簡単というメリットもある。
デメリットはタイヤが非常に減る。固定ローラー専用タイヤもあるくらい。
ダイレクトドライブ方式
出典:アマゾン
ダイレクトドライブはリアタイヤを押し付けたりしない構造となっています。バイクのリア部を外し取り付ける。取り付けは本当に面倒だろう。
またバイクに取り着いている同様のカセットを用意する必要がある。もしかしたら、いらなくなったクロスバイクの使い道がこれかもしれない。利用できるカセットの段数は決まっているので要チェック。
バイクの設置が非常に面倒だが、騒音が一番少ない。ローラー台とは比較にならないくらい静か。集合住宅計ではこれで決まりかもしれない。
デメリットは値段が高いこと。あと上記のようにバイクの設置が非常に面倒。
トレーニングアプリがある場合、それが有料時がある。月額系か買い取り系か要チェック。
リムドライブ方式
出典:アマゾン
タイヤドライブと固定法は同じ形状ですが、ドライブする部分がタイヤではなくリム部分です。そうブレーキシューが当たる部分ですね。
メリットはタイヤ負荷をかけるのではないのでMTBなどのブロックタイヤもOK。そしてタイヤが減らないのは大変すばらしいメリット。タイヤドライブは減るよ。マジでタイヤが。
ただ、リムは金属なので滑りは間違いなく起こる。またリム減りすることは仕方ない。音が大きめということもある。
ハイブリッドローラー
出典:アマゾン
固定ローラー台と3本ローラー台の良いところどりのようなローラー台。フロントホイールを外して、クイックで固定する。
リアは固定されず小さいローラー2本上を走る。
リアタイヤはローラーの上を自由に動くので、固定よりも実走感がある。また収納時もめっちゃコンパクト。
ローラー台はどの方式がオススメ?
個人的には汎用性が高く、タイヤの減らないハイブリッドローラー、リムドライブがおすすめ。
あと、いらない乗らないバイクがあるのであれば、ダイレクトドライブがかなり現実的。ローラー専用のバイクがあれば、いちいち取り外す必要もない。
ただ、3本ローラー同様、場所を取ることは覚悟する必要あり。
固定ローラー台:オススメ10選!
固定ローラー台にはいくつかの種類がある。メリットデメリット、おススメのローラ台も合わせて紹介します。
ミノウラ B60-R(タイヤドライブ方式)
出典:アマゾン
- 製品重量5.9 kg
- 負荷装置の抵抗:377watt(Hレンジ 40km/h時)
- 使用可能タイヤサイズ:24"-700×45c(ETRTO 47-622)
- 専用クイック付属
ミノウラ LiveRide LR341(タイヤドライブ方式)
出典:アマゾン
- 7段階の負荷調整でフィットネスからトレーニングまで幅広く対応
- 平地走行の再現性より、坂道でのフィーリングを重視したモデル
- 世界最強ネオジウム(Nd)磁石採用でハイケイデンス/低トルクの高速トレーニングにも対応
- 未使用時に取手として活用できる「マグライザーG 前輪置き」を標準装備
- 付属のZ金具を使用で24インチの小径車から使用可能
- 負荷抵抗:433ワット(Hレンジ40km/h時)
- 製品寸法:幅610mmx奥行420mmx高さ400mm
ミノウラ MAGRIDE-Q サイクルトレーナー(タイヤドライブ方式)
出典:アマゾン
- 負荷抵抗: 297W(3レンジ40km/h)
- 適合ホイールサイズ: 24”~700x40C
- 付属品:マグライザーG、専用クイックレリーズ
MINOURA(ミノウラ) LiveRide LR541
出典:アマゾン
- 1台で自重モード・固定モードの2つの機能を使い分けできるコンビネーションフレーム
- ハイケイデンス/低トルクの高速回転から、低ケイデンス/高トルクの低回転トレーニングに対応
- 必要充分は7段階負荷調整リモコンシフター
- 負荷値:472w(Hレンジ40km/h時)
- 対応タイヤ直径、自重モード(570~710mm)固定モード(610~710mm)
- 組立不要 (中央アジャスターの長さ調整が必要な場合のみ、13mmスパナ必要)
- マグライザー3、専用クイックレリーズ付属
Sportneer サイクルトレーナー 6段階
出典:アマゾン
- 【マグネット式採用】マグネット式(磁気抵抗)のため、好みの負荷に調整可能
- 【静かに運動が可能】 振動を吸収し、騒音を低減することで、マンションなど集合住宅での使用にも適しています
- 【6段階のダイヤルツマミ】 手元で6段階の負荷調整が可能になったことで、よりスムーズなトレーニングが可能となります
- 【持ち運び可能】使わないときは、折りたたんでコンパクトにできる
エリート ヴォラーノ(ダイレクトドライブ)
出典:アマゾン
- ホームトレーナーとして人気の「エリート・ターボムイン」
- ダイレクト・トランスミッション方式を採用
- リアホイールの変わりにトレーナーを装着で最高の静かさを実現
- プロもトレーニングに使うほどハイパワー(1400W相当)
- 重量があって安定性は最高
ミノウラ スマートターボ KAGURA 神楽
出典:アマゾン
- サイズ:幅610×奥行560×高470mm
- 製品重量:21.0kg
- 対応車種:130/135mmの9mmクイックレリーズ採用のロードバイク
- 142/148mmの12mmスルーアクスル採用のディスクロード・マウンテンバイク
- 対応カセットスプロケット:シマノ・スラム :8~11s(カンパニューロ非対応)
ミノウラ RDA2429-R 固定式サイクルトレーナー(リムドライブ)
出典:アマゾン
- 適合車両タイプ:ロード、クロス、MTB、BMX
- 適合リアハブ幅:130mm~145mm
- フライホイール重量:800g
- 負荷調整:リモコン式7段階
- 適合ホイールサイズ:24インチ~29インチ
- 本体重量:7.6kg
ミノウラ FG220 ハイブリッドローラー
出典:アマゾン
- 設置サイズ:幅 790mm、高さ:450mm、奥行:1,230mm~1,470mm、製品重量:6.1Kg
- 適合ホイール:650~700c、26~29インチ(ホイールベース 930~1,200mm)※装着時水平は700Cのみ
- ロードバイク、マウンテンバイク、シクロクロス対応
- 前輪フォークマウントは9mmクイックリリースと15mmスルーアクスル対応
- 15/110mm ブーストハブには、別売りフォークマウントで対応
- エラストマー内蔵で、フォークにやさしく自然なペダリングが可能
- 後輪を固定しないため、エンド形状やフレーム材質などにとらわれず、豊富な車種をサポート
ミノウラ ローラー台 ハイブリッドローラー FG542
出典:アマゾン
- FG-540がマイナーチェンジ
- 固定式トレーナーの安定性と3本ローラーの実走感を融合したハイブリッドローラー
- ローラーの加圧調整が不要な自重式
- 9mmのクイックレリーズと12/15x100mmのスルーアクスルに対応
- 坂道を再現できる5段階の高さ調整機能付き
- 前輪フォークマウントはエラストマー内蔵で、フォークにやさしく自然なペダリングが可能
- タイヤの食いこみが無くタイヤが磨耗しにくい、直径79mmの極太ローラーの採用
まとめ
ロードバイク初心者・ビギナーさんにはぜひローラー台導入をおすすめする。
リムドライブやハイブリッドローラーであれば、タイヤも減らず経済的。
室内でトレーニングをするローラー台には時間の拘束もなければ、シーズンも天候も関係ない。
ぜひローラー台を導入して、オールシーズンロードバイクのトレーニング環境を作ってみてはどうだろう。