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リアディレイラーの調整を画像付きで解説したいと思います。慣れれば初心者でも、ホントちょっとしたコツで簡単にリアディレイラーの調整はできます。
ロードバイク乗っていると、段々とリアディレイラーの収まりが悪くなってくる時がある。
シフトしたのにギアが変わらなかったり、走っている時に勝手に変速したり。これは本当にストレスだ。
普通に平地を走っていてもストレスなのに、登りなんかで勝手にシフトアップしたら、いきなり足がヤラれることうけあいだ。
新しいワイヤーに交換した時などにもワイヤーの初期伸びなんかでシフトの収まりが悪くなるときもある。
そんな時はリアディレイラーのSIS調整のやり方を覚えておくと絶対にいい。ロングライドの時なんかも知っておくと本当に助かるぞ。
以下はシマノのマニュアルを参照して調整を行ってみた。
この記事の目次
カセットトップ側のリアディレイラー調整
- http://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RD0003-03-JPN.pdf
バイクを後ろから見て、リアディレイラーのガイドプーリーがカセットのトップギア1番外側のラインのましたに来るように調整をする。
その際、トップ側の調整ボルトを時計回りに回せば、ディレイラーはロー側に動き、反時計に回せばトップ側に移動をします。
これによりシフターがトップになった時にトップ時のディレイラー固定位置を出します。
インナーワイヤーの取り付け・固定
リアディレイラーはシフトワイヤーを引っ張ったり緩めたりすることでディレイラーが動き、シフトする仕組みになっている。
そのワイヤーに緩みが合ってはきちんとしたシフトはできない。またきちんと調整ができなことはわかるはずだ。
インナーワイヤーがフレームから露出している部分を引っ張り、伸びを取ってからディレイラーに固定をする。
インナーワイヤーをディレイラーに固定をする
RD-9000、RD-6800-SS、RD-5800-SS、RD-5800-GSの取り付け
- http://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RD0003-03-JPN.pdf
ワイヤー取り付け位置の矢印、溝がありますのでその溝にワイヤーを入れボルトを締め込みます。
RD-6800-GSの取り付け
- http://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RD0003-03-JPN.pdf
オレのバイクはRD-6800GSなので下の画像のようにワイヤーを取り付ける。
カセットロー側のリアディレイラー調整
- http://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RD0003-03-JPN.pdf
ディレイラーのガイドプーリーセンターが、カセット最大スプロケットのちょうど真下に来るようにロー側ボルトを調整します。
トップ側と違うのは・・・トップ側はトップギアの1番外側にプーリーセンターを合わせ、ローはセンターとセンターを合わせます。
SIS(シマノ インデックス システム)の調整
シフターを操作してリアギアをトップから1つ手前のギアにチェーンをシフトします。
レバーを1回操作してリアギアを2段目(トップの1つ手前)に変速。
この状態にチェーンをセットしてSISの微調整をします。
レバーの遊び分だけ操作した状態でクランクを回しましょう。
サード(3段目)にチェーンが変速する場合
- http://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RD0003-03-JPN.pdf
クランクを回して一つロー側に移動をする場合は調整ボルトを時計方向に回し、ディレイラーをロー側に調整をする。
少しずつ回して3枚目ギアにあるチェーンを一つ落とす。
全くギアの音鳴がしない場合
- http://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RD0003-03-JPN.pdf
2枚めギアにした時、全くチェーンの音鳴がしない場合、3枚めギアにほんの少しだけ接触するように調整をします。
調整ボルトを反時計に回すとディレイラーはロー側に移動をします。
3枚めギアにチェーンが少しだけ接触をして音鳴がするまでボルトを調整します。
シフティングレバーをレバー遊び分だけ操作した状態でチェーンがサードギアに接触、音鳴りする状態がベストな位置となります。
ディレイラー調整・メンテナンスにはスタンドが便利
室内のバイク保管にも、メンテナンスにも、とにかくこのディスプレスタンドはめっちゃ便利だよ。
軽量の1kgで持ち運びも便利。チェーンステイとシートステイに引っ掛けるだけの簡単スタンドだが、きちんとリアホイールが持ち上がるので簡単メンテや掃除にも本当に使える。
使わない時にスタンド(脚部)はたためるので、場所も取らない。スチール製で本当に丈夫。
ぜひ1つ持っておくと良いだろう。