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携帯ポンプのおすすめをチェックしたい。ロードバイクを乗る上でパンク修理セット、携帯ポンプの持参は必須だ。そして携帯ポンプはけっこう買った。オレは非常にパンクが怖くパンクトラウマだ。
なんか・・・「ここでパンクしたらイヤだな」とか「今パンクしそうな気がする」なんて思うと、いきなりパンクする。海外でパンクした日にゃ、生きた心地もしない。
ロードバイクのパンクを自分でコントロールすることはできないけど、パンクした時にできるだけ精神的に負担を少なくすることはできる。
それが性能のいい携帯ポンプの存在だ。良い携帯ポンプがあれば、パンクよどんと来い!・・・といえるかもしれない。
携帯ポンプは小ささかエアの入れやすさかロードバイクの携帯型空気入れは、携帯性の良さを売りとした場合小ささが重要となりエアの入れやすさも重要となっている。
携帯性と、入れやすさの両立は実はロードバイク用携帯ポンプでは可能となっておりこれから、それら携帯ポンプの選び方についてチェック。そんなオレがこれまで買ってきた携帯ポンプをなども見ていきたい。
これまでの・・心に残る・滲みるパンク
ところで、まず最初にこれまで心に(キビシク)残る、トラウマになりそうなパンクをみていただき、笑ってほしい。パンクというのは本当につらいのだ。
なので携帯ポンプには気を配ってほしいと思っている。いくつか見ていこう。
これは2013年のロンドンエジンバラロンドン1400kmでのパンク。
エジンバラ折り返しの3日目21時過ぎ・・・けっこう絶望系のパンクだった。日が暮れて真っ暗でパンクすると泣きそうになる。
2013年のシドニーメルボルン1200kmの最終日。あと少しでコントロールに到着しそうな時の山道でパンク。この時はパンクというより、タイヤのサイドをカット・・・バースト寸前だった。
日本人エントリーの方よりタイヤブートをいただき・・・・何とかなった。
このSM1200ではトータル4回パンクしてしんだ。
ポンプはレザインとなっている。
2014年北海道1200kmの初日のパンク。初日これで2回目のパンクで、けっこう来ている。
足元を見てみると濡れている。そう雨の中でのパンク。自販機の屋根を見つけて、そこで修理。屋根があって本当に助かったシーン。
ポンプはエイカーだ。
2015年九州1周ヘブンウィークの3本目、指宿600kmでのシーン。あと少しでゴールというところでパンク。やれやれ・・・
明るいうちにゴールで来そうなペースだったのでよかったけど、時間ギリだとマジ焦るとこ。
もうね、パンクは百害あって一利なしだよね。ポンプはエイカー
携帯ポンプの選び方の知識
携帯ポンプの選び方は、軽量さの他、ロードバイク自体に装着可能であるなどの他、空気圧を確認できるエアケージを装備してあるかなど多岐に至ります。
もちろんすべての機能を有した携帯ポンプが望ましい。
その上で携帯ポンプには携帯性の他、軽さはもちろんエアを入れる際のポンピング方式など選ぶ基準がいろいろある。
ポンプの軽さ
ポンプの軽さを重要とする理由ですが、これは一つに持ち運ぶ際の荷物として携帯ポンプを見た場合、軽量さは重要考える部分です。
例えばロードバイクにキャリアーを搭載していた場合、キャリアーに備え付けてあるバッグ類に携帯ポンプを携帯すると思われますが、この時、携帯ポンプが大型でかつ重量があると、ロードバイクで走行時バランスを崩しやすくなる要因になります。
そうしたバランスを崩す可能性を減少させるにはポンプの軽さが重要となります。
フレームに取り付けられる
携帯ポンプの中には、ロードバイクのフレームに装着し自由に脱着できる商品があります。
この商品であれば大型化してもフレームに装着されており、キャリアーに搭載しないため、バランスを崩す心配はありません。
反面、フレーム取り付け型は取り付けた携帯ポンプが脱落した場合、ロードバイクの走行速度によっては大きく損壊し、携帯ポンプとしての機能をすべて失うという問題もあり、脱落が弱点になります。
しかも取り付け場所によっては漕ぎ出しの邪魔にもなり得るのがフレーム装着型ポンプになりますので、携帯ポンプの性能が高い商品であってもロードバイクに装着して走行時実用性があるかどうかについては不鮮明です。
空気圧計付き
これはインジケーター付きの携帯ポンプで、適性空気圧を正確に把握する携帯ポンプです。
緊急性を重要視した携帯型空気入れではなく、ロードバイクでの走行時の安定性や適性空気圧をきちんと測り、安全走行を心掛けるために用いる空気入れです。
インジケーターが取り付けられている分、大型になりやすく、小型のものは高額になります。
フロアポンプタイプ
フロアポンプは携帯性には優れていないポンプで、設置型のポンプですが、携帯も一応可能としたモデルでインジケーターの他に多種多様なバルブに空気を注入することができる商品です。
サブポンプを付与しているタイプもあり、少ない力で一度に多量の空気を送り出すことを可能としたポンプです。高圧を入れる必要があるロードバイクのタイヤにはフロア型携帯ポンプも視野にいれると良いかもしれない。
多種多様でありながら軽量なモデルの他格安に特化した物など様々な物がある非携帯型のポンプです。
複数のバルブがあると
便利携帯ポンプであれ、非携帯型のフロアポンプであれ多種多様なバルブに空気を送風することができる空気入れは便利です。
空気入れ事態に複数のバルブ注入キットが装着されている物から、後から注入バルブを購入して取り付ける方法もあり、多種多様なバルブカートリッジを持っていれば、ロードバイク以外の自転車の空気を入れることが可能ですのでバルブカートリッジの購入も検討すべく材料です。
CO2ボンベタイプ
CO2タイプは、二酸化炭素のボンベにて二酸化炭素をチューブ内に注入する方式の空気入れです。
一気にタイヤのエアを入れられることで、ポンプをポンピングするなどの労力は一切必要ない。しかし当然のことだが1回使うと使い捨てとなり、複数回のパンクに備え数本のボンベ、もしくはやはり携帯ポンプを保つ必要もある。
携帯エアポンプの種類と選択基準
携帯エアポンプの選択基準をいくつか考えます。
まず、走行距離に応じて複数のポンプを持つと良いということです。オレは携帯ポンプを2本持っています。1本は非常に軽量なポンプです。
そしてもうひとつは小型ですがエアゲージがついていて、普通のフロアポンプのように使える携帯ポンプです。
近場(50km以内)の練習では軽量タイプを持ちますが、その他はほぼすべてしっかりとしたエアゲージ付きのフロアタイプを持っていきます。
パンクの後、エア圧を気にしながら走るのは本当にイヤなので、しっかりと高圧にはいるフロアポンプ型の携帯タイプを持ちます。
ミニ携帯ポンプは必ずホース付き
出典:アマゾン
携帯ポンプは本当にたくさんのタイプが出ています。小さいポンプは100gを切るものまであり、持っているのも忘れそうです。
またこのくらい小さければ、バックポケットに収納してもいいでしょう。ポンプは緊急用と割り切ればミニポンプでもまったく問題ありません。
1本目のミニポンプでこちらを使っていますが、できればホース付きのほうが空気は圧倒的に入れやすいです。
ミニポンプは非常にポンピングをやりにくいです。その上エアバルブが本体に直付タイプだと大変です。
これが短くてもホースが付いているだけで圧倒的にポンピングがやりやすくなります。
もちろんカタログ上の120psi入れるまでは200回位ポンピングする必要がありますが、ホースがあるだけで、この回数を何とかこなせます。
しかしミニポンプでホースが付属しているタイプは少々高いのがネック。
バルブ本体直付タイプ
出典:アマゾン
とにかく軽く、そして安いです。このタイプは。1,000円台で買うことができるので、気軽に買えますが使うときになって後悔しました。少なくともオレは。
本体バルブに直結タイプなので、ポンピングでもがくとホイールに手がぶつかります。
またストロークも短いので、非常に辛い体勢でのポンピングを強制させられます。
製品が悪いわけではなく、その構造の問題ですので、これが受け入れられる人は、こちらでまったく問題ありません。
ちなみに腰痛持ちの方がコレでポンピングすると・・・その場で30分位休む必要に迫られるかも。あまりおススメはしない。
フロア型携帯ポンプ
出典:アマゾン
もし携帯ポンプのフロア型を考えている場合、エアゲージ付きをおすすめします。
しっかりエアを入れたいという要求があるのですから、ゲージ付きは必須と思います。
また出先やツーリングなどで、毎回きちんとエアが入っていることを目視確認できることは本当に安心が得られると思います。
コレまでたくさんの携帯エアポンプを使ってきましたが、最終的にたどりついたポンプがこの携帯型でもフロア型のポンプだよね。ホースも長めで扱いやすい。
これは本当にエアを入れるのが楽です。いつもの半分くらいのポンピングで8barはいります。
Co2ボンベ
出典:アマゾン
携帯エアポンプではないが・・・友達が「Co2ボンベ」でエアを入れているのを見たことありますが・・凄いです。一瞬でタイヤエアが入りました。
一生懸命ポンピングをすることがバカらしくなるくらい、あっという間にエアが入ります。
ただ、私は持たないと思います。これは。なぜなら一回限りということは複数のボンベを持つか、さらに携帯ポンプが必要になるからです。
ならば、フロア型の携帯ポンプを持ったほうがいいからです。
もし使うとしたらクローズドサーキットの耐久レースなどでは有効かもしれません。
走行前にポンプをしっかりととめる
携帯ポンプを取り付ける場所は、だいたいがボトルゲージと共締めになると思います。そうするとダウンチューブ下シートチューブに取り付けられる場合がおおいでしょう。
この場合気をつけることが2点あります。
ポンプのアダプター本体はプラスティックとベルクロ、もしくは本体プラにゴムバンドという場合がほとんどです。
これ、よく緩む、もしくは劣化します。なので、走行前にポンプがしっかりと固定されているかをチェックしましょう。
雨中走行後のメンテナンス
ポンプが自転車に取り付けられている場合、雨中走行後は必ず携帯ポンプを外してチェックします。
かならずポンプ本体に水が侵入しているからです。そのままにしていると本体のパッキンやゴム類が劣化をします。
構造上、空気が漏れにくくなっていますので、本体に入った水も出にくくなります。
なので、雨中走行後は外して水の侵入をチェック。入っているようならポンピングして水を出しましょう。
携帯ポンプおすすめ5選
ロードバイク用の携帯ポンプを選ぶ際、多少の重量さは無視する。どんなに軽くても100g程度。普通のポンプで200g。100gの差であれば、エアの入れやすさは最重要課題となる。
さらにどのくらいの高圧を入れることができるかというのも非常に大切。ロードバイクのタイヤはそのほとんどがかなりの高圧となるから。
オレの場合、ロングディスタンスが多い。なので、今日の残り100km・・・という場合がある。というかほとんどそんな場面ばかりだ。
その状態で、適当な空気圧では困る。絶対にキチンとした適正空気圧を確保したいわけだ。なので、しっかりと8.5BAR-120PSIは確保できるようにしたい。
またその空気圧を入れるためには、携帯ポンプでもフロアポンプタイプがいい。このくらいの空気圧を入れる場合、ポンピングは200回とかになる。
なので、フロアポンプタイプでないと、めっちゃ疲れる。その疲れは、その後の走りにも影響が出るから、できるだけ疲れないでポンピングできるタイプがいい。
そんな感じで、オレの買った携帯ポンプの中でもおすすめのポンプを5本リストアップした。
パナレーサー 空気入れ ミニフロアポンプ
出典:アマゾン
- 対応バルブ:仏式(アダプター装着)/米式/英式(クリップ装着タイプ)
- 説明書付属
- 最大空気圧はポンプのキャパシティで、入る空気圧ではありません
初めて買ったポンプ・・・何も考えず、そこそこ安く、パナレーサーという名前で買ったポンプ。
800KPA(8BAR)程度は入るとのことだが、重大な欠点がある。それはエアゲージがついていないことだ。これはかなり致命的。
そこそこ入れやすかったが、そこそこの重量があり、それでいてエアゲージがないということでそっこーで買い替えた。
まぁ2,000円もしないのでよかった。
レザイン MICRO FLOOR DRIVE HP
出典:アマゾン
- MAX:160PSI
- 重量:194g
- 全長:300mm
- 全てのハンドポンプのアルミ部は、高精度CNC加工にて製造され、スムースな動きを実現。
- 加圧時にバルブを傷めにくいホースを採用。またバルブ口をひっくり返すことで、FV/AVに対応。
- ABS(エアブリードシステム)と呼ばれるプッシュ式のエアバルブを搭載。ホースを接続したままホース内の減圧(FV)、エア圧の調整(AV)が簡単に行える
次に購入をしたのが、このレザインフロアドライブHP。HPはハイプレッシャーの頭文字。
カタログ値では160PSIはいる。ただ、かなりの回数ポンピングしないと入らない。
けっこう長く使ったポンプだが、とにかくポンピングハンドルが小さく・・・100回を超えたあたりから手のひらが痛くなるのが欠点。
ウェスや軍手でハンドルにクッションとすると良い。アルミボディのため品質は良い。
あと、収納時がけっこう大変でめんどくさいこともある。
ACOR(エイカー) AMP-21301 ミニフロアポンプAS3
出典:アマゾン
- 対応バルブ:米、仏式
- 重量:215g
- 全長:305cm
- エアゲージ付
- MAX120psi
- アルミボディ
レザインの次に購入したのがこのエイカー。
このエイカーはけっこうよかった。ポンピングするボディーが2段階で伸びるため、1回のポンピングではいるエア量が非常に多い。
そのため、エア既定値入るまでのポンピング回数が非常に少ない。
楽にエアを入れたければ、このポンプをおすすめする。
上のレザインもそうなのだが、チューブのバルブに対してねじ込み式のアダプターというのがマイナス。
アダプターを外した時、チューブのバルブのプランジャーごと抜けたということがある・・・・それ以来ねじ込み式のアダプターはトラウマ・・・・
GIYO GM-821 シルバー 携帯用 マイクロフロアポンプ
出典:アマゾン
- 携帯ポンプでスリムなフォルムながら、最大空気圧が140psi(9.6bar)まで充填可能。
- 重量200g、長さ300mm(携帯時)のコンパクトなゲージ付き携帯フロアポンプ。
- 米式/仏式/英式のバルブに対応。(出荷時は仏式にセットされています。)
- 附属品:英式トンボ口金、専用ブラケット、固定用バンド×2、ボトルゲージ台座取付用ネジ×2
今使っているポンプがこれ。
140psiまで入れられる携帯型フロアポンプとなっている。重量は200g。
ホースにエアゲージがついていて、非常に見やすい。またポンピングも非常にやりやすい。
ホース根元が自由に動き、ポンプをよい位置に置きやすい。ハンドルも大きく手が痛くならない。
前述2本のエアポンプで問題となっていたネジ式のアダプターも、こいつはワンタッチ形式のアダプターになっている。
現時点で、今までで最高のエアポンプだ。値段も安くていい!
迷ったらこいつはいいぞ。
レザイン ALLOY DRIVE BLACK
出典:アマゾン
- MAX:90PSI
- 重量:112g
- 全長:166mm
- 全てのハンドポンプのアルミ部は、高精度CNC加工にて製造され、スムースな動きを実現。
- ボトルケージ台座に取付可能なマウントブラケット。ベルクロ部分にはネオプレンパッチを使用し、滑りにくくなっている。
- すべてのハンドポンプに標準装備。
- 内蔵された延長ホース。全ての金具はCNC加工で作られる。この構造を採用することで他のポンプに比べ、10-20%の短小化に成功。また加圧時にバルブを傷めにくい。ひっくり返すことで、FV/AVに対応。
- ABS(エアブリードシステム)と呼ばれるプッシュ式のエアバルブを搭載。ホースを接続したままホース内の減圧(FV)、エア圧の調整(AV)が簡単に行える。
予備にこのポンプも持っている。
なぜこのポンプにしたかというと、そこそこ高圧に入るということ。
あと、ホースが内蔵をされていることがよい。
この手のポンプはバルブアダプターが本体に付属している場合がけっこうある。
その形状のポンプって、非常に入れずらい。なので、アダプターは絶対にホース式のやつにする。
フロアポンプタイプなら、必ずホース式だから、その点は心配ない。
日帰りや、練習であれば、このポンプをツールボトルに入れて持っていく。ちなみに海外遠征の場合も、予備でこいつも持っていく。
まとめ
パンクはしない時は、まったくない。しかし心の迷いとスキがあるといきなりパンクする・・・と、まぁ、そんなことを考えながら、いつもロングライドや走りにく時、これらエアポンプも持っていくわけだ。
そういえば2016年から・・・実はオレはパンクしていない。この記録はどこまで続くだろう。
なので、毎回走りに行く時、これらエアポンプの出番がないことを祈っている。