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ロードバイクの空気圧はいつもきちんと管理する必要があります。ロードバイクのタイヤは見るからに細い。25cということは直径25mm程度。
ちょっと太めのソーセージくらいしかない。そんな細いタイヤに人の体重とロードバイクの車重がかかってくる。自ずと空気圧は高くなる。
空気の容量が多ければ、多少のルーズさは許容範囲となるがこれだけ細いとそうはいかない。
ロードバイクタイヤの空気圧について考えてみよう。
この記事の目次
空気圧はどれくらい入れる?
ロードバイクの空気圧の場合、メーカーにもより異なりますが、90~125psi または 6.2~8.6barという値の空気圧がおおよその適性空気圧になります。
これらは、タイヤ自体に適性空気圧が記載されており、おおよそ、100psi程度入れるつもりで最初に空気を入れてから調整するとよいでしょう。
なお、100psi=7barになります。
どのくらいの頻度でチェックする?
ロードバイクの場合、乗る都度、空気圧が変化しますので、頻度については乗る都度空気圧を図るのが望ましく、乗り降りした後、次に乗る際に空気圧を図るのが最も望ましいチェック法です。
何故、乗る都度空気圧が変化するのかですが、圧力が関係しており、マウンテンバイクやクロスバイクというバイクと比較した場合、かなり高い圧力になるのがロードバイクであるため、高い木圧をチューブ内に入れたものは温度変化に敏感に反応してしまい、空気の圧力に変化を生じやすいのです。
マウンテンバイクの場合、多目的に使用可能となるよう作られているためあえて適正気圧が低く、タイヤが地面と触れるよう設計しており、レース用のロードバイクは、気圧に敏感で乗る都度気圧チェックをすることが望ましいです。
適正空気圧はタイヤの太さで変わる
タイヤの空気圧ですが、タイヤの太さが太ければ太いほど、車重を支える際に必要な空気の圧は少なくなり、タイヤが細ければ細いほど車重を支える際、大量に空気を必要とします。
その為、ロードバイクの場合、タイヤが細いが故、必要な空気量は多く、少ない場合、バウンド時にチューブを痛める要因になりますので、マウンテンバイクよりも強い圧をかけてチューブ内に空気を送り込む必要性があるのです。
空気圧が少ないとどうなる?
空気圧が少ないと、タイヤは車重を支えることが難しくなり、車重の重さによってタイヤは大きく沈み込みます。
この状態で走行し続けるとリムとタイヤ内のチューブがぶつかり、破裂の要因になる穴を開けることに繋がるため、できるだけチューブ内には適正空気を放り込む必要性があるのです。
では、逆に適性空気圧を超えて空気を入れた場合どうなるかは、バウンド時にバランスを取ることが難しくなり、タイヤの反発力が増強されるため、デメリットとしては、跳ねやすくなります。
適正空気圧はタイヤに記載されている
実は必要な空気圧は、タイヤ横に印字されており、90~125psi または 6.2~8.6barという文字で空気圧の適性値が記されています。
この場合、psi値で空気圧を見た場合、90が最低ラインの数値で125が適正最大値です。
barで見る場合、6.2が最低値で8.6が適正最大値となるわけです。
これらの値は、空気入れにインジケーターがあればそのインジケーターで空気圧計測を行い、適性値をチューブに送り込みます。
barとPSiの換算方法
1 Bar = 14.5 PSIとし、1 PSI= 0.07 Barであるという計算方法だけを覚えておけば後は電卓などで適性値を導き出すことができますので、たとえ、タイヤに適性である単位がどちらかしか書かれていなくとも対応は可能です。
空気圧を目的応じて調節する
ロードバイクは目的に応じてこまめに空気圧を調整することが重要で、スピードを重視する場合適性値を高く設定することでスピードの出やすいロードバイクへと変化させるなど、目的に応じて調整することが重要です。
スピード重視は高め
スピードを重視する人は、タイヤの設置面積を減少させることでスピードアップにつながるタイヤ空気圧を高めに設定するのが望ましいです。
ただ、タイヤの空気圧を高くした場合、バランスを取りにくくなる点があげられ、ロードバイクが跳ね上がりやすくなりますので、扱いにおいては慎重さを有します。
乗り心地重視は低め
ロードバイクに安定性や乗り心地を求める場合、空気圧は適性値の最低ラインがおすすめです。
このラインであれば、跳ね上がりを防ぎつつ安定性を重視することが可能です。
体重重い人は高め
体重が重い人は高めの空気圧がおすすめで、その理由は車体の沈み込みを防ぐことが最大の目的であるからです。
重い人は、リム打ちという現象を起こしやすく、チューブ破裂の原因を起こしやすいため、適性空気圧の上限マックスまで入れるのが望ましいです。
体重軽い人は低め
体重が軽い人においては、適性空気圧は、上限値の最低ラインである90psiか6.2barがおすすめです。
その理由は、体重が軽い人の場合、マシンが跳ね上がる可能性を軽視できず、安全上あえて空気圧を減らしてタイヤの接地面を増やした方が安定する可能性が高いためです。
タイヤは接地面が増えれば増えるほど、抵抗を生み、速度は低下しますが、反面に抵抗により、安定を生みます。
逆に抵抗が無ければその分漕ぎ出しやトップスピードに至るまでが速くなるという利点がありますが、接地面が少ないが故、地面に触れているタイヤ面が少なく、方向転換ですらバランスを失う要因となります。
ロードバイクタイヤの空気圧は、体重はもちろんロードバイクの走り方などでもこまめにチェックすることが重要です。
ロードバイクの空気入れについては以下の記事を見ていただければうれしいです。
まとめ
ロードバイクの空気圧は、かなりしっかりと管理するべきと思う。タイヤの寿命にもかかわってくる。
特にオレみたいに体重重めの方は走る前に空気圧のチェックはマスト。
またロードバイクで走り行った出先でパンクした場合などもしっかりとした携帯ポンプで空気圧を維持すると良いと思う。
携帯ポンプについても以下の記事でチェックをしてみたので合わせてご覧ください。
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