クロモリロードバイクとは？美しいクロモリロードオススメ5台

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ロードバイクにはクロモリフレームを使用しているバイクがあります。ロードバイクやマウンテンバイクのフレームのクロモリって何？という疑問について解説をしていきます。

なお、クロモリには利点と欠点もあるという方向性で解説をしていきますので万能なフレームではありません。

しかし、欠点を補うことができればいつまでも乗り続けることができるフレームがクロモリというフレームになり、この記事ではそんなクロモリについて解説をします。

クロモリとは？

クロモリは、クロームモリブデンという金属のことで、炭素胴にクロムという金属とモリブデンという金属を混ぜ合わせた金属になります。

つまり合金のことでいろいろな金属を合わせることで強度を上げたものがクロームモリブデンです。

クロモリの利点は、剛性がある点ですが、問題としては、絶対に錆びないという耐久性がない点です。

なので、カーボンのような樹脂と比較した場合、錆びるという問題がありますが、カーボンはカーボンで剛性を超えると折れるなどのほか、裂けるという問題があります。

細く美しいホリゾンタルが魅力

クロモリの強みですが、細さと美しさが両立している点です。

クロモリは強度が高く、柔軟性に富んでいるため、旧来のアルミフレームと比較した場合、細身を出して美しいフレームを作り上げることが可能です。

そして、金属になりますので着色が可能な点もあり、着色次第でさらに美しさを出すことが可能です。

旧来のアルミフレームの場合、強度を保つ方法の一つがフレームを太くするという方法でした。

しかし、クロモリはいろいろな金属を混ぜ合わせた合成金属になりますので、十分な強度を誇っているため、細くして軽量化することも可能なのです。

だから細く美しいホリゾンメタルが魅力になるわけです。

これをアルミで行った場合、おそらくアルミは折れるでしょう。

クロモリのメリット

クロモリのメリットは、強度が高い点、金属自体が溶接できる点のほか値段という方向性で利点があります。

アルミフレームと比較しても高い体躯油性と値段が安い点が挙げられており、衝撃にも強いです。

衝撃に強いことのほか圧力にも強いので耐久性においてアルミにありがちなフレームが歪んでいくという問題も少ないのがクロモリです。

そして、最大の売りは衝撃を吸収できる点で、ロードバイクのほか、マウンテンバイクなどで悪路を走行時にフレーム自体が衝撃を吸収するというメリットがあります。

細くてフォルムが美しい

クロモリは、細くてフォルムが美しいものが多いです。

なぜなら、クロモリは軽量化を行う上でフォルムを補足して美しく見せることで耐久性と軽量性を両立しています。

逆を返すと、アルミフレームのようにくみ上げてしまうと重量化と、しなやかさが失われるため、あえて細くするほうがクロモリでは理想になります。

乗り心地が良い

クロモリのフレームは、乗り心地が良く、その理由というのが衝撃を吸収する金属であるからです。

クロームモリブデンは、耐久性が高いと言われているのは衝撃を吸収して分散させることができるため、高い安定度を持っているフレームになります。

だから、マウンテンバイクなどで採用されているフレームにクロモリのフレームが存在しているのは、悪路で安定性を見出すためクロモリを使用しているのです。

クロモリは衝撃を吸収するとともに分散させることでフレーム全体で安定性をとろうと設計されており、しなりと元通りに戻ろうとするバランスが良いのです。

逆にがっちりしたフレームの場合、機敏な動きを見せますが、道路が整備されていないといけないなど条件があり、ロードレーサーなどは軽くて強度が高いカーボンが使われているということです。

耐久性が高い

クロモリは、合金になるため、耐久性が高いです。

合金の利点は金属の良い部分をすべて足し算することができる点で、クロームは錆に強い点、モリブデンは柔らかく熱に強いという利点があり足し算していくととても良いフレームになります。

一方でメリットも足し算されてしまうのですが、デメリットを補う方法もありますので、デメリットばかりが目立つということはありません。

値段が安い

クロモリは、合金にしてはお値段が安いです。

なぜなら、クロモリは、合金の技術が確立して金属の耐久性を高めるうえで生まれた産物なので原材料費が安いんです。

そして技術も確立した古い技術なんでお値段もそれほど高くないんです。

逆にカーボンなどは軽量と高い耐久性があることのほか、しなりもあるため、クロモリよりも高価になりその理由は性能差です。

溶接修理が可能

クロモリは修理において、溶接して直すことが可能です。なぜなら、金属だからです。

金属は溶接と言って金属同士で引っ付けて補強することが可能で、がっちりと化学変化させて引っ付けると外れなくなるのです。

だから、損傷した部分があった場合新しい金属で引っ付けて直すということができるのです。

クロモリフレームのデメリット

クロモリのデメリットについては、重い金属であることのほか、錆に弱い点、ラインナップが少ないという問題があります。

ほかにもデザインが古臭いというものもあります。

クロモリフレームは重い

クロモリは鉄であり合金なので、どうしても金属同士を合体させるうえで重くなります。

軽量な金属ばかりで合金を作ると錆びることもありますので、さびにくい金属と合体することで問題を回避しているため金属の合体においてどうしても重くなるのです。

鉄なのでサビに弱い

クロモリは、錆に実は弱いです。

厳密に言えば、錆に強い金属と錆に弱い金属が混じっているから錆び始めると錆びが全身に回りやすいのです。

それを補うために塗料でさびないように工夫をしているのが栗盛の自転車のフレームです。

ロードバイクとしてラインナップが少ない

これは、カーボンという軽量でかつクロモリと同じ特性を持つ非金属性のフレームが登場することであまり商品的な価値が下がったからラインナップが少ないのです。

しかもクロモリのフレームはお手入れをしないと錆びたりしますので、お手入れ不要なカーボンと比較した場合、どうしても新規参入事業者の数が減ってしまうんです。

逆にカーボン製は人気がありますので、自転車フレーム作りの参入者は多いというわけですね。

クロモリフレームはデザインが古く感じる

これは仕方がない部分で、デザインが古く感じるのは、１９３０年代の技術だからです。

だから古臭いデザインなのは仕方がなく、古い技術でありながら現在でも通用するのがこのクロモリのフレームになります。

クロモリフレームロードバイクオススメ5車種

クロモリフレームロードバイクのオススメ車種をチェックしてみましょう。

FUJI ( フジ ) ロードバイク BALLAD R ( バラッド R )

出典：Ysroad

ラレー ロードバイク CARLTON-B ( カールトン ビー )

出典：Ysroad

GIOS ( ジオス ) ロードバイク VINTAGE イタリア 540

出典：Ysroad

バッソ ロードバイク MARTE ( マルテ ) シエナ テッラ

出典：Ysroad

ジオス FELLEO (フェレオ) 105 R7000 ジオス ブルー

出典：Ysroad

まとめ

クロモリについては、高い耐久性がありますが、錆びてしまう点、お手入れをしないといけないという方向性にある金属になるため、大切にしないと傷んでしまうフレームになります。

ですが、大切にすればいつまでも乗り続けることができるフレームで修理もできるため、自分にフィットしたものについては延々と乗り続けることができるという利点があります。