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ロードバイクのハンドルは、自転車の重要なパーツの一つです。
ハンドルの形状やサイズを選ぶことで、快適性やパフォーマンスが大きく変わるため、選ぶ際にはいくつかのポイントに注意する必要があります。
以下でロードバイク用ハンドルの基本的な知識と選び方について説明します。
この記事の目次
ドロップハンドルの形状
ロードバイク用ハンドルのドロップの形状には、シャロー、アナトミック、アナトミックシャローの3種類があります。
シャロー(Shallow)
シャローは、ドロップの深さが浅く、ハンドルバーがほぼ水平になっている形状です。
ドロップが浅いため、乗り降りが容易で、長時間のライドでも手首への負担が少なくなります。
また、ドロップが浅いため、ブレーキや変速の操作がしやすく、初心者やトライアスロンなどのトライアスリートに人気のある形状です。
アナトミック(Anatomic)
アナトミックは、ドロップが深く、ハンドルバーの形状が手に沿っている形状です。
手にフィットする形状になっているため、握りやすく、乗り心地が向上します。
また、ドロップが深いため、高速での走行や山岳走行に適しています。
アナトミックシャロー(Anatomic Shallow)
アナトミックシャローは、アナトミックとシャローを組み合わせた形状で、ドロップの深さが浅く、手に沿う形状を持っています。
シャローのような乗り降りのしやすさとアナトミックのような握りやすさを兼ね備えた形状です。
長時間のライドに適しています。
ハンドル各部についての知識
ロードバイク用ハンドルには、リーチ幅、ドロップ幅、ハンドル幅といった長さの基準があります。
それぞれの基準について、以下に説明します。
リーチ幅
リーチ幅とは、ハンドルバーの中央からブレーキレバーの取り付け部分までの水平距離のことを指します。
リーチ幅が短いほど、前傾姿勢が立ち、リーチ幅が長いほど、前傾姿勢が強くなります。
自分の身体に合ったリーチ幅を選ぶことで、快適なポジションを保ちながら走ることができます。
ドロップ幅
ドロップ幅とは、ハンドルバーの両端のドロップ部分の間の水平距離のことを指します。
ドロップ幅が短いほど、手首や肩への負担が少なくなります。
また、ドロップ幅が広いほど、風を受ける面積が増え、空気抵抗が大きくなるため、高速走行向きのハンドルバーとなります。
ハンドル幅
ハンドル幅とは、ハンドルバーの両端から両端までの距離のことを指します。
ハンドル幅は、肩幅や腕の長さに合わせて選ぶことが重要です。
ハンドル幅が広すぎると、腕に負担がかかり、長時間のライドが辛くなることがあります。
逆に、ハンドル幅が狭すぎると、バランスを崩しやすくなります。
自分の身体に合ったハンドル幅を選ぶことで、快適なポジションを維持しながら、安定した走行を行うことができます。
ロードバイク用ハンドルの選び方
ロードバイク用ハンドルを選ぶ際には、以下のポイントに注意する必要があります。
ハンドル交換の意味を考える
自転車に搭載されているハンドルは、標準的な形状や寸法になっている場合がありますが、自分のライディングスタイルや体格に合わせて、適切な形状や寸法のハンドルに交換することで、快適なライディングができるようになります。
アルミ製ハンドルのメリット
アルミ製のハンドルは、比較的安価で、耐久性が高いため、初めてロードバイクを購入したばかりのビギナーにとっては、おすすめの選択肢です。
また、アルミ製のハンドルは、振動吸収性が良く、快適な乗り心地を提供してくれます。
カーボン製のハンドルメリット
カーボン製のハンドルは、軽量でありながら高い剛性を持っているため、高速走行時に発生する振動を効果的に吸収してくれます。
また、カーボン製のハンドルは、アルミ製のハンドルよりも応答性が高く、操作性が良いため、レース用の自転車には欠かせないパーツです。
ただし、アルミ製のハンドルに比べて価格が高く、取り扱いにも注意が必要です。
クランプ径の確認をする
ハンドルのクランプ径は、自転車のフロントフォークに取り付けるための径のことで、一般的には31.8mmまたは26mmです。
自転車に搭載されているハンドルのクランプ径と同じサイズのハンドルを選ぶことが重要です。
ハンドルはステムに取り付けられます。ステムについてもチェックをしてみましょう。
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ビギナーの選ぶ基準寸法は?
ハンドルの選ぶ基準寸法は、自分の体格やライディングスタイルに合わせて選ぶことが重要です。
一般的な基準としては、ハンドルの幅は肩幅よりも少し広めがおすすめで、ドロップハンドルの場合は、ドロップの深さが自分の腕の長さや柔軟性に合わせて選ぶことが重要です。
また、ロングライドを行う場合は、手首や肩の負担を軽減するために、ハンドルの形状にも注意を払う必要があります。
まとめ
ハンドルの交換については、専門の自転車ショップに依頼することをおすすめします。
自分で交換する場合は、適切な工具を使用し、しっかりと締め付けることが重要です。
以上のようなロードバイク用ハンドルの知識と選び方を参考に自分に適切なハンドルを選ぶことが重要です。