ロードバイクの技術・知識

ロードバイクとママチャリ(普通自転車)の大きな8つの違い

ロードバイク,ママチャリ

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ロードバイクとママチャリは同じ自転車ジャンルの車両とは思えないほど、その形やライディングポジション、速度域など全く違う。

街中を走っているロードバイクとママチャリ・・・そうロードバイクとママチャリには同じ自転車というカテゴリ、ジャンルでありながら、その違いは一目瞭然。とても同じ自転車とは思えないほど違っている。

それはF1のフォーミュラーカーと軽トラくらい違うであろうか。値段も普通に10倍以上違うこともあり、なぜに同じ自転車でこんなにも違うのか?

ロードバイクとママチャリ・・・その大きな違いをちょっと見てみよう。

自転車として使用する用途・目的の違い

ママチャリ

ママチャリは基本的には近くに出かけたり、買い物に行ったりするときに使うことが多く、買ったものを効率よく持って帰るためにかごがついていたりします。その名の通りです。

ちょい乗りや買い物などに行きやすいようカゴ・泥除け・スタンド・鍵・大きな泥除け・チェーンガードなどが標準で装備され近くの生活圏内の距離をゆっくりと走れるように作られています

しかし、遠出したりサイクリングしたりする際にはママチャリは全くと行っていないほど向いていません。半径数キロ程度をエリアとするところを走るために設計されているのです。

一方でロードバイクにはカゴを含め、荷物を積載するモノは一切ありません。買い物に行ったりする際には不向きです。スタンドも付いていないので駐輪もやりにくく、また駐輪しておけば盗難の危険性も高まります。

ロードバイクは速く遠くに行くために設計されている自転車です

自転車の重量が違う

ママチャリは一般的に15kg-20kg程度の重量となっている。

コレに対してクロスバイクは10kg-13kg、またロードバイクは10kg程度から超軽量モデルだと7kgからさらに6kg位のものまである。

ロードバイクはママチャリの重量の半分程度と思っていいだろう。

自転車が軽くなれば、スタートはもちろん坂道を登ることや下ることハイスピードで巡航をするのもとても楽に行える。

ロードバイクは必要最小限の装備にママチャリの重たいフーレムに比べアルミやカーボン、チタンなどの軽量素材を使い、さらにハンドルやコンポーネント、ホイールに至るまで軽量と剛性を重視した作りになっている。

ロードバイクとママチャリではフレーム形状が大きく違う

ロードバイクとママチャリの大きな違いの一つとしてフレームに使用される素材の違いがあります。

21Technology 【21テクノロジー】 シティサイクル

出典:アマゾン

コレはウチに3台あるママチャリの1台だがママチャリのフレームに主に使われる素材は廉価なママチャリには鉄・スチールが使われている

また、けっこう値段の高いママチャリというよりは、シティサイクルと言われいる自転車には主にアルミがフレーム素材として使われている。

アルミは素材としては軽く、また丈夫でもあるので多く使われています。

もちろんアルミ自体は素晴らしい素材ですのでロードバイクのフレームの素材としても多く使われています。

ロードバイクのフレーム素材として使われている素材は「アルミ」「カーボン」「クロモリ」「チタン」と、この4つの素材が主に使われている。

ロードバイクでアルミフレームが使われているバイクはビギナーや廉価版、スタンダードな位置づけになっている場合がほとんど。

ロードバイクのフレームと言えば、やはりカーボンフレームがメイン素材と言ってもよいだろう。

また昔から根強い人気を誇るのがクロモリ素材となっている。クロモリは鉄なのですが、柔らかな乗り心地があり、一部のファンから熱狂的な支持を得ている素材です。ツーリング車やロングライドに利用するロードバイクなどにわざわざ指定をしてオーダーをするライダーもいるほど。

ロードバイクはフレームサイズが細かく選べる

ロードバイク

ママチャリはフレームサイズは基本的にワンサイズ。ホイールサイズが20、24、26、27インチの間で選ぶようになっている。

逆にロードバイクは基本的にホイールサイズは700cにほぼ統一されている。それに対してフレームサイズが細く設定があります。

ロードバイクは乗り手の身長にしっかりと合わせてサイズを選ぶのです。

フレームサイズがきちんとあっているロードバイクはペダリングもしやすく、またロングライドやレースなどでも力を発揮しやすくなります。

自分自身にあったフレームサイズのロードバイクを元にサドル高さ、ステム長さ、ハンドル幅やコラムの高さなどしっかりとフィッティングを施すことでより快適に、効率よく走る事ができます。

ライディングポジションの違い

ロードバイク

ロードバイクとママチャリではライディングポジション、つまり乗り方に大きな違いがあります。

当然といえば当然ですが、フレームの形状がこれだけ違えば、ライポジは大きく違ってきます。

そもそもママチャリに乗る際にはライディングポジションは椅子に座っている際にはほとんどの方が背筋を伸ばして乗っていることでしょう。

ママチャリ

しかし、ロードバイクでは基本的なライディングポジションは前傾姿勢となります。

ロードバイクに乗る際に前傾姿勢になる理由は主に3つあります。

まず1つ目は、その前傾姿勢を取ることにより空気抵抗を減らすため。

2つ目は前傾姿勢を取ることによりライダーの体重を足乗せ、ペダルに力をかけやすくするため。

3つ目はライダー全身の筋力を効率良く使えること。上記のママチャリポジションでは上半身が地面と直角になっているためペダルを回すのはほぼ太もも。

しかし、サドルが高く前傾姿勢を取ることにより、足の筋肉はもちろん、尻・腹筋・背筋・腕など全身の筋肉を使いペダルを回す力になるのです。

とても細く・軽く・抵抗の少ないロードバイクのタイヤ

ママチャリのタイヤは基本的にはロードバイクのタイヤに比べて太くなります。ママチャリではスピードを重視するよりは安定感を大切にしているのでタイヤを太めにして安定感を作っています。

またママチャリは子供を乗せたり、買い物でカゴに沢山の荷物を乗せたりします。そのような理由があるため、ママチャリは重量を重く、また低重心になるように作られています。それにより低速でも安定して走ることができるわけです。

ママチャリにロードバイクのような細いタイヤでは、安定性がなくなってしまうわけです。また肉厚のある頑丈なタイヤはパンクにも強いということもあります。

Continental(コンチネンタル) Continental (コンチネンタル) Grand Prix 5000 700×25C

出典:アマゾン

一方でロードバイクでは安定性も、もちろん大事ですがロードバイクは競技用の乗り物となっているのでスピードも大事となっています。それによってタイヤを細くすることによって地面との摩擦を軽減させてスピードを出やすくしています。

またタイヤを細くすることで、エアを高圧に入れるような構造になっている。それでも昨今ロードバイクのタイヤも太めの方向になっているのも覚えておきたい。

多段変速機・ギア枚数の違い

ロードバイク カセット

ママチャリとロードバイクの最も大きい違いと言ってもいいものの一つに多段変速機・ディレイラーの存在があります。

ママチャリには多段変速機がついていることはあまりありませんし、あってもリアに5-6速のディレイラーやもしくは内装式の変速機がある程度です。

ロードバイクには必ずと言っていいほど多段変速機がついています。

リア変速機にはカセットスプロケットと言われる多数のギアが重なったパーツが構成されていて、2021年現在12速となっています。

ロードバイクにはフロンドチェーンホイールが通常では2枚。廉価版のバイクやクロスバイクなどは3枚という場合もあります。また流れとしてフロントチェーンホイールが1枚というバイクも登場をしてきました。

ロードバイクに乗る際にはこのギアの組み合わせを上り坂、平坦道、下り坂などに合わせて変化させることによって疲労や負担を軽減することができます。

ママチャリとロードバイクの速度の違い

ママチャリとロードバイクでは速度において決定的な違いがあります。

ママチャリの一般的な時速は10km/hから20km/hと言われています。ママチャリは荷物をたくさん載せたり、子供を乗せたりした状態で低速走行でも安定して走るように設計がされています。

そのため車重は重く、またアップライトなポジションで低重心となっています。

その一方でロードバイクでは軽く乗るだけでもママチャリでの一般的な時速は軽く超えることになります。

一般的に初心者の方で時速20-30km/h程度でも巡航することが可能。

中級車では時速30km/hを数時間続けることが可能となります。

世界のトップレベルの平均的な時速はどうなるのでしょうか。ロードレース選手は普通に時速は40km/hを越えます。

また、ゴール直前でのスプリントと言われる短距離でのスピード勝負は時速70km/h。ダウンヒル、下り坂では時速100km/hを越えることも多々あります。

まとめ

ロードバイクとママチャリでは様々な違いがあることを紹介していきました。見た目が違うのはもちろん細かく見ていくと様々な違いがありました。

ロードバイクで1000km以上を走るイベントに出ることもあれば、ママチャリGP耐久レースではウチラのチーム、ママチャリ7時間で150km位走りました。やればできるけど、やはり餅は餅屋。適材適所ということね。

どちらも使用する際の目的が違うだけで乗り物としての優劣はない。なので、それぞれの自転車を目的に合ったように使えば楽しくステキな自転車生活になることよ。

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