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ロードバイクの室内保管について考えてみよう。ロードバイク・自転車は外に駐輪するものだという印象がありますが、高価なロードバイクの場合、屋外だと盗難の恐れがあります。
基本的に、ロードバイクは室内保管が原則と考えるべきでしょう。ロードバイクを室内保管するにはどうしたらいいか、室内保管のメリット、室内保管のデメリット、横置きスタンドの種類と特徴、縦置きスタンドの種類と特徴、壁や柱に吊るすハンガーの種類や特徴について、分かりやすく紹介していこうと思っています。
この記事の目次
室内保管のメリット
ロードバイクを室内保管するメリットは2つあります。1つ目は、ロードバイクの盗難防止、2つ目は、ロードバイクの劣化防止です。
ロードバイクの保管は、住宅の敷地内と言えど安全ではありません。住宅の敷地内でこそ、自転車の盗難が多く発生しているからです。車やオートバイと異なり、総重量が10kgにも満たないロードバイクはたとえ鍵がかかっていても、盗難が容易に出来ます。マンションの駐輪場のような、誰でも入って来れる場所に保管することは絶対にやめてください。
当たり前ですが、鍵のかかった室内に保管することが最も安全なのです。ロードバイクはそれなりに高価なものなので、防犯対策もしっかりしないといけません。
また、室内保管はロードバイクの劣化を抑える役割もあります。ロードバイクのパーツは、軽量で高い効率を追求したもので、高価なものです。金属製なので、湿気などに対して簡単に劣化します。雨や風に当たる、屋外に保管することはネジやチェーン、ワイヤーへの錆びを生じさせ、安全性を損なう原因になります。
フレームやホイールに使用されているカーボンも、湿気や紫外線でカーボンをつなぐ樹脂が劣化し、強度を弱めると言われています。その点、室内保管であると、湿気も調整出来るだけでなく、紫外線もカット出来ます。
さらにロードバイクを乗り終わったときに、室内へ持ち込む前必ずきれいにする必要があり、それが乗車後の簡易整備になることも地味なメリットとなっている。
室内保管のデメリット
ロードバイクを室内保管するデメリットは3つあります。
- 1つ目はロードバイクの出し入れが面倒なこと
- 2つ目は室内でロードバイクが場所を取ること
- 3つ目は室内がロードバイクで汚れること
ロードバイクを室内保管をするには?
普通の自転車と違って、ロードバイクなどの高級な自転車の場合、盗難の可能性もさることながら、自転車の車体が屋外だと劣化する可能性が高い為、ロードバイクを長持ちさせる意味でも、室内での保管が欠かせません。
ロードバイクの室内での保管方法を具体的に説明します。
床に置く:横置きスタンド
出典:アマゾン
一般的な室内保管の手段として、ロードバイクをそのまま床に置くという方法があります。一番簡単に車体を出し入れ出来る方法で、毎日ロードバイクに乗る人には、少々スペースを取りますが、この方法が楽でしょう。
ロードバイクを壁に立てかけておくのも楽ですが、ハンドルが壁にぶつかって壁に傷がつく可能性があるので、出来るだけスタンドを使用しましょう。スタンドは安価で入手出来ます。あと、タイヤが常時床に触れて、床が汚れる場合があるので、新聞紙やマットを敷いておきましょう。ロードバイクが倒れた拍子に、床に傷がつくことがあるので、マットをおすすめします。
ロードバイク用のスタンドとしてよくあるのが、ロードバイクの後輪部分のクイックリリースを両側から挟み込み、車体を安定させるタイプです。但し、クイックリリースの形状によっては、スタンドに後輪が上手くはまらないこともある為、スタンドを購入する前によく確認しましょう。
横置きスタンドの種類と特徴
横置きスタンドとは、前述のロードバイクを床に置くタイプです。
まず、一番一般的なのが、リヤのクイックリリースにスタンドを取り付けるタイプです。折りたためるので収納が便利です。着脱が少し面倒です。
他には、リヤ近辺のフレームに引っ掛けるだけの簡単なディスプレイスタンドもあります。着脱の手間がなく、どの自転車にも使えます。
フロントかリヤのホイールのどちらかを左右から、挟み込んで立て掛けるタイプもあります。一番簡単で安定感があります。
エーゼット(AZ) 自転車用メンテナンススタンド KF202
出典:アマゾン
- ハブ幅約13㎝から16㎝に対応
- 一般的なクイックリリースの自転車向け
ミノウラ DS-532 チェーンステイ/シートステイフック式スタンド
出典:アマゾン
- 材質:アルミ/支柱
- 小径ホイール~29インチ(フルサスMTBを除く)まで
- ステイパイプ 直径25mmまで
NinoLite L字型 自転車 スタンド
出典:アマゾン
- 【材質】 スチール
- 【サイズ】 幅40×奥行34cm×高46(折りたたみ時8cm)
- 【重量】 2.5kg
- 【適応ホイルサイズ】 23c~2.4 (20インチ、29インチ)
壁に立てかけるスタンド
出典:アマゾン
横置きスタンドではなく、縦置きスタンドを利用して、壁に垂直に立てかける方法があります。
室内で場所を取らないですが、ロードバイクの出し入れがいささか面倒です。特に雨の日にロードバイクに乗った時は手入れが面倒です。
こちらもタイヤが床に触れる部分には、新聞紙やマットを敷いておきましょう。
縦置きスタンドの種類と特徴
縦置きスタンドとは、前述のロードバイクを壁に垂直に立て掛けるタイプです。スタンドだけではなく、壁や家具にフロントホイールを固定するタイプもあります。
縦置きスタンドで一般的なのは、小さなフックを壁や柱にボルトでとめて、フックにフロントホイールを引っ掛けて縦置するタイプです。壁に穴を開けないといけません。
他には、突っ張り式のポールに取り付けたフックに、前後のホイールを固定するスタンドもあります。
ミノウラ バイクハンガーV
出典:アマゾン
- 材質:スチール
- 耐荷重:20kg
- 商品構成:本体、木ネジ2本
ミノウラ BC-V1 縦置きフックセット
出典:アマゾン
- 箕浦製ポール式スタンド45mm支柱用アタッチメント
- バイクタワー、バイクピット用追加アタッチメントで垂直にバイクを立て掛けられます
- 最大許容タイヤ幅58mmまで
- 一般的なスポーツタイプ自転車15kgまで
壁にディスプレイのように吊るす
出典:アマゾン
壁や柱に吊るすハンガーにロードバイクを掛ける方法があります。
ディスプレイとしては楽しめますが、キレイにロードバイクを清掃しなければならず、ロードバイクを空中に吊るすのも重労働なので、頻繁にロードバイクに乗る人には向いていません。
何かの拍子に、ロードバイクが上から落ちて来ないように気をつけなければなりません。
壁や柱に吊るすハンガーの種類や特徴
これは、前述のロードバイクを、壁や柱に吊るすハンガーにロードバイクを掛けるタイプです。吊り下げハンガーをボルトで壁に固定して、使用するタイプが一番簡単に使用出来ます。
ミノウラ バイクハンガー4R
出典:アマゾン
- 材質:スチール
- サイズ:展開時/幅370mm・奥行290mm・高さ(下フック含)200mm 収納時:幅370mm・奥行90mm
- 耐荷重制限:20kgまで(壁の構造による)
- 製品重量:1.1kg
ミノウラ グラビティスタンド2 壁もたれ式上下二段型
出典:アマゾン
- サイズ:H 2,140 x W 680 x D 430 mm
- 壁面〜フック中心距離:300 mm
- フック間隔:300〜420 mm
- 最大対応径:65mmまで
- 耐荷重制限:フック1ヶあたり25kgまで
まとめ
以上、ロードバイクを室内保管するにはどうしたらいいか、室内保管のメリット、室内保管のデメリット、横置きスタンドの種類と特徴、縦置きスタンドの種類と特徴、壁や柱に吊るすハンガーの種類や特徴について説明しました。
ロードバイクを室内保管を勧める理由は、盗難防止とパーツの劣化防止です。
大切な愛車はとにかく室内保管をすることが一番安心、安全。自身の住居構造によりロードバイクの室内保管法を考えてみよう!