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ロードバイクタイヤ「23c/25c/28c」メリット/デメリット

2019年4月6日

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ロードバイクでよく使われているタイヤ太さには23c・25c・28cの3種類がメインとなるだろう。

ロードバイクのタイヤの太さと、走行性や乗り心地には深い関係があります。そりゃそうだ。太いタイヤのほうが乗り心地が良いのは誰が見てもわかる。

自分自身の走行ニーズに合わせたタイヤを選ぶことが必要であり、もちろんロードバイクタイヤにも同じことが言えます。

23c、25c、28cの各タイヤの特徴と、それぞれのメリットとデメリットについてチェックしてみよう!

ロードバイクタイヤの太さと走行性の関係

ロードバイクが大好きな我々だが、自転車には日常の買い物に便利なママチャリや、コンパクトに収納できる折りたたみ自転車など、様々な種類がある。

その中で、ロードバイクは走行性、スピード、軽快性、スポーツ性を重視したスポーツ自転車です。より長い距離を速いスピードで走ることに特化した自転車になります。

その特性から装備するタイヤに関しても目的に合うタイヤを用いています。

タイヤは、太ければそれだけ地面に接触する部分が大きくなり、安定性は高まるものの走行性は低くなります。

太いタイヤは安定した快適な乗り心地を実現できる点がメリットですが、走行性やスピードに関しては犠牲になるため、長い距離を走ることは不向きになります。重くなるしね、太いタイヤは。

一方、細いタイヤは地面との接触面が少なく、転がり抵抗が少なくて済みます。そのため速いスピードを出すことが可能です。

また長距離移動にも適しており、ロードバイクタイヤが他の自転車に比べてタイヤが細いのもそれが理由です。

走行性を重視しているため、車体をできるだけ軽くすることも必要です。細いタイヤは重量が軽くなり、その点でも車体全体を軽くするために有効です。

もちろん車体重量に影響するのはタイヤだけではありません。

車体の素材など、可能な限り軽い車体を目指しているのがロードバイクです。

ロードバイクは他の自転車に比べて高価ですが、その中でもスペックに違いがあります。

さらに軽いロードバイクであれば価格も高くなる傾向があります。ロードバイクタイヤの品質もよりいいものを使用しています。

ロードバイクタイヤのサイズの特徴を知ることが大切

より長く、より遠く、より早くを目指すスポーツ自転車のロードバイクでは、細いタイヤが目的に合致しているため、タイヤの太さも23cのものはよく利用されています。

しかしそれより太い25cのタイヤも一般的になっており、利用する人によってニーズは分かれます。

現在ではホイールリムもワイド化が図られ、実際の現場では25cの人気が急増している。

さらに太い28cの場合は、ロードバイクタイヤの主流というわけではありませんが、しかしクッション性や安定性を求める人にとってそのような太いタイヤを好む人もいます。オレは、もうこの頃ずっと28cタイヤメインとなっている。

23cのロードバイクタイヤのメリットとデメリット

MICHELIN(ミシュラン) POWER COMP BLK

出典:アマゾン

23cのタイヤは、これまでロードバイクタイヤで広く使用されているものです。理由はもちろんロードバイクに求めるニーズに細いタイヤが合致していたからです。

23cタイヤのメリットとしては優れた加速性やハンドリングの軽さです。そしてタイヤ自体の軽さも車体重量の軽減に貢献しています。

長距離を走る上で疲れにくさを感じるメリットがあります。

一方デメリットは、細くて安定性に欠けるため、段差などの衝撃に弱い点です。衝撃吸収性が弱いため、条件の悪い道では体に衝撃を感じやすくなります。

また、太いタイヤよりもパンク起こしやすく、空気が抜けるのも早い傾向があります。

衝撃吸収性についてはその自転車本体の素材にもよるため、タイヤのみに影響されるわけではありませんが、純粋にタイヤだけを比較した場合は細いタイヤの方が衝撃には弱いと言えます。

なので、体重の軽いライダーや路面の良いサーキットでのエンデューロレース、古めのホイールをもっている方の23cタイヤニーズはまだまだあると考える。

25cのロードバイクタイヤのメリットとデメリット

Continental(コンチネンタル) Continental (コンチネンタル) Grand Prix 5000 700×25C

出典:アマゾン

25cのロードバイクタイヤは、23cに比較して太いため、転がり抵抗が大きいと思われがちです。しかし、同じ体重をかけた場合には、太いタイヤの方が変形度合いは少なく、逆に抵抗を少なくして走ることが可能になります。

そのため現在では、走行性の部分についても25cのタイヤのメリットは大きいという認識がされています。

タイヤが太いため、細いタイヤに比べて安定性があり、段差などの衝撃を和らげることができる点もメリットです。

このような点から、初心者のモデルとしても熟練者の本格的な走りに関しても、現在ではこの25cのロードバイクタイヤが広く用いられています。

デメリットとしては、23cに比べればタイヤが太いため重量があります。より軽くすることがロードバイクの目的に沿うため、この点はマイナス部分です。

しかし、23cとそれほど重さが変わらない25cのタイヤも普及しており、デメリットの度合いは低くなっています。

今、ロードバイクのタイヤを検討するなら、間違いなくこの25cタイヤをメインに考えるとよいだろう。ホイールもそれに合うようワイドリム化が進んでいるしね。

28cのロードバイクタイヤのメリットとデメリット

コンチネンタル(Continental) GRAND PRIX 4000 S2 700x28C(28-622)

出典:アマゾン

28cのタイヤは、ロードバイクよりもクロスバイクの方によく利用されています。

メリットとしては、25cのタイヤよりもさらに安定性が増し、乗り心地の良好な点です。

一方デメリットとしては、25cのタイヤの場合は23cのタイヤに比べてかえって転がり抵抗が少なくなるものの、28cになればそういうわけにはいかず、走行性が悪くなる点です。

走りが重くなるため、23cや25cのタイヤに比べれば、ロードバイク本来の軽やかでスピーディーな走行性が劣ります。

ただ、28cタイヤのエアボリュームと乗り心地の良さは、かなりすばらしいと考える。

100kmまでくらいのライドであれば細めのタイヤにメリットがあるが、それ以上のロングライドであれば28cタイヤの快適性にアドバンテージが生まれてくる。

28cタイヤはコンフォートに加え、リム打ちなどのパンクしにくさ、路面に対する余裕もある。一回のパンクで20分のロスを考えると十分トレードオフできるのではないだろうか。

まとめ

ロードバイクのタイヤと言えば・・・オレがロードバイクを乗り始めた2013年ころは23cがメインだった。あれから数年がたち令和には25cタイヤがメインになりつつある。

ウチのバイクもすべて25cで、オレのロングライド用バイクは28cタイヤとなっている。時代はどんどん変わる。

このところのホイールラインナップを見ても、そのほとんどが17cメインのワイドリム化が進んでいる。これはもう25cロードタイヤをはきましょう、そう言われているようだ。

事実、25cタイヤになってメリットはけっこうあってもデメリットはほぼ感じない。タイヤ重量もかなり軽いし、乗り心地もよくなる。

28cなんて、走っていて体に残るダメージはかなり減り、100km以上のロングライドがメインの方でスピード重視でなければ、ちょっとはいてみてほしいサイズのタイヤと思っている。

今年は、ぜひ太めの25cタイヤにトライしてみてはどうだろう。


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