記事はプロモーションが含まれています
ママチャリのパンク修理/タイヤ交換の方法を画像を交えて詳細解説をしたいと思う。これを見れば初心者も簡単にママチャリ後輪のパンク修理・タイヤ交換がバッチリできる。
ロードバイクのパンク修理は本当に簡単だ。フロントホイールでもリアホイールでも簡単にフレームから外せる。クイックにより工具入らずというのも大きいだろう。
ロードタイヤもうまくやればタイヤレバー使わずにホイールから外すこともできたりするので、ロードバイクのタイヤ交換やパンク修理は10分程度で完了してしまうだろう。
しかし、これがママチャリとなると・・・ちょっと話が違ってくる。
フロントホイールなら、まだいいのだが・・・同じ自転車とは思えないほど、リアホイールの取り外しが大変だ。
で、先日、長女がウチのママチャリ、オレンジサンダー号のリアタイヤをパンクさせた・・・
自転車の鍵をなくして、駅から引きずって帰ってきたそうだ。マジか。
そのまま置いてタクシーで帰ってくればいいもの・・・引きずって帰ってきたからリアタイヤずるむけパンク・・・リアタイヤも使い物にならない。
というわけで、ママチャリのリアタイヤ交換、パンク修理をやってみたぞ。
この記事の目次
ママチャリリアタイヤ交換に必要な工具など
- パンク修理セット
- プラスチックハンマー
- レンチ類
- ドライバー
ところで、ママチャリのボルトはけっこう中途半端なサイズのボルトやナットが使われている。
特にリアアクスルのナットは15mmの場合も多い。15mmのレンチなんて、もっている方が珍しい。そこで上記の10in1の多機能ツールを1本持っているとママチャリ整備は助かる。
オレもたくさんのサイズが1本でまかなえるレンチを使った。
交換ママチャリタイヤ
ママチャリのタイヤはコレで決まりだろう。値段も非常に安く、使いやすいタイヤだ。この際チューブを新品にしておくのはいいことかもしれない。
タイヤ交換がはじめてとか、1年以上交換したことがない場合、ほぼ間違いなくリムテープがダメになっているはず。なので、リムテープを用意しておこう。
パーツ受け皿の用意
パーツ受け皿を用意しておこう。箱でもなんでもいいので、少々大きめの箱を用意しておく。
外したパーツなどを入れておくためだ。
けっこう小さいナットやワッシャが出るので、それらを必ずまとめておくようにしよう。
ママチャリ 自転車のタイヤ交換・パンク修理の実際
それではママチャリ 自転車のタイヤ交換・パンク修理を実際に行った様子を時系列で見ていこう。
まずは広い場所でママチャリをひっくり返す。この状態が1番整備しやすい。
ドラムブレーキ部の取り外し
外装変速機付きのママチャリの場合はシフターを操作してディレイラーをトップギアにシフトしておこう。
トップギアにチェーンを入れておくことでリアホイールが外しやすくなる。
スパナを使い、リアブレーキのワイヤーを緩める。
ボルト・ナットが外れたら、このようにボルト・ナットを仮組みして置いておこう。
パーツの紛失を防げるし、組み間違えもなくなるぞ。
リアブレーキアウターワイヤブラケットを取り外す。
フレームに取り付けてあるので、もし場所など取り付けに自信が無い場合、マジックなどで取り付けてあった位置をマーキングしておくのは良いだろう。
ボルト・ナットを外すことでリアブレーキドラム部が外れる。
リアアクスルナットの取り外し
スパナを使い、リアアクスルのナットを外す。
スタンド、リアドラムブレーキ側のナットが外れた。
続いて変速機、リアディレイラー側のナットを外す。
リアアクスルナットが外れるとディレイラーガードもいっしょに外れる。
リアディレイラーの取り外し
リアディレイラーを固定しているボルトを外す。
このボルトを外すとリアディレイラーがフレームより外れる。カセットスプロケットよりチェーンを外す。
リアホイールの脱着
リアドラムブレーキとリアディレイラーが外れればリアホイールは取り外しができる。
リアホイールからリアタイヤを取り外す
チューブのバルブを取り外す。
バルブを取り外した際、必ず虫ゴムのチェックをしておこう。この虫ゴムも劣化するとエアが抜ける原因になる。
さらにこのような新しいタイプのバルブに交換をしておくと、よいよ。空気入れも楽になるしね。
バルブの逆側にタイヤレバーを入れてタイヤビードをリムより外す。
1ヶ所出れば、あとは手でビードを外すことができるだろう。
タイヤのビードがリムに落ちればリアタイヤの取り外しは簡単だ。
タイヤが外れたらリムテープが劣化していないかをチェックしておこう。
チューブのパンク修理
今回はチューブ交換ではなくパンク修理をした。
添付している紙やすりでパンクの穴の開いている周辺をこする。
パッチの大きさよりも広い範囲をこすっておこう。
紙やすりでこすり終わったらパッチよりも少し広い範囲にゴムのりを塗る。
塗り終わったらゴムのりが手につかなくなる程度まで、3分ほど待って乾かす。
パッチを貼り付ける。
説明書にはパッチをきっちり貼り付けるため叩くと書いてあったので、プラハンマーでパッチを軽く叩く。
プラスチックハンマーは使用頻度が高いので、ぜひ1本常備しておこう!
新品タイヤと修理済みチューブをホイールにはめ込む。
タイヤビードをきちんとリムセンターに落とし込んでタイヤをはめ込めば、タイヤレバーを使う必要なくタイヤを入れることができるよ!
ホイールをフレームに戻す
リアタイヤ交換、パンク修理が完了をしたら、リアホイールをフレームに戻す。
ばらした逆順で組み上げれば、ママチャリリアタイヤ交換、リアタイヤパンク修理の完了だ!
やれやれ。
まとめ
ママチャリのリアタイヤ交換、リアタイヤパンク修理は、きちんと工具やパーツが揃っていれば、さほど難しいものではない。
自転車屋さんでこのリアタイヤ、リアホイール関連を整備してもらうと、結構いい値段するはず。ウチの近くの自転車屋さんを調べたらリアタイヤ交換で5,000円程度していた。
自分でやればリアタイヤ代、約1,000円で済む。
今回の作業も画像を取りながら行って、約1時間の作業時間であった。写真など撮らないで、作業に集中をすれば30分程度で完了すると思われる。
さらに、リアタイヤパンクなどしていると、自転車屋さんまでママチャリを押して歩かなくてはいけない。実はコレが1番面倒だと思う。
なので、自宅でママチャリがパンクなどしてガレージや玄関の肥やしになっている方・・・ぜひお休みにでもリアタイヤ交換、パンク修理にチャレンジしてみてはいかがだろう。
で、長女にタイヤ代でみんなにスイーツ買ってきて・・・と言ったら、みんなにドーナッツ買ってきた。
おいしかったよ。