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SPDペダルのオススメはどのペダルになるだろう。ロード用SPDペダルで定番といえばPD-A520とPD-A600となると思うが、実際にはどのくらい違うものだろう。比較をしておすすめチェックをしてみたい。
ブルベ走る時も、ロングライドの時も、ツーリングの時もSPDペダル愛好のYasuです。みなさんこんにちは。
SPDペダルと言えば、なんかビンディングペダル初心者のように思われそうですが、ロングライドやブルベでは非常にメリットがあります。
走り優先であれば、SPD-SLなどのレーシング系がいいかと思いますが、ロングライドやブルベではロードバイクを降りてあるきまわることが多々あります。
また途中でリタイア、DNFをして輪行をするときなど、SPDペダルの有用性、メリットが活かされること間違い無し。
そこで、シマノのSPDロードペダルと言えば、PD-A520とPD-A600となり、この2つを愛用している私がレビューいたします。
この記事の目次
シマノPD-A520とPD-A600の比較
シマノのSPDロードペダルと言えば、PD-A520とPD-A600のこの2つがあげられるでしょう。
片方がSPDで、片方がスニーカーなどで踏めるようなペダルは非常に重量があり、またクリートがついているシューズでは全く意味がありません。
ただ、SPDペダルというと、なんだかシューズ底でクリートが点あたりになりそうで、足裏が痛いのでは?そんな心配もあるかと思います。
重量や形状、シューズに取り付けた状態なども含め見ていきましょう。
PD-A520のスペック
- 片面SPD
- ペダル軸ネジ寸法(インチxTPI)BC 9/16x20T.P.I.
- ペダル軸材質:クロモリ鋼
- クリート保持力アジャスター:YES
- インジケーター:YES
- 泥対策設定:YES
- ボディ材質/仕上げ:アルミ/塗装
- 平均重量(ペア):315g
ペアでカタログ値315gと非常に軽量なSPDロードペダルです。
スタンダードなSPDペダルで、とにかく誰にでもおすすめできるペダルで、うちにあるロードバイク2台には、このペダルが取り付けてあります。
SPDロードペダルで迷ったら、これで決まりというくらいのペダルかと思います。
PD-A600のスペック
- 片面SPD
- ペダル軸ネジ寸法(インチxTPI)BC 9/16x20T.P.I.
- ペダル軸材質:クロモリ鋼
- クリート保持力アジャスター:YES
- インジケーター:YES
- 泥対策設定:YES
- ボディ材質/仕上げ:アルミ/塗装
- 重量:286g(ペア)/クリート70g
本当に軽いSPDロードペダル。重量は300gを切っている286gというカタログ値です。
ちょっと青みのかかったボディは精悍でかっこいい。アルテグラレベルのペダルとなっています。
両ペダルのクランク取り付けねじ部
PD-A520(左)とPD-A600(右)のクランク取付部となります。
肉抜きも兼ねているのでしょうかPD-A600のほうがアーレンキーのサイズが大きいことがわかります。
また非常に特徴的なのがPD-A520はペダル軸にペダルレンチがかかる溝がありますが、PD-A600には潔くペダルレンチ溝がありません。
このあたり、やはりPD-A600のほうが軽量化、よりレーシング系に振られているのでしょう。
クリートキャッチ部の比較
PD-A520(左)とPD-A600(右)のペダル本体、クリートキャッチ部となります。
PD-A600のほうが小さく見えますが、意外が意外・・・ほとんどその大きさに変わりはありません。
実際にはPD-A600が前後部が絞られていますが、ここはシューズに当たる面ではないので、装着感は変わりません。
ペダル裏面比較
ペダル裏面です。PD-A520(左)とPD-A600(右)をひっくり返したはじめて知ったのですが、スプリング材質が双方で違うことがわかります。
このあたりもPD-A600のほうが軽量化をより目指しているのではないでしょうか。
ペダル重量比較
PD-A520とPD-A600のペアでの重量比較となります。
まずはPD-A520の重量はペアで320gでした。カタログ値315gですのでプラス5gと、誤差の範囲でしょう。
こちらがPD-A600の実測値。294gでカタログ値286gに対しプラス8gと、これも誤差の範囲でしょう。
ビンディングシューズ取付状態
まずはPD-A520のシューズ取付状態。ちなみにシューズはオレの愛用しているSH-M089EのMTBシューズです。
ちなみにこのシューズはワイドタイプがあるので、幅広足のオレは、このシューズ一択。
SPDシューズはクリート点あたりになるのでは?という心配がありますが、この画像をご覧ください。
クリートとペダル本体枠両側がシューズ底面とぴったりフィットしています。これにより、シューズ裏の荷重は分散されることがわかります。s
PD-A600のシューズとのフィット感です。こちらもPD-A520同様、クリートとペダル本体枠がシューズ底面とぴったりフィットしています。
これにより、国内外1200kmブルベにおいても、クリートの点あたり感による特有のシューズ裏痛みはでていません。
まとめ
SPD-SLなどのレーシング系クリートペダルで駅やコンビニを歩いている方を見たことがあるが、非常に歩きにくそう。
何を隠そう、オレも最初はSPD-SLペダルだった。しかし、このクリートはいてトイレですっ転んでから、SPDペダルにしたことは内緒だ。
SPDペダルに変更をして4年目をむかえるが、変更をすることはない。今年も何本もブルベを走ったが、SPDペダルで何の心配もない。
むしろロードバイクから降りた時、安心して歩くことができるので、余計な足元の心配をする必要もない。今日も安心してトイレのタイルを恐れずに用をたすことできる。
さて、ではPD-A520とPD-A600のどちらのペダルがいいかと言えば、問題なく安価なPD-A520を断然オススメする。
何と言っても安い。値段が約6割くらいで済む。しかも重量差はカタログ値で29gど微差。
またPD-A520はペダルレンチ溝がペダル軸にあり、メンテナンス性も優れていることは見逃せない。
もしSPDペダルで迷ったらPD-A520で決まりと言っていいだろう!
SPDペダルに不安を感じているあなた!まったく心配無用ですよ!ストレスフリーなSPDペダルをぜひチェックしてみて下さい。
さて、この2つのペダルの後継とも言えるロード用SPDペダルはこちらの「PD-ES600」と思われます。
シューズ底をきっちりと受け止める幅広プラットフォーム、さらにクリートキャッチ部後方が潔く削ぎ落とされているところなど、かなりいいのでは?
重量も279gと超軽量だ。ぜひとも購入してチェックをしてみたいと思っている。