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【SPDペダル比較】PD-A520/600でオススメどっち?

2017年9月1日

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SPDペダルのオススメはどのペダルになるだろう。ロード用SPDペダルで定番といえばPD-A520とPD-A600となると思うが、実際にはどのくらい違うものだろう。比較をしておすすめチェックをしてみたい。

ブルベ走る時も、ロングライドの時も、ツーリングの時もSPDペダル愛好のYasuです。みなさんこんにちは。

SPDペダルと言えば、なんかビンディングペダル初心者のように思われそうですが、ロングライドやブルベでは非常にメリットがあります。

走り優先であれば、SPD-SLなどのレーシング系がいいかと思いますが、ロングライドやブルベではロードバイクを降りてあるきまわることが多々あります。

また途中でリタイア、DNFをして輪行をするときなど、SPDペダルの有用性、メリットが活かされること間違い無し。

そこで、シマノのSPDロードペダルと言えば、PD-A520とPD-A600となり、この2つを愛用している私がレビューいたします。

シマノPD-A520とPD-A600の比較

シマノのSPDロードペダルと言えば、PD-A520とPD-A600のこの2つがあげられるでしょう。

片方がSPDで、片方がスニーカーなどで踏めるようなペダルは非常に重量があり、またクリートがついているシューズでは全く意味がありません。

ただ、SPDペダルというと、なんだかシューズ底でクリートが点あたりになりそうで、足裏が痛いのでは?そんな心配もあるかと思います。

重量や形状、シューズに取り付けた状態なども含め見ていきましょう。

PD-A520のスペック

PD-A520
  • 片面SPD
  • ペダル軸ネジ寸法(インチxTPI)BC 9/16x20T.P.I.
  • ペダル軸材質:クロモリ鋼
  • クリート保持力アジャスター:YES
  • インジケーター:YES
  • 泥対策設定:YES
  • ボディ材質/仕上げ:アルミ/塗装
  • 平均重量(ペア):315g

ペアでカタログ値315gと非常に軽量なSPDロードペダルです。

スタンダードなSPDペダルで、とにかく誰にでもおすすめできるペダルで、うちにあるロードバイク2台には、このペダルが取り付けてあります。

SPDロードペダルで迷ったら、これで決まりというくらいのペダルかと思います。

PD-A600のスペック

PD-A600
  • 片面SPD
  • ペダル軸ネジ寸法(インチxTPI)BC 9/16x20T.P.I.
  • ペダル軸材質:クロモリ鋼
  • クリート保持力アジャスター:YES
  • インジケーター:YES
  • 泥対策設定:YES
  • ボディ材質/仕上げ:アルミ/塗装
  • 重量:286g(ペア)/クリート70g

本当に軽いSPDロードペダル。重量は300gを切っている286gというカタログ値です。

ちょっと青みのかかったボディは精悍でかっこいい。アルテグラレベルのペダルとなっています。

両ペダルのクランク取り付けねじ部

クランク取り付けねじ部

PD-A520(左)とPD-A600(右)のクランク取付部となります。

肉抜きも兼ねているのでしょうかPD-A600のほうがアーレンキーのサイズが大きいことがわかります。

また非常に特徴的なのがPD-A520はペダル軸にペダルレンチがかかる溝がありますが、PD-A600には潔くペダルレンチ溝がありません。

このあたり、やはりPD-A600のほうが軽量化、よりレーシング系に振られているのでしょう。

クリートキャッチ部の比較

クリートキャッチ部の比較

PD-A520(左)とPD-A600(右)のペダル本体、クリートキャッチ部となります。

PD-A600のほうが小さく見えますが、意外が意外・・・ほとんどその大きさに変わりはありません。

実際にはPD-A600が前後部が絞られていますが、ここはシューズに当たる面ではないので、装着感は変わりません。

ペダル裏面比較

ペダル裏面比較

ペダル裏面です。PD-A520(左)とPD-A600(右)をひっくり返したはじめて知ったのですが、スプリング材質が双方で違うことがわかります。

このあたりもPD-A600のほうが軽量化をより目指しているのではないでしょうか。

ペダル重量比較

PD-A520とPD-A600のペアでの重量比較となります。

ペダル裏面比較

まずはPD-A520の重量はペアで320gでした。カタログ値315gですのでプラス5gと、誤差の範囲でしょう。

こちらがPD-A600の実測値。294gでカタログ値286gに対しプラス8gと、これも誤差の範囲でしょう。

ビンディングシューズ取付状態

シューズ

まずはPD-A520のシューズ取付状態。ちなみにシューズはオレの愛用しているSH-M089EのMTBシューズです。

ちなみにこのシューズはワイドタイプがあるので、幅広足のオレは、このシューズ一択。

SPDシューズはクリート点あたりになるのでは?という心配がありますが、この画像をご覧ください。

クリートとペダル本体枠両側がシューズ底面とぴったりフィットしています。これにより、シューズ裏の荷重は分散されることがわかります。s

ペダル裏面比較

PD-A600のシューズとのフィット感です。こちらもPD-A520同様、クリートとペダル本体枠がシューズ底面とぴったりフィットしています。

これにより、国内外1200kmブルベにおいても、クリートの点あたり感による特有のシューズ裏痛みはでていません。

まとめ

SPD-SLなどのレーシング系クリートペダルで駅やコンビニを歩いている方を見たことがあるが、非常に歩きにくそう。

何を隠そう、オレも最初はSPD-SLペダルだった。しかし、このクリートはいてトイレですっ転んでから、SPDペダルにしたことは内緒だ。

SPDペダルに変更をして4年目をむかえるが、変更をすることはない。今年も何本もブルベを走ったが、SPDペダルで何の心配もない。

むしろロードバイクから降りた時、安心して歩くことができるので、余計な足元の心配をする必要もない。今日も安心してトイレのタイルを恐れずに用をたすことできる。

さて、ではPD-A520とPD-A600のどちらのペダルがいいかと言えば、問題なく安価なPD-A520を断然オススメする。

何と言っても安い。値段が約6割くらいで済む。しかも重量差はカタログ値で29gど微差。

またPD-A520はペダルレンチ溝がペダル軸にあり、メンテナンス性も優れていることは見逃せない。

もしSPDペダルで迷ったらPD-A520で決まりと言っていいだろう!

SPDペダルに不安を感じているあなた!まったく心配無用ですよ!ストレスフリーなSPDペダルをぜひチェックしてみて下さい。


さて、この2つのペダルの後継とも言えるロード用SPDペダルはこちらの「PD-ES600」と思われます。

シューズ底をきっちりと受け止める幅広プラットフォーム、さらにクリートキャッチ部後方が潔く削ぎ落とされているところなど、かなりいいのでは?

重量も279gと超軽量だ。ぜひとも購入してチェックをしてみたいと思っている。

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