ロードバイクの装備

ロードバイクのバーテープの知識や選び方【オススメ3選】

2019年6月29日

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ロードバイクのバーテープについての知識や選び方をチェックしてみましょう。ロードバイクの特徴の一つにドロップハンドルがあります。このハンドルには包帯のような形をしたバーテープが巻かれています。

このバーテープは、なぜママチャリやクロスバイクのようにグリップではないのでしょうか。

また巻く必要性はあるのでしょうか。さらに、厚さや色はどんな基準で決めるのでしょうか。

とにかく今まで乗ってきた自転車と大きく異なるのがこのバーテープの存在です。

そんなバーテープについて一つ一つその疑問に答えていきます。きっとこれを読めばバーテープの意義を知ってもらえます。

バーテープとは?

そもそもバーテープとは何でしょうか。バーテープはロードバイクのドロップハンドルに巻くものです。

その目的はハンドルのすべり止めやフロントフォークなどから伝わってくる地面からの衝撃に対するクッション効果を期待しています。

また、最近ではそれらの目的以外にもロードバイクのファッションの一部として様々な素材や色、模様などが開発、販売されるようになりました。

もともとドロップハンドルはただの金属製パイプで、しかもママチャリなどのハンドルと異なり様々な形状をしていたり、持つ場所も多いことからそれらを全て対応するには包帯のような形状のバーテープは最適なグリップなのです。

なぜバーテープを巻く必要があるの?

冒頭でも触れましたが、バーテープを巻く意味は基本的に滑り止めや緩衝を期待したものです。

元々ロードバイクのハンドルは金属またはカーボンで出来ています。

これらはある程度の緩衝作用があるのですが、なにもない状態だと表面加工が滑らかなものが多いので大変滑りやすいというデメリットがあります。

そのため一気にペダルを回して加速を行ったり、長距離を走っていると滑ってしまうというリスクがあるのです。

それをなくし、快適に走るためにはバーテープは必須と言えます。

ただし、ピストバイクなど一部の街乗りに使う自転車は急加速などを行わなかったり、ファッション的な理由で敢えて巻いていないものもあります。

バーテープの素材

とそれぞれの特徴コットン、コルク、樹脂、革製と言った素材があります。

コットンバーテープの特徴

コットンは昔使われていましたが今は主流ではなくなっています。汚れやすかったり、コストが高くなってしまったり、あるいは傷みやすいと言った理由などもあります。

しかし、質感は優しく今でもクラシックなロードバイクに乗っている方々からは人気があるバーテープです。

コルクバーテープの特徴

コルクも比較的昔からバーテープとして利用されています。コルクボードで利用されるコルクと言う木材から作られます。

こちらも質感が優しいのですが、天然素材であるため雨で水を吸うと弱くなりやすく、巻く際にテンションをかけすぎるとちぎれてしまう等慎重に扱う必要のある素材です。

樹脂製バーテープの特徴

樹脂は現在主流で様々なものがあります。

  • しっとりとして柔らかい触り心地で丈夫なポリウレタン
  • 強度が高く、摩耗に強いポリエチレン
  • ゴムのように薄く柔らかいグリップ感バツグンのデュラソフトポリマー
  • 軽くて柔軟性と弾力性があり丈夫でちぎれにくいEVA樹脂(エチレン・ビニルアセタート・コポリマー樹脂、サンダルやバスマットに使われる)

・・・と言ったものがあります。

革バーテープの特徴

最後に革ですが、高級感があり質感も素晴らしい本革レザーや本革の弱点である強度を補った合成皮革があります。

このように素材によって質感や耐久性が異なるのです。

バーテープはどんな厚さが良いの?

バーテープの暑さはどのようなものが良いのでしょう。厚いほうがいい?薄いほうがいい?バーテープの厚さにはあんがいといろいろな厚さがあります。

1㎜に迫るものから3.5㎜以上の厚手のものがあります。

特徴として薄いほどハンドルのグリップ感が増すのでレーサー向け、厚くなるほど衝撃が緩和されるため疲れにくくなるのでロングライドやサイクリング向けと言う使い分けができます。

なので、用途に合わせてどの厚さが良いかを決めることも重要です。

また厚さを調整することで手の大きさに合わせることもできますから、そういった選び方も良いのではないでしょうか。

バーテープに求める性能とは?

求める性能は基本的にグリップ感の向上と快適性です。

この二つを高い次元で共有しているバーテープが基本的に高性能と言えます。

ただ、こういったバーテープは高額なことが多いので、バーテープにはあまり予算をかけたくない人は予算の範囲内で選ぶのが良いです。

バーテープの色はどう決める?

色は好みですがコーディネートしやすいのは単色です。黒いフレームに赤など分かりやすいのが特徴です。

また、自分で巻く場合はムラが出ても綺麗に見えるので単色がおすすめです。

逆に巻くのに慣れている、またはプロにやってもらうという場合は柄やロゴを選んでも良いかもしれません。

バーテープオススメ3選

いろいろな素材のバーテープがあるが、それぞれの素材のオススメバーテープをピックアップしてみよう。

EMPT(イーエムピーティー) EVA ロード用 バーテープ

EMPT(イーエムピーティー) EVA ロード用 バーテープ ES-JHT020

出典:アマゾン

  • クッション製の高いEVA製バーテープ
  • バーテープ2枚、エンドキャップ2個、エンドテープ2枚

ベーシックな黒から、発色の良い各カラー、ロードバイクにぴったりな迷彩柄、さらにクールなカーボン柄、レザー調パンチング加工、ハイグリップ仕様などと豊富なバリエーションがあります。

オージーケーカブト プロフィットバーテープ [コルクタイプ]

OGK KABUTO(オージーケーカブト) プロフィットバーテープ [コルクタイプ] BT-01

出典:アマゾン

  • バーテープ×2本、エンドキャップ×2本、エンドテープ×2枚
  • BT-01は定番のコルクタイプで、厚みや伸びなど言わばスタンダードタイプ

オージーケーカブト プロフィットバーテープ [極厚手タイプ]

OGK KABUTO(オージーケーカブト) プロフィットバーテープ [コルクタイプ] BT-01

出典:アマゾン

  • 材質:EVA
  • 厚さ:4mm
  • 付属品:エンドテープ2本(15×210mm)、メッキエンドプラグ2

ロングライドにも最適な抜群の衝撃吸収性能を持った厚手のバーテープBT-09が登場です。最も厚い4ミリ仕様になります。

まとめ

バーテープはグリップ感の向上や衝撃を和らげる作用があります。そしてファッション性もあるパーツと言えます。

そんなバーテープをしっかり選んで自転車ライフを楽しみましょう。きっとロードバイクに乗るのがもっと楽しくなるはずです。

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