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ロードバイクはもちろん、自転車に乗る場合もはや「自転車保険」は必須のものと言えるだろう。このところの自転車事故による高額の賠償額を見て、そうは思わないか?
ロードバイクを乗るということにかぎらず、自転車にのる場合は保険に入っていることをおすすめします。
それは、通学通勤で利用をしているママチャリをはじめ、もちろんロードバイクに乗るときも保険に入っていることはとても大切です。
自転車の事故はさまざまなものがあります。車が関連をする事故をはじめ、逆に自身が歩行者や自転車同士の事故を起こす場合も考えられます。
この記事の目次
自転車事故の賠償額も高額化している
高知市で2015年、当時高校生の男性が自転車で警察官に衝突し死亡させた事故を巡り、遺族が男性に約1億1800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で高知地裁(西村修裁判長)が約9400万円の支払いを命じたことが6日、分かった。判決は4日付。https://this.kiji.is/597998007815488609
訴訟では1億1800万円の損害賠償を求められている。そして判決では9400万円の損害賠償となっている。
もはや他人事ではないし、自転車事故とはいえこのくらいの賠償責任が判決としておりることは肝に銘じておく必要がある。
ロードバイクに乗る場合自転車保険は必要か?
ロードバイクを乗るのに自転車保険は必要かという議論だが、何を今さらと思う。公道を走る車両であれば保険は絶対に必要だ。オレ的には免許証も必要と考えるくらい。
たとえば、ママチャリなどに乗っていると、その手軽さより「右側通行」「片手運転」「夜間無灯火」「信号無視」「スマホ見ながら運転」「飲酒運転」など非常に安易に運転をする場合を多々見受けられる。
そんなこともあり、ロードバイクや自転車を街乗りに使うことは、ほとんど無い。危ないったらありゃしない。
またロードバイクはその軽快さにより通常の自転車には考えられないスピードを出すことができることは周知の事実。前述の高知県の例でも「時速44キロ」出ていたことを認定している。
近年では自転車による事故で数千万円を超える民事訴訟判決もあり、何もない状態ではほんとうに大変なことになります。
支払い能力のない学生をはじめとする未成年者はその責任が親にかかってきます。
近年の自転車事故高額賠償
- 2003年:6,799万円
- 2005年:5,000万円
- 2007年:5,438万円
- 2007年:3,970万円
- 2008年:9,266万円
- 2014年:4,043万円
- 2020年:9,400万円
かなりの高額賠償額になっている。あなたはこの金額を払うことができるだろうか。オレは無理。
各社の自転車保険
自転車とはいえ、賠償責任も数千万円は当たり前になってきている。今、色々な自転車保険があります。低価格で入ることができる自転車保険ラインナップも充実をしています。
そこで、賠償責任保険金額1億円以上の自転車任意保険をいくつかアップをしてみた。
保険会社/プラン名 | タイプ | 個人賠償責任 | 死亡後遺障害 | 年額 |
---|---|---|---|---|
楽天自転車保険 | 本人 | 1億円 | 100万円 | 2,390円 |
楽天自転車保険 | 夫婦 | 1億円 | 100万円 | 2,890円 |
楽天自転車保険 | 家族 | 1億円 | 100万円 | 3,650円 |
au損保 | 本人 | 1億円 | 400万円 | 4,500円 |
au損保 | 夫婦 | 1億円 | 400万円 | 6,850円 |
au損保 | 家族 | 1億円 | 400万円 | 11,680円 |
au損保 | 本人 | 1億円 | 400万円 | 10,080円 |
au損保 | 夫婦 | 1億円 | 400万円 | 14,220円 |
au損保 | 家族 | 1億円 | 400万円 | 21,480円 |
セブンイレブン・三井住友 | 本人 | 1億円 | 400万円 | 4,760円 |
セブンイレブン・三井住友 | 夫婦 | 1億円 | 400万円 | 7,000円 |
セブンイレブン・三井住友 | 家族 | 1億円 | 400万円 | 11,720円 |
TSマーク付帯保険
見たことがある方も多いかと思いますが、「TS」とは、「Traffic(交通)」「Safety(安全)」の頭文字となっています。
ママチャリなどに貼ってある、自転車安全整備士が自転車を点検し、安全であると認めた場合に貼られるシール。
通常で1000円~2000円程度の料金がかかります。
TSマークには赤色と青色があり、補償内容が異なります。
青色より赤色のほうが補償額が高額で、一般の店舗で整備を受けると赤色(限度額2000万円)が貼られることがおおいこともおぼえておきましょう。
どのような自転車保険を選べばよいか?
近年、自転車保険が注目を浴びているのは、やはり自転車事故による高額賠償が増えてきていることにあるでしょう。
それに保険会社が乗り、あの手この手で加入を進めていることも背景にあるでしょう。
携帯電話、スマホが一般的になり自転車に乗りながらのながら運転、右側通行、信号無視、歩道通行などもよく見かける光景で、いつ自身が加害者になるかわかりません。
自分の事故に対応
通常で考えれば、自身の怪我はかなりなんとかなる場合が多いでしょう。普通に怪我をしても、医療保険などでカバーできるはずです。
自身で生命保険や医療保険に入っていればカバーできることが多いのでチェックをしておこう。
また医療保険、生命保険など各保険にすべて未加入の場合でも、「高額療養費制度」という公的医療制度で最後のとりでがあります。
これにより月々の上限支払額があります。
逆に言えばこの負担が問題なければ、保険に入る必要もないと考えます。
重要なのは相手に対する賠償責任保険
前述のように自身の怪我は、ある程度何とかなります。
重要なのは賠償責任保険です。自転車保険に未加入の方は、確認をする必要があります。
「個人賠償責任保険」とは自転車事故で他人にケガをさせたり、モノをこわしたりした時、法律上の賠償責任が発生したりといった場合の支払いに備える保険となります。
観光バスやダンプがからむと車両は1,000万円を超えます。
また保険に入っている方でも、その賠償限度額を必ずチェックをしましょう。保険料が安い場合は、たとえば賠償額の上限が1,000万円程度の場合も多々あります。
できれば5,000万円。1億円であれば安心でしょう。
保証の適用範囲を確認する
自転車保険も補償金額の確認はもちろんだが、保証の適用範囲は絶対に確認をしておこう。
ウチの場合は家族全員(じーちゃん、ばーちゃんも)を適用範囲としている。たまにじーちゃん、チャリンコで散髪とか行くからw
自転車乗るのは本人のみかもしれないが、実は本人一人でも家族プランでも大きな金額の差がなかったりする。自転車の台数にも夜がレンタサイクルで走る可能性などもあるなら、ぜひとも家族全員カバーできる保険にしておくとよいだろう。
離れて暮らす親御さんなんて、もしかしたら自転車保険なんて知らないかもしれない。
示談交渉サービスはぜひともほしい
示談交渉がついていれば、その道のプロが示談にあたってくれますので、これも非常に安心。ちょっと前の話だが、うちの嫁さんが車で事故を起こした。
その時、示談交渉サービスに入っていたので、その後の保証や示談、賠償が非常にスムーズに行われた。これは本当に助かったし、ストレスや不安も少なかった。
加害者にしても被害者にしても、当事者同士での話し合いは本当に疲れるしストレスだ。このようなことは示談プロに任せるのが間違いなく良い。
なので、ウチは車にしても自転車関連にしても、すべて示談交渉サービスを入れている。
自動車保険の特約を利用する
もしあなたが車を乗っていて、自動車任意保険に入っている場合は、必ずチェックをしましょう。
自動車任意保険には「個人賠償責任保険」の特約があります。
今回考えるべき「個人賠償責任保険」は自動車保険や火災保険、傷害保険などの特約として用意されていることが多いということです。
自分が加入している損害保険にすでに含まれていることもあるので、契約内容をチェックしてみてください。
ちなみに私も自動車保険にも以下のような日常生活賠償特約が含まれていました。
このように保険証書の特約に「日常生活賠償特約」の記載がありました。
保険会社担当に日常生活賠償特約について聞いたところ、このような案内PDFと自転車の事故による損害賠償にも対応をしているとの確認を取りました。
日常生活賠償特約で自転車も含め日常の過失などによる賠償責任のカバー、さらには示談交渉もある。当然家族全員をカバーしている。
このような特約は自動車保険だけではなく、生命保険や各種任意保険にも付帯されている場合があります。
ぜひ、自身の加入している保険を確認してみましょう。
まとめ
ロードバイクを乗る上で自転車保険は絶対に必要だ。逆に無保険で自転車乗っている人の気が知れない。
さらにロードバイクはその特性上、かなりのスピードが出る。普通に原付バイク(時速30km)くらいで巡航できる。原付バイクは最低でも自賠責保険に加入が必要だ。なぜロードバイクには保険が必須ではないのだろう。
ぜひともロードバイク、自転車を乗る方は保険の加入をしてほしいと思っている。
そしてこのような保険が一切ない場合は、かならず必要な自転車保険に加入することをオススメする。
どれにしていいかわからないなら、楽天自転車保険をおすすめするぞ。家族型で月340円から。家族は配偶者はもちろん、同居であればさらに、おじいちゃん、おばあちゃんまでカバーされている。