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私は2012年の夏に初めてロードバイクを購入しました。デローザR848というロードバイクを海外通販で約20万で購入。
その後2013年年明けに海外ブルベを視野に入れた2台目のビーワンディアブロというバイクを、こちらも約20万円で購入しました。
ビーワンディアブロに乗り換えて3ヶ月後にカンパニョーロシロッコという廉価ホイールに交換をしました。
この記事の目次
カンパニョーロシロッコというホイール
カンパのホイールラインナップは非常に豊富です。上を見ると数十万円の高級ホイールを筆頭に、ペアで数万円の廉価ホイールまでよりどりみどり。
このカンパシロッコ(Campagnolo Scirocco 35)は、下から数えたほうが早い程度の安めのホイールです。
しかしカンパニョーロ ロードホイール シロッコもリム幅C17となり、初めてのロードホイール交換を考えている方には、かなりよいホイールです。
なんと言ってもその価格の安さ、そして実売価格で6万円を切っているので手に取りやすい。
だからといっていまいちホイールかといえば、全くそんなことはない。カンパニョーロホイールとしてもかなりのかっこよさ。
カンパシロッコは安い!軽い!速いと三拍子そろっている優等生ホイールと言ってもいいと思います。
カンパニョーロ ロードホイール シロッコ C17スペック
- 35mmのプロファイル
- シャマル・ウルトラやゾンダなどの上位機種と同じくC17仕様にバージョンアップ
- ワイドリムとなり更なる空力性能の向上とワイドタイヤの恩恵
- 対応タイヤ:クリンチャー(WO)
- 対応カセット:シマノ 10/11s
- 参考重量:1654g
カンパニョーロシロッコが上位モデルと同等のワイドリムC17となりました。
これで25Cなどのワイドタイヤを利用しやすくなります。ワイドリムになり空力特性も含め乗り心地もアップ間違いなし。
リアホイールはおなじみG3組。フリー側2本に対応する反フリー側1本の合計3スポークを1つの束にして、7束で全スポークを構成しています。
廉価版ホイールもC17ワイドリム
時代の流れで今やタイヤは25Cが主流になってきています。
というわけで、当然そのワイドタイヤに合わせリムもワイド化が進み、とうとうシロッコも上位機種と同等のワイドリム17Cとなりました。
これはとてもうれしい!
細いリム幅にワイドタイヤ履かせるとぼってっとした形状になります。でもしっかりワイドリムならワイドタイヤも幅にきっちり収まり、とてもきれいな形状になるよね。
35mmプロファイルリムは存在感あり!
カンパシロッコといえば、その存在感のある35mmハイトのリムで間違いなし。
サイドからみるとそのリムの高さはかなり目立つ。そこにワイドタイヤを履かせると、さらにサイドプロファイルが目立つこと間違いないよ!
ボリュームのあるホイール周りにしたいけど、あまり悪目立ちはイヤと言う場合、このシロッコの35mmハイトリムはちょうどよいのではないかな。
カンパ用とシマノ用がある
カンパニョーロ用とシマノ用のハブが存在をしますので、購入する場合はどちらのコンポを使用するか必ずチェックをします。
リムハイトは35mm
このホイールの一番アピールポイントは、この安さでセミディープリムを体感できることです。
ほんの少し高いリムハイト、そこに大きく「CAMPAGNOLO SCIROCCO 35mm」と表示されています。ちなみにこれはステッカーとなっています。
この価格で、35mmのセミディープが手に入るというのは、ちょっとうれしい。
購入価格に対して、そのビジュアルがとてもかっこいいこと請け合いです!
価格なりに軽い
その価格に対して、それなりに軽いです。
標準的なロードバイクに付いているシマノのR500や501などはペアで2kg位あります。それに比べると、そこそこ軽くなります。
アマゾンのスペックではペアで1710g(F:780g R:930g)となっています。
11速対応
シマノ105の5800系やアルテグラ6800系にアップグレードしても問題ありません。カンパシロッコはとうぜん11速に対応をしています。
10速で使う場合のスペーサーが付属をしています。
ブレーキ変更の必要がない
シロッコのリムブレーキ面は、通常のアルミリムです。
なので、今まで使っていたブレーキをそのまま利用できます。まぁ、カーボンホイールではないので当然なのですが。
しかし、ビギナーさんがホイールを買う場合、このブレーキ周りに気を使う必要がないことは、とても大切と感じます。
G3スポーク・パターンである
安い価格からは想像もつかないほどのインパクトがある35mmリムハイトですが、独自のG3スポーク・パターンとなっています。
これは更にかっこいい!
そしてリアハブのフリー側にオーバーサイズ・フランジを持つ、メガG3となっていて、高い剛性と反応性を発揮します。
またスポークもエアロスポークとなっているのがうれしい!
前後ホイールペアで1654gと思ったより軽量!
カンパシロッコってホイールは、ちょっと前まで激重ホイールと思っていた。前述の35mmリムハイトもその激重一端を担っているはず。
だけど、カタログ重量を見てビックリなんと1700gを切って1654gではないですか。
ずいぶん軽量化に取り組んだのではないだろうか。この価格、ミドルハイトのリムで1600g台の重量ならかなり許せるのではないでしょうか。
カンパシロッコの乗り味
このホイールは硬いです。けっこう硬めです。なのでタイヤの空気圧はきちんとチェックするとよいでしょう。
フロント35mmハイトがあるため、横からの風ではふられます。メーカー的にはエアロダイナミックスに優れているような謳い文句ありますが、横風にはふられます。
同じ条件であれば、もうひとつ持っているシマノ・アルテグラホイールよりも風などでハンドリングが取られることは念頭に置いたほうがいいでしょう。
乗り出しは、鈍いです。セミディープでアルミリムホイールですから、仕方ないでしょう。1700g弱あるし。味方によってはそこそこ軽いかも。
巡航
一度走りだしてしまえば、適当な重さと、セミディープなので巡航はとてもいいです。
適当なエアロダイナミックスやエアロスポークも距離が伸びてくれば、効いてくるでしょう。
頑丈
このホイールの最大の魅力は頑丈ということです。
私のホイール個体がよかったのかもしれませんが、2万キロ以上走っても、全く振れていません。
海外遠征を3回、飛行機の輪行を10回近く行っていますがびくともしません。
長距離を走る私としては、この頑丈さは非常にメリットです。
まとめ
ロードバイクビギナーが初めてホイール交換をするのに、このカンパニョーロシロッコはかなりいいのではないでしょうか。
お財布にもやさしい。でもそこそこの存在感がある。廉価版ホイールよりは確実に軽量化できる。
しっかりとしたミドルハイトのサイドビューは所有欲も満たされる。
今まではカンパのリプレイスホイールと言えばゾンダ!・・・だったけど、今回のシロッコワイドリム化で、ゾンダか?シロッコか?ちょっと悩みそうですよね。
今年もこのカンパシロッコをはいて、色々なところを走りたいと思っています。