ロードバイク女子:アズーリForzaDi2レポート

「自動車免許」を取得した長女に見た・・ロードバイクで得られる運転感覚

2016年11月29日

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ロードバイクを乗ることは・・・実は自動車運転免許を取得するうえでも、関係するのではないかとちょっと思っていた。

実は先日、ウチの長女が運転免許を取得しました。

ロードバイクを乗るうちの長女は、自分で車を運転をしてイベントや走行会に行くことをひそかに楽しみにしているとのことだ。

今まで車なんて興味もなかった長女だが、いざ運転免許を取りに行くぞ!・・・と行き始めたら、あっという間に路上に出て、あっという間に仮免取って、あっという間に取得した免許証を自慢げに見せてくれました。

ロードバイクを乗ることによる公道感覚

ロードバイクにに乗ることによる公道感覚というのはバカにできない。ママチャリなら行動半径は自分の家から・・・せいぜい駅までの半径約1㎞程度に限定されるだろう。走っても4km程度か。

それがロードバイクともなると普通に100kmくらい走る。普通に車と同じくらいの行動範囲となる。

ちなみに長女は2016年400kmのブルべを完走している。

東京から400km走ると・・・北は仙台、西は名古屋を余裕で超える。

そして、ロードバイクは当然だが高速道路は走らない。オール一般道だ。これがかなり公道感覚を磨ける。

速いと入っても、公道では、ほとんど車に抜かされる。左側の路側帯と、右側の抜いていく車をケアしながら、自分の走るルートも考えながら走る。公道感覚が磨かれないわけがない。

前述の車で400km走る場合、相当好きモノ、相当金欠でない限り、ほとんど高速を使うのでは?公道感覚なんてあまりないでしょ?

それでも速いロードバイクのスピード

免許証を持たない人が、車に近いスピード感覚を体験できるのがロードバイクだ。

峠のダウンヒルであれば、ストレートで余裕で50㎞/hを超える。普通の道を走っていても(追い風に助けられれば・・・)法定速度に近づくこともたやすい。

免許証を持っていない人が、自分でドライブ、ライドでき、体感できるスピードでロードバイクは一番速い乗り物だろう。(電車とか飛行機は別ね)

そしてロードバイクにはサイコンがついているので、現時点でのスピードを数値で確認することができる。

よく長女も「ダウンヒルで40㎞/h超えたぞーー!速い!!」と言っていた。体感スピードを数値化できるのもロードバイクの良さだろう。

物理的な道具を使うブレーキングという動作

自転車にはブレーキがついている。当たり前だが・・・・

そのブレーキを、ある程度のスピードにのったロードバイクで使うと、多少のテクニックや技術が必要になる。

言うまでもなく、ママチャリ感覚でブレーキレバーをぎゅっと握ることはないだろう。

ママチャリの場合ブレーキを握るのは自転車をストップさせる時が多い。

ロードバイクの場合、ブレーキをかけるのは「スピードをコントロール」するという場合が多いだろう。(もち信号ストップもあるが)

ある程度バイクがスピードに乗ったところで、コーナーや路面状況などに応じ、ブレーキを使って適切なスピードに調節をするという行動は、中々普通の生活で体験はできない。

ブレーキは「止まる」「スピードをコントロールする」という使い方を体が理解しているというのも、ロードバイクに乗っていたからであろう。

で、長女は言っていました。

「車のブレーキはよく効くね」「あと止まっても倒れない」・・・・

コーナーリングという動作(車とバイクの違い)

バイクと車ではそのコーナーリング動作は違う。

ハンドルを切っていく車に対して、バイクは荷重移動によりステアリングがきれていく。

その動作うんぬんよりもロードバイクで散々峠道をダウンヒルした長女的には・・・「車はカーブが簡単に曲がる」とのことだ。

そりゃそうだ。

しかし、ことはそう単純ではない。バイクの場合、コーナーリングで視線が非常に大切になる。バイクは見た方向に進むとはよく言ったもので、視線は非常に大切。

そのような行動は、バイクに乗ろうが車に乗ろうが、バイク乗りの視線は目標に向かう。

またライン取りを含めた安全にも気を使っているので、視界も意識して大きくしている。

この感覚で車に乗ると、本当に車は楽で視界が広いことがうかがえる。

「車の運転って楽!簡単に曲がるし!」と言っている長女の言葉もわかる気がする。

まとめ

ロードバイクは、そのほとんど公道を走る。スピード域も、行動範囲も、かなり車に近いセグメントを走っているのではないだろうか。

そんなこと考えもしなかったけど、長女がいとも簡単に免許を取ったことで、案外ロードバイクで走ってきた経験は自動車の運転にも役立つのではないかと考えている。

この頃、長女がオレの車の助手席に乗ると・・・・「そうか・・なるほど」とつぶやいているのが、ちょっとおもしろく、またうれしかったりする。

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