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DHバー・エアロバーはロードバイクのハンドルに取り付けると、DHポジションが取れるようになり、ハンドルを握るのと同時に別の姿勢を加えることができる。
通常のサイクリングや練習であれば、DHバーなど全くいらない。とくに仲間や集団走行などをやる時、ハンドル前部に突起物があることにより、かなり危ないことも予想される。はっきり言えば前車と追突したら凶器になるわけだ。
しかし、DHバーは使い方や走るシチュエーションによっては、とても使えるアイテム。たとえば、100kmを超えるような郊外のロングライド、北海道ツーリング、向かい風が延々続く海岸の道、海外ツーリング・・・などなどDHバーが活躍する時はそうは多くないが、そんな時に身をおいた場合、ホントに役に立つアイテムとなる。
そんなDHバーだが、プロファイルデザインや3Tなどの製品だと、かなり高額となる。ちょっと使ってみたいが、そのプライスに二の足踏んでいる方も多いだろう。
そこで格安(1,000円台)のDHをオレが購入して、使い勝手やホントに大丈夫か・・?などをレビューしたぞ。
格安DHバーのdスペックと購入
出典:アマゾン
- 材質:アルミニウム合金
- 自転車ハンドルの直径22mm-26.5mm
- エクステンションバー直径:22mm
- エクステンションバー全長:340mm
かなり格安のDHバーだ。使う前から不安になるくらい安い。エクステンションバーは浅めのS型ベンド。
アームレストはプラスティク製なので期待していないw
格安DHバー開封の儀
アマゾンで購入した。次の日にすぐ来た。
格安DHバーで期待はしていなかったが、きちんとセパレートで梱包されていた。スポンジパッドも含め欠品はなし。ちょっと期待させるな。
DHバーを開封してご対面。値段よりもかなり良い品質に思える。致命的な傷や欠陥は見当たらない。スポンジ製のパッドも良好。
プラ製のニーレストも思ったより丈夫そうだ。これなら簡単に壊れることはないと感じる。
格安DHバーの重量
DHバーはペアで482gという重量であった。まぁまぁ普通の重さ。
ちなみにハンドルバーに取り付けるシム込なので、通常のロードバイクハンドルの場合、シムは外すはずなので、もう少し軽くなる。
エクステンションバー1本の重量は114gとなっている。自分の長さに合わせて、このバーを切れば、さらに重量は軽くなる。バー本体に8.5cmの可動域があるので、先端、後端で10cmほど切れば、かなりの軽量化だ。
格安DHバーをロードバイクに取り付ける
それではDHバーをロードバイクに取り付けてみよう。
このようにハンドルバー取付部には小径ハンドルバー用のシムがあるので、それを外す。
ニーレストはプラ製なので、取り付け穴は真ん中を使うほうがよいだろう。強度的にも。
DHバーアダプターにはニーレスト取付部が2ヶ所ある。あとで肘位置チェックするので仮止め程度でどちらかに取り付けておこう。
ハンドルバー取り付けアダプタのボルトを外す。
ロードバイクのハンドルにDHバーを取り付ける。
位置を合わせ、エクステンションバーを地面と平行にセットする。
このDHバーはエクステンションバーがハンドル上に位置するので、けっこうアップライトなポジションを取れることも、楽な姿勢でペダリングできると感じる。
さらに見てもらえればわかるが、アームレスト下とハンドルにクリアランスがあるので、なんとDHバーが有りながら上ハンドルを持てるのも特筆できる。
かなりいいんじゃないだろうか。おもったよりも高評価な格安DHバーと考える。
DHバーアダプター本体もスチール製でかなり頑丈。エクステンションバーは普通にアルミ製なので、問題なし。プラ製のアームレストがどのくらい持つかでコイツの評価は決まるだろう。
ただ、見た感じそんなにヤワくないので、簡単には壊れそうないと思うぞ。
ちなみにこれだけ安いのだからDHバーを持っている人がエクステンションバーだけ利用するというのもアリと思う。
まとめ
数年前に格安DHバーを買ってみたが、あまりの品質の悪さにびっくりした。しかし、この格安DHバーは、かなり品質がよく、使ってみようと気になるレベルと思う。
もちろんアームレストの貧弱さは、どうにもならない。しかし、この価格を考えればまったく問題ない。DHバーってどんなものだろうと思っている方がためにし使って見るには、いいのではないだろうか。
格安DHバー使ってみて、調子良ければ、きちんとした製品を買うと良いと思う。
買い換えるメーカー製のDHバーはS字ベンド以外にすれば交換して使えるから、このDHバーも無駄にならない。スポンジパッドも予備で使えるw
というわけで、DHバーを使ってみたいけど、二の足踏んでいる方。ぜひこの格安DHバーを手にとって見てはどうだろう。