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ロードバイクコンポーネントとして入門的な位置付けとなるシマノTiagraをピックアップ。
シマノのTiagraは2015年の春に4600系から4700系へモデルチェンジされました。
今まで、どちらかといえばエントリーモデルの雰囲気だったわけですが、一気にグレードアップです。
ロードバイクコンポとして完成度が上がり、かなり105あたりとの差がなくなったように感じます。
この記事の目次
- Shimano - Tiagra 4700 10 スピードグループセット
- Shimano - Tiagra FC4700 チェーンセット
- Shimano - Tiagra BB-RS500 ボトムブラケットカップ
- Shimano - Tiagra FD4700 フロントディレイラー
- Shimano - Tiagra RD4700 リアディレイラー (SS)
- Shimano - Tiagra 4700 10 スピード STi レバーセット
- Shimano - Tiagra BR4700 フロントブレーキキャリパー
- Tiagra 4700系グループセットとバラの価格差
- まとめ:Tiagra4700系を選ぶ唯一の理由
Shimano - Tiagra 4700 10 スピードグループセット
- Shimano - Tiagra 4700 10 スピードグループセット:40,270円(44%割引 Wiggle)
しかし、そのグループセットの値段が4万ほど。
9速モデルからのグレードアップ時、これなら心理的にもかなりいい価格ではないかと思います。
ちなみに去年Tiagraの4600系グループセット中古をヤフオクで売ったのだが、その時3万円程度になった。
今でも、そこそこ行けることを考えると、良い選択肢ではないかと思う。
なんといっても4600系から比べると本当にかっこよくなった。
このブラックの色合いなど、ほぼ上位の105、アルテグラとならべても全く遜色ない。
以前の4600系は、ホントかっこ悪かったもん。
Shimano - Tiagra FC4700 チェーンセット
- Shimano - Tiagra FC4700 チェーンセット:9,575円(37%割引 Wiggle)
本当にかっこよくなったTiagraのクランク。
ロードバイクの顔といえばこのフレーム、クランク、ホイールだろう。
その顔ともいえるクランクが本当にかっこよくなった。
上位機種と同様の4アームとなっている。4600系はチェーンリングのボルトむき出しだったが、きちんと隠れている。
Shimano - Tiagra BB-RS500 ボトムブラケットカップ
- Shimano - Tiagra BB-RS500 ボトムブラケットカップ:2,464円(10%割引 Wiggle)
Shimano - Tiagra FD4700 フロントディレイラー
- Shimano - Tiagra FD4700 フロントディレイラー:2,654円(39%割引 Wiggle)
フロントディレイラーもとてもきれいになった。
上級感が非常に出ている。
Shimano - Tiagra RD4700 リアディレイラー (SS)
- Shimano - Tiagra RD4700 リアディレイラー (SS):4,783円(10%割引 Wiggle)
リアディレイラーもブラックの精悍な顔つき。
ここまでかっこよくなると105にする必要ないのでは?とも思ってしまうぞ。
Shimano - Tiagra 4700 10 スピード STi レバーセット
- Shimano - Tiagra 4700 10 スピード STi レバーセット:17,399円(38%割引 Wiggle)
そして、これまた上位機種に近づいたSTiレバー。
上位と同様にコンパクトになり、またワイヤーがインターナル方式となった。
Tiagraにはフロントトリプルも残っていることもうれしい。
しかしインターナル式になったことにより、4600系よりも引きが重くなることは避けられない。特にフロント側は重くなる。(経験談)
Shimano - Tiagra BR4700 フロントブレーキキャリパー
- Shimano - Tiagra BR4700 フロントブレーキキャリパー:2,958円(39%割引 Wiggle)
一番残念だったのがこのブレーキか。
上位機種に採用されているカム機構が見送られた。これが唯一のネックとなるかもしれない。
Shimano - Tiagra 4700 10 スピードカセット (11-32/11-34)
- Shimano - Tiagra 4700 10 スピードカセット (11-32/11-34):4,243円(12%割引 Wiggle)
カセットは非常に幅の広い選択肢がある。
12-28T、11-32T、11-34Tとどちらかというとワイド系のギア比になっている。
Tiagra 4700系グループセットとバラの価格差
- チェーンセット(クランク):9,575円
- BB-RS500(ボトムブラケット):2,464円
- フロントディレイラー:2,654円
- リアディレイラー:4,783円
- STI シフター:17,399円
- ブレーキキャリパー:2,958円×2=5,916円
- カセット:4,243円
- チェーン:5,363円
以上トータルで「47,034円」だ。チェーン抜きなので約5万円。
グループセットがWiggleで「40,270円」なので、やはりこれはグループセットがいいだろう。
しかし、なんといっても惜しいのはブレーキだ。ブレーキが上位と同等のカム機構がはいっていて、この価格なら間違いなく買いだ。
はっきり言うがビギナーでブレーキがきかないのは本当に怖い。
ウチの嫁さんはTiagraのピナレロFP1から105の5800系デローザに乗り換えたら、シフトはもちろんブレーキの利きが良くなり本当に安心できるそうだ。
しかし、ブレーキだけ上位にしてしまうと、105グループセットの価格差がなくなってしまう。
105のグループセットはWiggleで現時点であれば5万円を切っているのだから。
そうなると、このTiagraというコンポの位置づけはどこになるのだろう。
まとめ:Tiagra4700系を選ぶ唯一の理由
ロードバイクコンポとして、シマノ105の5800系は完成度が高く本当にすばらしい。約5万円で完全上位機種と同等の11速が手に入るのだから、文句のつけようがないと考える。
その性能がTiagra4700系+1万円で手に入るなら、迷わず105にしたくなるのも当然だろう。
そうなるとTiagraの位置づけはどういうことになるのか?
ロードバイク完成車に取り付けられるならメリットはあると思うが、アップグレードとなると説得力がなさすぎ。105で決まりだから。
105とアルテグラ、デュラなら価格差がしっかりあるので明確にすみわけができる。しかし、Tiagraは10速ながらヘタすると105との価格差1万円もない。
で、思ったのだが、Tiagraを選ぶ唯一の理由は・・・誤解を恐れず、また乱暴な分け方になるが、カセットのロー側34Tがほしいかということになるのではないだろうか。
それはギア比1:1がほしいか・・・ということだ。前をコンパクトにしてカセットを11-34Tにすれば最少ローギア1:1だ。どんな坂でも登れるだろう。
ちなみに105リアディレイラーGSでも対応最大ローギアは32Tとなっている。これなら、それなりの理由になると思う。