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ロードバイクにミラーを付けている人は、けっこう少ない。ロードバイクにミラーの必要性を感じている方も多いと思う。しかし、実際に取り付ける方は少ないのだろう。
私はブルべというイベントに参加しているが、そこで装着している方も、あまり多くない。ロードバイクにバックミラーは必要ないのだろうか。
ロードバイクに乗り始めた頃から、ずっとミラーを愛用しているオレがバックミラーの重要性や使ってきたからこそわかるおすすめのミラーまでをまとめたいと思う。
こんな方におすすめ
- ロードバイクのミラーがほしい!
- ロードバイクにミラーを付けるメリットを知りたい
- どのようなロードバイクミラーがあるのか確認したい
- ミラーの取り付け法はどのようなものがあるのか知りたい
ロードバイク・ミラー重要性と必要性
ご存じのとおり、ロードバイクはたくさんある自転車というカテゴリの中、公道上で一番速い自転車です。
そのロードバイクにバックミラー取り付けないのは、どうよ?・・・と思います。せっかく自身で安全性を向上できるのです。
道交法で決まっていないからつけない・・・使うことがめったにないベルは決まっているので(しょうがなく)つけるというのもなんだか微妙です。
せっかく、この小さなアイテムを一つつけることで、ロードバイクを乗っている身を守る術が増えるのですから、一考する価値はあります。
事故やトラブル、危険回避などを未然に防ぐことができるロードバイクのバックミラー。そんなバックミラーについてちょっと見ていきましょう。
重量増加はわずか
わずか数十グラムの重量増加で済む、自転車用のバックミラー。
後方視界をわずか数十グラムで得ることができるのであれば、つけない方が損というものです。
取り外しはとても簡単
ロードバイクでバックミラーが必要ない場面はかなりあります。ロードレースやクローズドサーキットでの耐久レースなどバックミラーが必要ない場面はいくらでもあります。
そんな時、ほとんどのバックミラーは簡単に取り外しができます。
ほとんどのバックミラーがドロップハンドルの末端にゴムバンドやアーレンキー1本で手軽に取り付け、取り外しができるのです。
後方車両との距離を測ることができる
前方に障害物・・・一番多いのは駐車車両でしょう。障害物をよける場合、バックミラーで後方車両の状態などを事前チェックできます。
距離のある状態で、後方車両の距離や台数を事前に分かっていれば、最終的に障害物をよける際の目視確認を余裕をもって行えます。
また後方から来る車両が多ければ、かなり手前より障害物に対してマージンをとり避ける余裕ができます。
直前目視チェックであわてる必要がないので、とても安全です。
グループで走る際、後方状態をチェックできる
私は嫁さんなどを前で引くことが多いのですが、その際、後方で走っているライダーの状態や距離を振り返ることなくチェックができます。
車間が事前に分かっていれば、前方信号の変わり際においてペースアップで突っ切るのか、停止するのかを・・・かなり余裕をもって後方サインを送ることができます。
エンデューロレースではバックミラーあえてつける
クローズドサーキットで行われる耐久レース、エンデューロレースにおいて(私は)あえてバックミラーを取り付けていきます。
ルールで外す必要ない場合においてのみです。耐久レースでバックミラーはかなり有用です。
台数が多いため、抜きつ抜かれつは、毎周のこととなり、ラインを変えることしばしばです。
よける際、速いライダーとの接触は落車につながります。後方の動きが視線を落とすことだけでわかるバックミラーはエンデューロレースでもかなり有効です。
出先で鏡があると便利
案外出先で鏡が必要になります。あると便利な鏡・・・それが身近なバイクのハンドル先端についていればいいです!
男の場合、鏡を持つ習慣はありません。
なので、バイクにミラーがあると、便利ですよ!
バックミラーのデメリット
ロードバイクにミラーを取り付ける必要の道交法はありません。また当然数十グラムの重量増加も加わります。ロードバイクにバックミラーを取り付けることによるデメリットを見てみましょう。
- ミラー購入のコストがかかる
- ハンドル周りに重量増加
- ドロップハンドル先端に付ける製品が多いので、ダンシング時、膝に当たる場合があります
- 膝に当たった場合、ミラー角度が変わってしまうので、修正の必要があります
この程度のデメリットで、安全に対するマージンが上がるのであればロードバイクにつけない理由は少ないと思います。
ロードバイク用ミラーの取り付け方種類
ロードバイク・自転車用ミラー取り付け法は大きく分けて4種類の方法がある。それぞれのミラーの特徴、取り付け法などを見ていこう。
バーエンドに差し込む小型タイプ
出典:アマゾン
ロードバイク用バックミラーで一番スタンダードで主流となっているのがバーエンドに差し込み固定するタイプのミラーです。
取り付けもとても簡単で、今使っているバーエンドキャップを外しミラーを装着するだけです。種類も一番多く出ていて、ミラーの大きさもいろいろと選択できます。
ハンドルバーに取り付けるタイプ
出典:アマゾン
ハンドルバーに取り付けるタイプのミラーは取り付け場所を選びません。ドロップハンドルのブレーキ下はもちろん、ママチャリやクロスバイクなどにも取り付けることができます。
このタイプのミラーは鏡の部分がとても大きく作られているのが特徴で、後方視界・視認性は一番いいミラーです。
デメリットとしては面積が大きいことによる空気抵抗の増大、また重量も一番重いでしょう。
腕に装着するタイプ
出典:アマゾン
ミラーは腕に巻くタイプも出ています。使用しない時はコンパクトのように折りたたむことができます。折りたたみ方向に角度をつけるのはもちろん、回転もするので任意の位置にミラーを固定できる。
ロードバイクに乗る女性にもいいかもしれない。
ヘルメットに付けるタイプ
出典:アマゾン
ヘルメットに付けるタイプのミラーもあります。小型軽量、目線をあまり動かさずに後方視界を確保できる。バイクが複数台ある場合など、バイクごとにミラーを用意することないのはメリット。
ただ、ミラーが小さいのでヘルメットの位置はいつもきちんと同じ位置でかぶらないと後ろが見えない。雑にヘルメットを置くと折れることもあるので注意。
ロードバイクがかっこ悪くならないミラー
出典:アマゾン
バーエンドにつける小型のコンパクトタイプミラーであれば、ロードバイクのデザインを全く損なうことなく取り付けることができます。
ロードバイクのかっこよさを大事にするあなたはぜひともこのようなバーエンドに取り付けるミラーをチェックしてみてはどうだろう。
おススメバックミラー:バーエンドタイプ8選
私がこれまで使ってきたバックミラーで、なかなか良かった製品を4つ。さらに他の製品や腕につける、ヘルメットに付けるミラーもご紹介!
各ミラーの長所、短所も併せて記載をいたします。
視野調整自在 バーエンドミラー FBM-0010
出典:アマゾン
- 風圧抵抗ゼロ!
- バーエンドに差し込むだけで取付
- 600Rの凸面鏡使用による広角視野を実現
本当にお手軽取り付け。現行では待っているバーエンドキャップを外して取り換えるだけ。
見て分かるようにミラー部は非常に小さいです。
後方を確認する際、その小ささもあり多少の馴れは必要です。目が悪いとちょっと厳しいかもしれません。
鏡面に多少のRが付いているので、その小ささよりも見えます。
ダンシングしても膝に触ることは稀ですので、見た目やできればあったほうがいいと思っている人にはおすすめできるミラーです。
一点、問題点が。私はこのミラーを出先(深夜の舞鶴)でなくしました。ハンドル右側を壁に寄せてバイクを立て掛け、スタートする際に壁にひっかけミラーを落としました。
雨だったこと、夜だったことで落としたことに気が付かず、ミラーがないことを気が付いたのは次の日です。
ちなみに場所特定は前後の写真より判明しました。
タナックス ベロガレージイージーミラー スポルト
出典:アマゾン
- 本体/ABS、ミラー部/ガラス
- R800mmの曲率にすることで、ワイドな後方視界
今回紹介するミラーの中で一番安価。
ドロップのバーエンドのほか、ストレートハンドルの先端もアダプターにより取り付けができます。
ドロップハンドルのバーエンドに取り付ける場合、先端ではなく、バーの一部を専有するので、下ハン握るとき少々邪魔。
取り付けはラバーバンドのため、ドロップバーエンドに付けると、振動の影響がある場合少々見にくい。
取り付けがハンドルより横に出ているので、後方視界はバーエンドに取り付けるタイプよりも確保しやすい。
ブッシュ&ミューラー サイクルスター サイクルミラー
出典:アマゾン
- BUSCH&MULLER CYCLESTAR
- 対応ハンドルバー内径17mm以上
いろいろなバックミラーを試してきて、最終的に行きついたミラーがコレ。
ウチの外へ出るロードバイクは、全部コレを取り付けてある。
アーレンキーにて確実にドロップハンドルバーエンドに取り付けができる。
絶対に外れることはない信頼性がある。また路面が悪くても振動で見られなくなることもない。
大き目の鏡面で後ろの見やすさはピカイチ!コレ選んでおけば間違いはない。
欠点は値段が少々高いことと、鏡面が大きいのでダンシングで膝に当たる場合があること。しかし、その欠点を差し引いて有り余るくらい、このミラーは超おススメだ。
今後、このバックミラーよりいいものが出てくるかは、可能性としては低いと思う。
プライオリティが低いので、各メーカーもあまり力を入れていないし・・・ただ、それだけに現時点で完成度のミラーが手に入ることが本当に助かる。
キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー BM-45
出典:アマゾン
- レンズサイズ:Φ45mm
- 適応範囲:ハンドル内径Φ16〜25.4mm
今ロードバイク用のバーエンドに取り付けるバックミラーで一番のおすすめはこのキャットアイのバーエンドミラーである。
ミラーの大きさといい、軽量小型。そしてとても丈夫です。後方視界も非常に良い。何と行っても値段が一番安い!
ある程度ロードバイクのデザインと両立したい場合は、このキャットアイのミラー。もし後方視界を重視したい場合はブッシュ&ミューラーで決まりと行っていいだろう。
Hafny (ハフニー) リヤビューミラー
出典:アマゾン
- 一流イタリア自転車メーカーにOEM供給されているモデル
- ハンドル部取り付け可能内径14.8~22.5mm
- 約80g
ハンドルバーエンドからアダブターを通しているので視野が広い。ボールジョイントになっているのでミラー角度の自由度も高い。
ネックは多少重量が重いことと価格の高さか。
タナックス ベロガレージ イージーミラー
出典:アマゾン
- ハンドルバー内径φ18~20mm
- ハンドルバー外径φ20~30mm
大きめのミラーで後ろの視界は大きい。ただ構造上ボールジョイント部が弱そうでもある。
ドロップハンドルエンドでもフラットハンドルエンドでもハンドルの途中でも取り付けができる自由度はうれしい。
リアビズ(REARVIZ) アームミラー
出典:アマゾン
- ミラーレンズサイズ:直径5cm
- 衣服の上にも、素肌にも着用O.K
腕につけられるので、バイク装着の必要なし。ハンドルエンドに付けたミラーに膝が当たる方におすすめ。
また女性にもおすすめできる。出先での鏡が手元にあるのはうれしい!
ゼファール(Zefal) ヘルメット用ミラー Z EYE 4730
出典:アマゾン
ヘルメットに付けるタイプのミラーもあります。小型軽量、目線をあまり動かさずに後方視界を確保できる。バイクが複数台ある場合など、バイクごとにミラーを用意することないのはメリット。
ただ、ミラーが小さいのでヘルメットの位置はいつもきちんと同じ位置でかぶらないと後ろが見えない。雑にヘルメットを置くと折れることもあるので注意。
手軽にバックミラーがほしい方や、まずはお試しでミラーを使ってみたい方などおすすめ。値段が安いのも手を出しやすい。
まとめ
ミラーに迷ったら、キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー BM-45にしておけば、ほぼ間違いはない。
ウチの2台のロードバイクにはブッシュ&ミューラー、もう2台にはキャットアイのミラーを取り付けてある。