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ロードバイクのタイヤといえば「コンチネンタルGP4000S2」。そう考えている方も多いのではないだろうか。ロングライド系を走っているオレだが、耐久性や耐パンク性ということを考えると、このコンチGP4000S2、もしくはグラベルキング・・・そう考えてしまう。
久しぶりにグラベルキングよりGP4000S2に浮気してみようと思う。
その前に、GP4000S2のラインナップなどチェックをしてみよう。
この記事の目次
コンチGP4000S2の概要
- コンチネンタルロードバイクタイヤウェブサイト(画像出典)
コンチネンタルGP4000S2というと、真っ先に思い浮かぶのが「ブラックチリコンパウンド」だろう。
通常、タイヤのコンパウンドの大部分はゴムが原材料となりできている。そのタイヤとして使用するには多くのカーボン粒子が含まれていなければタイヤとしては正しく機能しない。
そのカーボン粒子を極限まで小さくしたのがブラックチリコンパウンドとなっている・・・のだが、どのくらい小さくしたかというと、コンチネンタルの技術で、そのカーボン粒子の大きさは、それまでの1割までにした。
ナノカーボン粒子をロードバイクや自転車用のタイヤに採用。新たなコンパウンドラバーを開発してバイクタイヤに採用している。スゴイのかよくわからんが、とにかく小さくなったようだ。
さて、コンチGP4000S2には上記画像にもあるように「Vectran BREAKER ベクトランブレイカー」が使われています。これいはベクトランという化学繊維で、スチールの約5倍の引張強度持つ。このベクトランを耐パンクシートとして使っている。
まじすごいぜ!GP4000S2!!
コンチGP4000S2のラインナップ
Dimension | Technology | 仕様 | TPI | コンパウンド | 重量 | PSI |
---|---|---|---|---|---|---|
700 x 20C | Vectran Breaker | black/black Skin foldable | 3/330 | ブラックチリ | 185 | 130-160 |
700 x 23C | Vectran Breaker | black/transparent Skin foldable | 3/330 | ブラックチリ | 215 | 110-120 |
700 x 23C | Vectran Breaker | black/black Skin foldable | 3/330 | ブラックチリ | 205 | 110-120 |
700 x 25C | Vectran Breaker | black/black Skin foldable Reflex | 3/330 | ブラックチリ | 235 | 95-120 |
700 x 25C | Vectran Breaker | black/black Skin foldable | 3/330 | ブラックチリ | 225 | 95-120 |
700 x 28C | Vectran Breaker | black/black Skin foldable Reflex | 3/330 | ブラックチリ | 275 | 95-115 |
700 x 28C | Vectran Breaker | black/black Skin foldable | 3/330 | ブラックチリ | 265 | 95-115 |
コンチネンタルGP4000S2は20cと言う細いタイヤから28cまでラインナップされている。
その軽さは驚異的で20cの185gはもちろん、28cにおいても265gという非常に軽いタイヤに仕上がっている。これはすごい。265gといえば、ちょっとした廉価版23cタイヤと同じくらいの重量だ。
コンチGP4000シリーズ23c・25c・28cの実測値
実際にコンチネンタルGP4000シリーズを手にとって見た。それぞれの重量や実測値を計測してみたのでチェックしてみてほしい。
コンチネンタルGP4000 23cの実測値
コンチGP4000の23cの重量。カタログ値は205gのところ217g。
スケールでの実測値は約60mmの幅となっている。
ホイールに装着をしてノギスでの実測値は幅24mmとなっている。空気圧は7bar。
コンチネンタルGP4000 25cの実測値
コンチGP4000の25cの重量。カタログ値は225gのところ239g。
ただ、これは4000S2ではなく4000Sとなっている。
スケールでの実測値は約63mmの幅となっている。
ホイールに装着をしてノギスでの実測値は幅25mmとなっている。空気圧は7bar。
コンチネンタルGP4000 28cの実測値
コンチGP4000の25cの重量。カタログ値は265gのところ252g。かなり軽い値が出ている。
まとめ
コンチGP4000S2シリーズは安定のドイツ品質。ただはやはり、その価格が高いことが一つのネックになっていると思っている。
今シーズンは、このコンチネンタルGP4000S2の28cを購入して、今年のロングライドを走ってみようと思っている。
2018年の前半は同社コンチネンタルウルトラスポーツ2の28cを使ってみた。重量的には少々重いタイヤではあったが、超ロングライドである1500kmを全くノートラブル、安定した乗り心地、安心の走破性で非常によかった。
後半は値段は倍となるがGP4000S2を発注して、同様の超ロングライドで走ってみようと思っている。レポートもぜひ期待してほしい。