記事はプロモーションが含まれています
ロードバイクは自転車の中でも速く、遠くへ行ける自転車だ。あなたがロードバイク初心者でも、ちょっと練習をすれば50km、100kmと距離を伸ばすことができる。
ロードバイクを買ったけどサイクリングロードをのんびり走ったり通勤通学で使うには持て余してしまっている方も少なくないだろう。
近くのサイクリングロードをノロノロ走るにはいまいちだし、通勤や通学で交通の激しい国道を走るのは怖いし危険、ちょっとリスクありすぎる。
実際ロードバイクは、そういった使い方よりも楽しく、本来のポテンシャルを発揮する乗り方があるのだ。
初心者ロードバイク乗りでも楽しめる乗り方について見ていこう。
すこしでもロードバイクの魅力を知ってもらい、どんどん楽しんで乗っていただけたらめっちゃ世界が広がることうけあい!
初心者でも楽しめる乗り方とは
初心者でも楽しめる乗り方は、やはりロードバイクらしく、速く、そして遠くへ行くことの楽しさを感じてもらえる乗り方です。
しかし、いきなりレースで使われるような峠道や隣の都道府県をまたぐような遠乗り、自転車を分解して飛行機で北海道や沖縄、海外などへ輪行というのはハードルが高すぎる。
輪行のための自転車の分解や輪行のための自転車の組み方も覚える必要はある。
猛暑や極寒の環境でのロングライドなどいきなり高度な技術の要求や強烈な体力消耗を体験し、トラウマになるような乗り方は避けたいところです。
そのようなちょっと大変そうなロードバイクの付き合い方をしなくても・・・ロードバイクの乗り方の技術や自転車の運び方、そして体力など、まだまだ伸びしろのある初心者でも楽しめる乗り方をそれぞれ見ていこう。
ポタリング
ロードバイクを一番手軽で楽しめる乗り方です。買ったら最初におすすめしたい方法と言えます。いいじゃないかポタリング!
例えば、ママチャリで今まで行ったことのある所で遠目の目的地や近くのサイクリングロード、農道など比較的交通量の少ない道をゆっくり一周するような乗り方です。
とりあえずヘルメットをかぶって、ズボンのすそがギアに挟まれないようにバンドで止めたり、短パンの格好でゆっくり、マイペースに乗ってみることです。
するとだんだんロードバイクの乗り方に慣れてきて、気づくと今までよりも少し早いペースで乗ることができるようになっているはずです。
出来ないことができるようになるという感覚は、きっと楽しい体験となるのではないでしょうか。
まずはポタリング。距離はママチャリの4倍程度を目安にロードバイクで走り出してみよう。
ヒルクライム
ヒルクライムとは登ること。一番ポピュラーなのは峠を登ること。日本は山国。どの都道府県に住んでいてもちょっと郊外へ走れば峠の一つはある。
ヒルクライムは意訳すれば、坂道や峠道などを勾配のある道を走ること全般を意味します。
ロードバイク初心者がいきなり、富士スバルラインや乗鞍スカイラインなどを走るわけにはいかなりだろう(住んでいる地域によっては現地まで輪行する必要すらあります)。
そこで、初心者がまず行えるヒルクライムは、通勤や通学などで息切れするような坂道をロードバイクで行ってみて登ったり、慎重に下りたりして見ることです。
今までママチャリやクロスバイクでは辛かった坂道が、ロードバイクで登ると・・・きっと驚くような快適さ、速さで登れるようになっているはずです。
多少きついと思ってもロードバイクは10段以上の変速ができるようになっているので、一番軽いギアにするととても軽くペダルを回せるようになりますから、快適に坂道を登ることができるはず。
その快適さに楽しさを感じ、ロードバイクが魅力的な乗り物と思えるようになってくるのではないでしょうか。
ただ、まれに住宅地や学校に行く道など押して登るような坂道があります。
そんな坂道は上級者でも難しいことが多いので、まずはママチャリなどで何とか登れる程度の坂道からチャレンジしてみましょう。
-
初ロードバイクレースはヒルクライムだ!【ヒルクライム5選】
日本のヒルクライムイベントは本当に大人気となっている。ロードバイクはその性能から、あらゆる自転車の中で最も峠道や坂道などの走行、いわゆるヒルクライムが適した構造となっています。自転車というカテゴリーの ...
グルメライド
ロードバイクでのグルメライドはポタリング以上に楽しめる乗り方かもしれません。
グルメライドとは文字通り、サイクリングをしながらその道中や目的地で飲食できるポイントをあらかじめ決めておき、そこに向かって乗ることです。
最近はロードバイクをかけておくラックを作る飲食店や名所が増えてきましたから、隣町くらいの所でそう言ったお店がないかネットで調べるという方法がおすすめです。
ブログなどで紹介している人もいるので、それを見ていくのも良いかもしれません。
できれば、自転車に詳しい人と一緒に行くと車や電車で行ったことがない隠れた名店に出逢えるかもしれません。
ロードバイクで走ることで、普段は躊躇するようなスイーツや大盛り系のグルメ、地方や道の駅などにあるB級グルメなどもガッツリ、ガッチリ楽しめるぞ!
ロングライド
ロードバイクのロングライドは文字通り自転車で遠くまで走ることです。これは基本的に初心者ロードバイク乗り、単独で行くことはおすすめしません。
なぜなら、道中でパンクやトラブル(チェーンが外れたり、転んでけがをしたり)に遭った場合一人で対処できない場合があるからです。
それでも、遠くへ行けることは魅力なのでぜひ行ってもらいたいのです。
そこで初心者でも楽しめるロングライドとしておすすめなのが、ショップが行うショップイベントです。
ロードバイクを扱う多くのお店がそう言ったイベントを行っており、初心者向けのロングライドを企画しています。
参加者はお客さんがほとんどなので、トラブルがあれば一生懸命対応してくれますし、ロードバイクのトラブルがあっても非常にスムーズに対処してくれます。
もし、ロードバイクを通販で買ってしまった方でもちょっとした小物をそのお店で買うか、メールなどで問いあわせてみると、意外と気軽に参加できる場合が多いので、おすすめです。
初心者のロングライドの目標はまず100km!この距離をクリアできるとロードバイクの楽しさは倍増すること間違いなし!
-
ロードバイクでロングライドを走る【それぞれの距離の壁】
ロードバイクでロングライドを走るのは楽しい。しかし、ロードバイク・それぞれの距離の壁というものがあるとも感じる。わかりやすく言えば初心者ロードバイク乗りが100kmにトライをするということはよく取り上 ...
輪行
ロードバイク初心者の次なる一歩が輪行です。
これはロードバイクのホイールを外してハンドルを決められた形に折り曲げバンドで止めたりして、専用の袋に入れ、それを持って電車に乗って遠くへ行ったり、あるいは車に乗せて遠くへ行って、現地でサイクリングを楽しむというものです。
自転車の構造を多少なりとも理解していないと外すことも難しいですし、わざと空気を少し抜いたりする処置も必要になる場合も少なくありません。
ですが、経験者の方や前の項目でもお話ししたショップイベントで同行することによって覚えることもできますし、最近は動画でもたくさん紹介されていますから、動画を見ながら練習するのもおすすめです。
輪行ができれば、今まで行ったことがない街や山道でサイクリングが楽しめ、ロードバイクがより一層好きになるはずです。
○○1周
ロードバイクでロングライド、輪行ができるようになった次にぜひともチャレンジてもらいたいのが○○1周です。これは楽しい。さらに達成感もある。
日本は島国。さらに半島、島、山、湖など1周をして楽しい場所が多数ある。
この1周系ではいろいろな言い方がある。たとえば・・・
- オオイチ:大島一周47km
- ハチイチ:八丈島一周45km
- 富士イチ:富士山一周110km
- ビワイチ:びわ湖一周200km
- 浦イチ:霞ヶ浦一周120km
- 伊豆イチ:伊豆半島一周220km
- アワイチ:淡路島ロングライド150km
- サドイチ:佐渡ロングライド210km
ちなみに北海道1周は海岸線約2400km、九州1周は1500km位となる。あかん。
-
2020年 佐渡ロングライド Aコース210km 完走する11のキモ
「佐渡ロングライド」Aコース210kmの完走のためのポイントを見ていこう。ロードバイクロングライドで、以前(2017年)佐渡ロングライドにエントリーをして無事に夫婦で完走をした。 距離も210kmはブ ...
エンデューロレース
ロードバイク初心者がバイクの速さを高めたり、集団走行がどのようなものかを見たいのであれば、ぜひロードバイクのエンデューロレースにエントリーしてみよう。
おすすめは3時間・100kmくらいのレースが適当と思う。約3時間であれば80kmの距離、100kmのレースであれば約4時間ほど。どちらも半日レースだ。
あとは仲間とチームを組んでエンデューロレースに出るのもいい。走る間で休憩も取れ、またサーキットで走っている状態を客観的にみることもできるので、たくさんの発見があるはずだ。
-
2013年初ロードバイクレース:ソロで走った鈴鹿エンデューロ3時間
鈴鹿エンデューロ3時間をソロで走ってきました。ロードバイク初心者が初めて走るレースはヒルクライム、もしくは耐久レースはいいと思います。 私は登りがキライなので・・・おのずと耐久レースを選択しました。 ...
まとめ
ロードバイクのその楽しみ方は本当にたくさんある。これがオートバイだと、レースに出るのも一苦労でハードルがめっちゃ高い。
しかし、ロードバイクのレースやイベントは初心者でも問題ない。逆に初心者から楽しめるレースやイベント、ヒルクライムは目白押しだ。
さらにポタリングやグルメライドなど、いままでは車などを使って行っていたことをロードバイクでできる。
ぜひロードバイクに乗っていろいろ楽しんでみよう!