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ロードバイクのビンディングシューズを履いていると、1足は持っておきたいのがシューズを覆うシューズカバーです。
今回、シューズカバーの役割や種類、選び方について解説し、まとめました。
これを読めば、シューズカバーの意味や選び方がわかるでしょう。
シューズカバーとは?その役割
シューズカバーとは、ビンディングシューズなどを覆うカバーのことです。
ビンディングシューズは、基本的に夏の日差しや暑さを意識した設計で、軽量さを追及しているために薄くできています。そのため、風が吹くと通気性が良すぎたり、雨が降ると靴の中に入りやすかったりといったデメリットも多く生じます。
それらのデメリットを文字通りカバーしてくれるのがシューズカバーです。
ちなみに、ビンディングシューズの足裏の踏み付け部分(前足部)にはクリートと呼ばれる留め具が、かかと部分(後足部)にはスパイクがついてるものがほとんどです。
そう言ったシューズの構造に配慮し、底面に穴が開いていたり、底面をマジックテープで留める仕様になっているのも特徴といえるでしょう。
また、シューズカバーには様々な種類があり、役割も様々なものがあります。
次の項目ではそれらについて解説していきましょう。
シューズカバーの種類
シューズカバーには主に次の3つの種類が挙げられます。
- ジッパー型
- レインカバー型
- ソックス型
これらについてついてそれぞれ解説します。
ジッパー型シューズカバー
出典:アマゾン
シューズカバーの背面にジッパーやマジックテープなどの留め具がついているタイプです。
オーバーシューズという別名もあり、生地を引っ張らずにすぐ履ける特徴を持っています。
軽さや空気抵抗を追及しているモデルもあり、多彩なカバーが展開されています。
レインカバー型シューズカバー
出典:アマゾン
後述するソックス型に似ているタイプで、靴下のように靴の上から履くタイプです。
防水加工がされており、ゴムのような素材も少なくありません。
強く引っ張っても千切れることがないうえ、カバーの隙間から水が入ってくることもないのも特徴です。
ソックス型シューズカバー
出典:アマゾン
ソックス型は、伸縮性の高い素材でオーバーソックスの別名もあります。
シューズへの密着度が高く、ペダリングしやすいメリットもあります。
ただし、底面が自分の使用するクリートとマッチするかを事前にチェックしておかないと、自分でカットしたり、合わないであきらめたりといったことが起こるので注意しましょう。
シューズカバーの選び方
シューズカバーは様々な用途で選びます。
ざっと紹介すると次の4つが挙げられます。
- 防寒
- 防水
- 空気抵抗
- デザイン
これらについて解説しましょう。
防寒性について
軽量性や通気性に配慮しているビンディングシューズは、基本的に防寒性能を犠牲にしたものが少なくありません。
こういった弱点をシューズカバーで覆うことによって防風性や保温性を足元に持たせることができ、防寒対策になります。
防寒に特化したものが多く存在し、「着用目安温度」や「想定温度」を表示しているモデルも少なくありません。
防水・雨用について
レースやサイクリング中に雨が降ってくることも少なくありません。
そう言ったときにシューズカバーをつけることで、足元に撥水性を持たせることができます。
これらのモデルは、防水性能が高いものが多く、汚れもはじいてくれる場合すらあります。
ただ、しっかり洗えないものもまれにあるので、丸洗いできるかチェックすることも重要です。
空気抵抗について
ロードバイクは空気抵抗との戦いです。当然シューズカバーも例外ではありません。
表面にポリウレタンコーティング加工を施すなど、高いエアロ効果を施したものも多く、レース志向の方は、こういったタイプのカバーを選択するのも重要です。
デザイン(ウェアと合わせる)について
デザインで選ぶのも重要です。シューズカバーはデザイン性を意識したものもたくさんあります。
自分のウェア類とのコーディネートも考えてチョイスするのもおすすめです。
サイズチェック
シューズカバーのサイズは、靴ほど厳密ではありません。多くはS・M・Lなどで表記され、大まかなサイズで選択することになります。
メーカーによって同じMサイズでも対応する靴のサイズが異なるので、目安表などがあるものは、それを見てチェックしましょう。
また、ヨーロッパのブランドの靴は「43」など、いわゆるユーロ表記になっているものもあるので、cmに換算してシューズカバーの対応サイズと見比べるのもおすすめです。
足首の長さ
足首の長さにも注目しましょう。
例えば、防水であれば長めのものを選んだり、空気抵抗を意識するのであれば短めのものを選んだりと、用途に合わせて選ぶのもポイントです。
トゥカバーなら着脱が簡単
シューズカバーをつけるかどうか迷った場合は、着脱が容易なトゥカバーもおすすめです。
つま先だけをカバーするものですが、特に冷えややすく、ぬれやすいつま先をカバーするだけでも効果が絶大です。
また、不要な場合はコンパクトにまとめられるのでポケットにも入るなどメリットも少なくありません。
おすすめトゥカバーとシューズカバー!13選
オススメのトゥカバーとシューズカバーをチェックしてみよう。季節が秋から冬になっていくと足先も寒くなってくる。
ぜひ冬が訪れる前にお気に入りのトゥカバーとシューズカバーを手に入れておこう!
おすすめトゥカバー
足のつま先を冷えから保護するトゥカバーは、保温はもちろんのこと、防水機能や防風機能がついている商品がたくさんあります。
また、履いたり脱いだりするのが楽なトゥカバーもあります。
ROCKBROS(ロックブロス)自転車 シューズカバー
出典:アマゾン
防風、防寒、防水機能を兼ね備えたROCKBROSのトゥカバーです。フリースなので冷えやすいつま先がしっかり保温できます。
また生地が厚めので風からもしっかりと守ってくれます。
伸縮性があり脱着は簡単でシューズを履いたまま手軽にできます。靴底にケブラー材質を採用して耐摩擦が強く、擦れ続けても破れにくいのも特徴。
一通りの機能が備わっており、2千円で買うことができるのでコストパフォーマンスが良いです。
Fizik(フィジーク) WINTER ウインドプルーフ トゥカバー
出典:アマゾン
フィジーク製のトゥカバーで、撥水加工がされているので雨の日でも安心して走行できます。
撥水コーティングがされているので、水洗い時でも水をはじくのがよく分かります。
程よい厚さで風を通さないようにしっかりとされています。気温は10度前後の日に使用するのがおすすめです。
[パールイズミ] サイクルウェア 7975 メンズ
出典:アマゾン
パールイズミのトゥカバーで少し寒い日や、寒い日にシューズカバーの内側に重ねて着用する使い方が良いです。
シューズカバーと合わせて二重にすることで、つま先の防風・保温機能をさらに高められます。
単体で使う場合は秋から初冬が良いです。
[パールイズミ] サイクルウェア 7955 メンズ
出典:アマゾン
パールイズミ製で、しっかりとした保温性のある気温10℃に対応したハーフタイプのカバーです。
防風性と保温性とを兼ね備えているので心強いです。
脱着についてはベルクロでとめるタイプなので簡単です。
コンパクトな持ち運びにも便利です。
おすすめシューズカバー
足首まで保護してくれるシューズカバーは寒い日にはとてもありがたいアイテムです。
防水機能、防風機能、滑り止めなど必要な機能をほぼ兼ね備えているものがたくさんあります。
フルカバータイプは履いたり脱いだりするのが手間な商品が多いですが、履きやすいファスナータイプなどの商品もあります。
CXWXC 自転車用 シューズカバー
出典:アマゾン
CXWXCのシューズカバーで防水、防寒、再帰反射、滑り止の機能を兼ね備えています。
フリース素材なので保温性がとても高く、氷点下の気温でも安心して走行できます。
寒いのが苦手の人は冬用ソックスとも履けば完璧です。
気温が上がると熱く感じるので、気温が上がって外す場合は少しかさばるのでリュックなどしまう場所を考えておいたほうが良いです。
ROCKBROS(ロックブロス)自転車 シューズカバー
出典:アマゾン
ROCKBROSのシューズカバーで秋冬に向いています。
防風、保温性はしっかりしていますが真冬の寒い日よりは少し寒い日に使用することをおすすめします。
防風、撥水、再帰反射、滑り止め付きでビンディングシューズ対応ですが約2千円で買えるのでコストパフォーマンスが良いです。
[サンティック] シューズカバー 自転車 ロードバイク用
出典:アマゾン
Santicのシューズカバーでシンプルなデザインが特徴です。
裏起毛なので保温性が高く、0度近い寒い日でもほとんど寒さを感じないです。
保温性、防風性能については文句なしですが、防水機能は弱いです。
防水機能付きですが、防水機能はあまり効果が発揮できていないので、雨の日での使用は避けたほうが良いです。
脱着についてはファスナー式なので楽です。
Lixada オーバーシューズ自転車靴カバー靴
出典:アマゾン
Lixadaのシューズカバーで防水機能がとても優れているので、悪天候での走行に重宝します。
防水機能はしっかりしていますが、防水スプレーも使うとさらに安心です。
少しタイトですが、しっかりと伸びるので、フィットしてパフォーマンスが向上につながりそうです。
しっかりしたシューズカバーですが、2千円以内で購入できるので、コストパフォーマンスが良いです。
(シマノ) SHIMANO S1100R H2O シューズカバー
出典:アマゾン
シマノのシューズカバーで、防水、保温に優れているシューズカバーです。
裏地が断熱フリースなので保温性が高いのですが、0度くらいまでの気温の日に向いています。
氷点下の気温で使用すると少し冷えを感じます。
あまり伸縮性がないので履くときに力がいるのと、時間がかかることもありますが、すぐに慣れます。
フィットするのでしっかりと風を防いでくれる心強いシューズカバーです。
FOOTMAX ロードバイクシューズカバー
出典:アマゾン
FOOTMAXの伸縮性と通気性が高いことが特徴のシューズカバーです。
伸縮性はありますが、タイトで履くのに少し苦労します。
しかし、しっかりフィットするので暖かく、保温性については文句なしです。
色はイエロー、ブラック、ブルー、ホワイト、レッドから選べるのもうれしい点です。
蛍光色が多いので、視認性が高くなるメリットもあります。
[パールイズミ] コーティング ロング シューズカバー
出典:アマゾン
パールイズミのシューズカバーで保温性に優れています。
真冬の寒い日でも安心して走行できます。ファスナータイプなので履くときも楽です。
ファスナー部分は補強されているので耐久性についても問題ないです。
プロ、アマ問わずに非常によく使われている「ど定番」で、価格に合った性能を発揮してくれています。
(パールイズミ)PEARL IZUMI 86 コーティングシューズカバー
出典:アマゾン
パールイズミの秋冬向けシューズカバーで、空気抵抗を抑えてくれるのが特徴の商品です。
ファスナータイプなのとぴったりとフィットするので履きやすいです。
走行中に暑くなって外したいときにすぐ脱げてコンパクトに収められるので助かります。
シルバー、パールイエロー、ホワイト、ブラックとバリエーションが豊富なのも良いです。
Fizik(フィジーク) WINTER ウォータープルーフ シューズカバー
出典:アマゾン
FIZIKのウインターライド向けシューズカバーです。
真冬の寒い日でも暖かく、寒い季節には重宝します。
防水機能付きですが、防水は少し弱いので悪天候での走行には適しません。
見た目はあまりかっこよくないですが、保温のための素材には拘っているシューズカバーです。
まとめ
シューズカバーはビンディングシューズの弱点を補完するアイテムです。
さらに用途によっては空気抵抗の軽減など、シューズの性能を高めるものすらあります。
今回紹介したポイントを目安に選んでみましょう。