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ブラックバーンアウトポスト シートパックを買った。
容量が11Lもあるビッグサドルバッグ。しかし、構造が簡単なため、その容量とはうらはらにバッグ自体の重量は軽い。
ドライバッグ込みで500g程度だ。
さて、この11Lという容量だが、一体どのくらい荷物がはいるのだろうか。
2泊3日分の荷物を実際に入れてみてバイクに装着、その時の取り付け寸法などをチェックしてみた。
この記事の目次
ブラックバーンアウトポスト シートパックの主要諸元
![](/imedia/16061314-01.jpg)
- 重量:500g
- サイズ:L185mm X W165mm X H460mm
- 容量:11.0L
- 大容量シートパック
- 取り外せる防水スタッフバッグ
- 荷物に合わせて容量を簡単に変更できる
サドルとリアタイヤのクリアランスは20㎝程度は必要だが、実際にチェックをして見るので、そちらで確認をして見てほしい。
さて、上記画像を見てわかるようにスタッフバッグはかなりの大きさがある。ティッシュ箱と合わせてみるとかなりの大きさということがわかるはずだ。防水というのも非常にうれしい。
自転車で2泊3日分の荷物一覧
![](/imedia/16061314-02.jpg)
- サイクルジャージ半袖×2
- サイクルパンツ×2
- レッグウォーマー
- ソックス×2
- モンベルスーパーメリウールTシャツ×2
- ウィンドブレーカー
- レインジャケット
- タオル
- タイヤチューブ
- 各種充電器・ケーブル等
以上のグッズを揃えてみた。
2泊3日なので1日目は着ていくものとして、残り2日分の着替え、予備チューブや各種充電関連を揃えてみた。
この状態でバッグに余裕があれば、非常に助かるというものだ。
各種充電器・ケーブル類
![](/imedia/16061314-03.jpg)
今や自転車もGPSやライト類、そして手持ちのスマートフォンなどを考えると、デバイス類の充電器は、もはや必須といえる。
いつも持っていく充電器とケーブル類は以下のものとなる。
- パナソニック急速充電器単3・単4
- 3ポートUSB充電器
- キャットアイヘッドライト充電器
- ガーミン用ケーブル
- デジカメ用ケーブル
- マイクロUSBケーブル
かなりかさばり、そして重量があるものがデバイスの充電器だ。
いつもこの3点を持っていく。単3・単4でガーミンEtrex20とテールライト類のバッテリー充電をする。
基本的にヘッドライトはいつも照射しているので、毎日充電は必須だ。
3ポートの急速充電でガーミンEdge800、スマートフォン、デジタルカメラの充電を行う。デジタルカメラもUSBで充電できるタイプにしておくと、充電器1つ減らすことができるので良いと思う。
実際に荷物をスタッフバッグに詰め込んでみよう
![](/imedia/16061314-04.jpg)
さて、これらの荷物を詰め込んでみよう。
スタッフバッグは先細りの形状をしているので、先端には自由に変形のできるものがよいだろう。
まずはTシャツを入れる。このTシャツはいいぜ!ウールは暖かいし、汗がすぐ乾くし、また冷たくならない。手放せない1品だ。
![](/imedia/16061314-05.jpg)
サイクルパンツを入れる。
![](/imedia/16061314-06.jpg)
ジャージ類を入れる。
![](/imedia/16061314-07.jpg)
だんだんと広いエリアになってきた。チューブとウィンドブレーカーを入れる。
![](/imedia/16061314-08.jpg)
レッグウォーマー、タオル、ソックスを入れる。
![](/imedia/16061314-09.jpg)
デバイス充電器類を入れる。
![](/imedia/16061314-10.jpg)
最後にレインジャケットを入れた。
![](/imedia/16061314-11.jpg)
これらの荷物をスタッフバッグに入れて、ロールアップをする。ロールアップした後はハーネスで固定をする。
ちなみにこれらの荷物を入れて6巻きロールアップ出来たので、あとバスタオル1枚程度分の荷物が余裕で入りそうだ。
補給食や輪行袋なども余裕で入る。
バッグ装着をそれぞれの寸法・重量
荷物をバッグに入れた後、バイクに取り付けるわけだが、その実寸法や重量は非常に大切だ。
実際にロードバイクに乗った時、実用性がない場合は使えないからね。
というわけで、この状態の各種寸法や取り付け状態、使い勝手、重量をチェックする。
サドルバッグ全重量チェック:2.72㎏だった
![](/imedia/16061314-13.jpg)
サドルバッグ本体にスタッフバッグを挿入して、バックルを止めて重量を測ってみた。
トータルで2.72㎏となった。
この重量であれば、ロードバイクのサドル下に取り付けるバッグとしては、問題ないレベルであろう。あと1㎏程度は問題ない。
取り付けはしっかりとしているので、かなりの重量まで耐えることができるだろう。たとえば重量のあるアイテムは奥のほうに詰め込めばバランスも良くなるはずだ。
ただ、実用を考えると最大5kg程度にしておくと良いのではないだろうか。
全長チェック:50cmだった
![](/imedia/16061314-12.jpg)
バッグ全長を測ってみると約50cmだった。
ブラックバーンアウトポスト シートパックを取り付けてみる
![](/imedia/16061314-14.jpg)
サドルバッグ取り付けはサドル本体に2か所のベルトとハーネス、シートポスト部は2か所のベルクロベルトで取り付けることができる。
取り付けは非常に簡単で、1-2分もあれば取り付け可能だろう。
順番としてはサドルバッグ本体を取り付けてから、スタッフバッグを挿入したほうが良いだろう。
最後に各種ベルトを調整する。
サドル取り付け部寸法
![](/imedia/16061314-15.jpg)
シートポストにあたる部分の寸法は約15cmだ。このエリアに最低でも15cm程のエリアがほしい。
サドル下のバッグ厚寸法
![](/imedia/16061314-16.jpg)
バッグ取り付けのストラップがあるサドル直下のバッグ厚を測ってみる。
このエリアで約15cmほどの寸法となっている。
![](/imedia/16061314-17.jpg)
この取り付け状態でタイヤとのクリアランスが7cmとなった。
これだけのクリアランスがあれば、全く問題ないであろう。
以上のことを考えるとサドルとタイヤのクリアランスは20㎝はほしいと考える。
スタッフバッグの上に荷物は乗るか
![](/imedia/16061314-18.jpg)
スタッフバッグの上にはストラップが通っている。
脱いだウィンドブレーカーなどはこのストラップに固定が可能だろう。
軽いものであればゴムロープやベルトなどで友締めすれば固定して積むことが可能と思われる。
ただ、サドルより後ろになるので、重心のことも考え重いものは避けたほうがいいだろう。
また命綱必須だ。
サドルバッグ後ろのベルトループ
![](/imedia/16061314-19.jpg)
サドルバッグ後方にはアクセサリーやテールライトを取り付けることができるベルトループが10か所もある。上下で5か所ある。
後方に反射材処理などないので、ここにはテールライトを取り付けると良いだろう。
スタッフバッグの取り外し方
![](/imedia/16061314-20.jpg)
スタッフバッグの取り外しは非常に簡単だ。
![](/imedia/16061314-21.jpg)
バックル2か所を外せばスリップオンのスタッフバッグは簡単に取れる。
![](/imedia/16061314-22.jpg)
バイクから離れる時など、これは本当に助かる。
ロールアップした部分が取っ手になり運ぶ際は便利だ。
ただ、輪行などをする場合、本体に取り付けた状態だと持つところがない。そのあたりは別のストラップや肩掛けのベルトを持参すると良いだろう。
まとめ:ブラックバーンアウトポスト シートパック
ロードバイクといえども、ロングライドや泊りがけツーリングで荷物が増える。そんな時真っ先に思いつくのがデイパックの類だが、やはり背中や肩に負担がかかる。
しかし、このサドルバッグならかなりの容量の荷物を一気に飲み込んでくれるので、全く問題がない。
また中に入れるスタッフバッグを別に用意して2つなどに分けることも可能だ。
取り外しも簡単、取り付けるバイクの形状も選ばないという自由度も助かる。
スタッフバッグの固定法も余裕があるので、容量が最大11Lから半分以下の状態でも取り付けできる。本体は軽量なので、ほとんどのシチュエーションにおいてこのサドルバッグひとつでまかなえるかもしれない。
値段もそこそこなので、はじめてのビッグサドルバッグにはかなりいいのではないだろうか。
アマゾンで発注をすれば、その日にすぐ届く利便性もよいだろう。
ロードバイクでこの夏、ロングライドやツーリングを計画しているのであれば、このサドルバッグを、ぜひチェックしてみてはどうだろう。